次の活動に向かっての訓練を描いた第五話。廃墟の中を走り回ったり建物の屋上から別の屋上へ飛び移ったりすることを果たして訓練というべきなのか^^;
中学生の「秘密基地ごっこ」とどう違うのか疑問符がつかないでもありません。
そしてこの現代社会に置いて空き家だったらいざしらず、あの訓練でどうにかなるほどショボいセキュリテイの施設などあるのだろうか?
という疑問も当然浮かぶわけですが、Gumpaさんがあの訓練で鍛えたいのは「心」の方のようなので実戦の役に立たなくてもそれはそれで構わないという事なんかもしれません。
わりと根性論の人ですね。
Not Me。第五話の感想を
訓練の模様と並行して描かれるのが「Gram君は何者なのか?」という謎解き。
会おうか会うまいかウジウジしてたWhiteさんの元に、当のBlackの彼女と思われる人がやってきて「愛してる」としなだれかかるのが4話のラスト。
「そっから先は多分需要ないですよ……」
というこちらの意図を汲み取ったのか^^;彼女はそのまま眠りに落ちる。
ここ。しなだれかかってた女性が眠ってしまってそれを静かにWhiteがベッドに横たえる。
までをシーン切らずに見せているので「流れに任せて寝技に持ち込まれました」という推測の余地がまるでないのがフレンドリー。
「それは期待していません」という視聴者が、ヤキモキしない優しい作りになってましたね。
朝が来て。そそくさと去る女性を尾行するWhiteさん。
バンコクらしい狭い水路を追いかけていくと、女性が接触したのはGramであった。何事かつぶやく女性を優しく抱きしめるGramの姿に「まさかGramが兄ボコボコの件に絡んでいるんだろうか?」という……。
「え?そっちを疑うの?」という方向に疑惑の念を広げていく。
僕にはどう見ても、
「Blackはもう私のことなんて好きじゃないのよ」「そんな事ない。今ちょっと彼は動揺してるだけなんだ」「でも(とグシュグシュ泣く」「大丈夫だから(と抱きしめる)」
的な会話をしていて、Gramさんは友人の1人として彼女を慰めているんだろう……。と思えたんですけどね。
この密会が契機になってWhiteはGramの身辺調査を開始するが、あまりに杜撰で^^;すぐにGramに感づかれ、他のメンバーと共謀した彼によって大変な事に!という所でお話はおしまい。
途中、Blackの部屋にあった「G」と「B」のイニシャルが刻まれた置物と同じカードを見つけるWhite。友情ではなく恋愛をほのめかすメッセージが書かれていた事からWhite探偵は「GramはBlackが好きだったのか!」と推測しますが……。
え?逆のパターンだってありますよね?
BlackがGramに恋をしちゃって渡したものを、Gramが捨てずに隠し持っていたという線もまだ捨てきれないと思うのですが……。
GramはBlackの気持ちに応えたい部分もあったけど、彼女の存在があるから返事をしない(もしくは断った)。
という展開を僕は推測したのですが、どうもWhite探偵とはことごとく意見が合わないようです。
同棲してもあいもかわらず色っぽい展開からは無縁なWhite&Sean組とは別行動で、Yok探偵も運命の人Unarを探す。そしてサクッと見つける^^;
Yokさんでも思いつくような行動パターンをしていたらUnarさんも早晩捕まってしまうだろうな……。という思いもありつつも。
このシーンはYokさんのストーカー気質が存分に発揮されたシーンというか^^;
そろりそろりと近づいて、スーパー至近距離で「見つけた」ってささやくとか、ホラー映画の演出だから。
甘いささやきの代わりにダガーナイフ振りかざして天に召される最初の犠牲者。
的な演出だから^^;
Yokさんのあまりに怖すぎる登場にそりゃ甘い雰囲気が(どんだけYokさんは微笑みを浮かべていたとしてもだ)生まれるわけもなく、逃げるUnar追うYok、というお決まりの展開に。結局巻かれてしまうので、Gumpaさん、やっぱり訓練の成果はあまり出てないと思います。
という感じで、待て次号!