せっかく同棲に持ち込んだのに目覚ましの代わりは投げ込まれた催涙ガス。
わずかに甘い雰囲気だったのは冒頭のみ(需要なさげなのは後半に差し込まれましたけど)。サスペンス強めの回となりました。
ま、とはいえ映像的にリアル感を追求してることもあり、序盤に狭いベッドでひっついて寝てる姿は(特に足が)艶っぽい。プルプル震えるふとももが見どころと言えなくもないでしょう。
サービスカットは。短く!しかし濃く!を追求しているのでしょうか。ありがたや。
Not Me。第四話の感想を
そもそもWhite君がBlack兄さんになりすましたのは、ヤンチャメンバーの誰かがBlack兄さんを病院送りにしたんじゃないか?と疑ってのこと。
いきなり放火現場(しかも兄さんの発案)に連れて行かれオロオロアワワしたかと思ったら、自分のアイデンティティに悩み始めてGumperさんの所に居候することになり。
……と。当初の目的とは違う展開で盛り上がってきましたが、今回は再び「兄さんをヤッたのは誰?」という部分を追いかける展開。
3話で出番のなかったTodさんが、序盤に「イケスカねーお坊ちゃま」を体現しながら再登場。初回からあんまり好印象を与える人ではありませんでしたが、Black兄さんたちが意義を唱えているのが「既得権益にどっぷりつかって骨までしゃぶり尽くす人」である事を知った後では、自分の特権甘受する彼の姿はなおのこといけ好かない。
「絶対お前、兄ちゃんボコった事に関与してんだろ?」
という、うさんくささを香水のように振りまいてます。
この彼にそそのかされる形で「兄ちゃんの彼女」として捜査線上にあがった女性と接触するWhite。
並行して、Blackが以前と変わった事にいよいよ疑惑の視線を投げるSean。そして次の「活動」へのセットアップなんかがなされました。
ま、なんというのかちょっと落ち着いた回になりましたね。
BLなんだから、事件の少ないこのタイミングで2人が距離を詰めるのかと思ったらそうでもないし、サブカップルであるはずのYokとUnarも進展せず。
初回、二回と襲撃してきた実業家・ナウィー。その彼とSeanがなんらかのイザコザを抱えてるらしいというのが今回の新情報。
他のメンバーが、次の「活動」のターゲットとしてそれぞれ違う趣向を打ち出してるのに、Seanだけは再びナウィーに的を絞り続けているあたり、彼の父とナウィーの間になにかイザコザがあったんだろうということは想像されます。
少し気になっているのは、彼らヤンチャ四人組のボスとして静かに君臨するGumpaさん。彼は実行部隊としてはなにもせず、かといっ知恵を絞るわけでもない(作戦の立案もヤンチャ組にさせるので)にもかかわらず、ヤンチャ四人組からは一定の支持を受けているのは何故だろう?
さらにヤンチャ四人組を焚き付けてまで、彼は一体何を訴えたいんだろう?という部分が気にかかります。ちなみにGumpaさんを演じているのはPapangさんという役者さん。経歴はそれなりに長いのですがBL作品への出演は昨年のFish upon the skyから。
作業着姿が様になってるし、ヤンチャ共のリーダーとして毅然とした様もかっこいいので、ただの端役にとどまらない大きな役回りはこのあともしかしてあるんだろうか?
と気になりました。
今回は見ている間中「???」という疑問ばかりが湧き上がる展開。
お楽しみは。待て次号!
ということなのでしょうね^^