タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL『Only Boo!』2話。工夫の詰まったダンスシーンに思えず笑みがこぼれてしまう

いよいよ本格的に始まったMoo君の新しい学校での生活と「運命の人」Kangの日常と人となりを深堀りしていく。

タイBL『Only Boo!』2話の感想を

rukacchii.hatenablog.com

おそらくいまだ転校初日の朝なのに、とにかくイベントで忙しい。

学校のギャング感ある2名と、あわや衝突という事態を起こし、校長を用務員と間違えて校長室に連れて行かれ、その後学食で運命の人Kang兄さんと再会を果たす。

なんとこの学食での再会は「始業前」。

分刻みのスケジュール感に驚きますし、タイの学食は朝も営業をしている事実にも驚きました^^

 

スケジュールだけはアイドル並のMooさんも、ようやくクラスメイトの前で自己紹介。

母が有名なエンタメ企業の偉い人だという事を、ドヤった感じの担任にバラされてしまったが為に、Mooさんはいじめっ子と思しきグループに追いかけられる。

いつまで校内にいるんじゃい?^^;

という感じのKang兄さんもこの逃走劇に介入し、Mooさん共々校内の秘密の場所へと連れて行かれる。逃走劇の黒幕は朝に出会ったギャングの2人(半日たらずで三回も遭遇)、PotaeとPoyos。

ビリビリの刑に処されるかと思いきや、ライトアップと共にMooの前で踊りだす。

初回、オーディション会場で踊るMooを見たシーンで感じたのは

「ダンスはビジュアルが重要なので照明やカメラワークのクオリティに大きく依存してしまいそう。お金も時間もかかるので毎回見栄えのあるシーンにするのは難しそうだな」

という事でした。

本格的なダンスシーンはここが最初だと思いますが、無理にイケてる感じを追求せずに、無表情でリズムを取る控えの生徒などを挟み込み、コミカルなニュアンスを味付けがされていて、微笑みしながら見る事ができました。

続く公園のシーンでもダンスシーンがありますが、ここもパフォーマンスではなく、音楽がかかると自然に体が動いてしまうMoo君と、それを止めようとお触りすることになるKang兄さんのバカバカしいやりとりに主眼が置かれた作りになっている。

このやりとりはお約束とはいえバカバカしさの極北にあり、人によっては脱落要因になるだろうなと思いましたが、そうそうピュアなダンスパフォーマンスを見せられない一方で似非ギャング2人がそこそこ踊れる事は見せておかないといけないわけで、面白い工夫だと感じました。

 

とはいえこの2人の見どころはこの後に来るBLパート。Tシャツを脱いだTaoさんの輝く上半身に、Poyosさんの飲んでる水が喉に入らずタンブラーからダダ漏れ

という描写が「あ、この2人はサブカプですか」と理解できるし、目を反らしておろそろするPoyos君の可愛らしさも伝わってくる。

演じているのはMoo役のKeenと同様にProjectAlpha出身のAshiさん。CherryMagicにもでていたそうですが、インターファンには事実上これが初お披露目。

彼女持ちのTaeとダンスグループを組みつつ淡い想いを募らせる。個人的にはMooよりもPoyosの方に現時点ではいじましさを感じます。

 

Mooさん含めた3人のダンサーの紹介を交えつつ、いい人一本槍、Mooのいる場所どこにでもいるKangさんの過去が明かされる。

タブレットを買ってくれとせがんだら、買った当日お父さんが交通事故で亡くなった。それを自分のせいだと思っている。

夢を諦めざるを得なかったKangさんが、Mooとの出会いを通じて夢を取り戻し、Mooの夢が叶うようにサポートをする。

という感じになるのでしょうか。

となるとKangさんの方が差し出す物が多い印象がしないでもありませんが……。

待て次号!

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