「王道の少年漫画」的展開で、そりゃこちらの心も燃えてくる。大満足の第一話でした。
タイの田園風景の素朴な美しさの中で、Yoちんが、あっちにこっちに空回りするカラッとした作風のせいで個人的には好感度の高い作品となりました。
序盤の教師と生徒、みたいな精神年齢の差は見る間に縮んで、これでようやく「パートナー」としての物語が始められるようにも思えます。
時代のせいか、TheeもRatiも奥ゆかしいので恋の歩みもスローペース。
まさかの一時間半の拡大版。もはや映画のようなボリュームでした。物語の発端となるSackの事件は(表向きは)カタがつき、Jomさんへの反抗期も後悔と共に過去になり前半戦はキレイに終了。
折に触れて「これはBLなんですよ」という事を思いださせるエピソードはあるものの、全体としてはJomとYoの周りで起きるアクシデントをコミカルなトーンは崩さず描いています。
Rati役Innさんのお耽美なただずまい。とにかく美しい。20世紀初頭の欧風ファッション(というのかな)に身を包んだInnさんは、ただ突っ立ってるだけでもポストカードみたいに様になってる。
それでも、ジョーという少年はペーにとって「親友」として胸の中に住み続けるのだろうし、きっとそれをジョーも喜ぶんじゃないのかな。
捕まえたのが魚ではなく、アレだと知って、どうして笑顔になるんだよ!Jom^^
おばあちゃんは頭上に青空が広がる広い家を手に入れた。彼女がポツリと漏らしたように「人があつまる」広い家を手に入れたけど……。
感情的なやりとりが連発する後半は、鬼気迫る演技の応酬は見応えがありました。だがしかし
居候しているDK3人組もフィーチャーされてのドタバタ劇は微笑ましくて楽しくて、それでいて物語の中盤からは「親の想い」とか「ごめんなさい」する大切さ、みたいな照れくさいけど、素朴で温かいメッセージを訴えかけて、ほっこりさせます。
BL的には定番、かつ「おいしい」展開ですが、色っぽい方向には(匂わせつつも)進んでいかず「インとお父さんサイアムに一体なにがあったのか」をほぼほぼ2話使って暴いていく。
ストーリーの骨格もしっかりしていて、個々のエピソードも遊びがいっぱい。そのうえ舞台となるタイの農村の風景は素朴でいて美しい。 オープニングにかかる曲の垢抜けてない感じも作品の世界観とマッチしていて好ましい。
面白そうなもの。客が喜びそうなものは、なんでもぶちこんじゃえ!というてんこ盛り感こそこのシリーズの魅力だと思うし、初回はこちらの期待を上回るてんこ盛り感だったとおもいます。
どの出来事も解決しないままなので、物語が前に進んでいるような気がせず、凪の状態が結構長く続いている印象
母モンが舞台を去り、残されたインとウェーン。でもBLあるあるな展開にはならず、以降もプラトニックな関係が続きます。
DreamちゃんがなんでNightに肩入れするのかちょっと判らない。お金持ちだということ以外に「アタリ」要素が見受けられないと思うのですが^^;
恋人のような息子と母親。そこに現れる旧友の男性。3人の男女が織りなす静かだが濃密な物語。の予感がします。
低めの熱量を維持しつつ「なにか良くない事が起こりそう」という空気の不穏さだけをエンジンに、視聴者の興味を持続させることに成功しています。
思った通り。しかもコテコテ。でも見てて恥ずかしくない。きちんと笑える。そしてなにより憎めない。役者の個性にあったいい役なんじゃないかと感じました。
Ryan周りで不満はありますし、BLドラマとしては主役2人の影が薄い印象もありますが、インターン5人のキャラも立ってて総じて面白く見る事ができました。
確実にタイBLを語る上での金字塔と呼べる作品が、まさかのリメイクされました。
「そう来たか!」という驚きでこちらの心を鷲づかみにするタイならでのクライム・サスペンス
メインのラブストーリーがJaneとRyanではなくTaeとBae-meeになってはいないか? という疑問も感じる^^;
仕事もそこそこの状態で気持ちが恋愛に走りがちなインターン、Ryan君がついに(というかまたも?)やらかす。
お仕事ドラマとしてひた走ってきた4話から、少し空気を変えましてBL、GLらしい展開が増えました
明るく、バカバカしく、でもきっちり締めるとこは締める、ビジネスドラマとしては神回と呼びたい出来でした。
一言でいうなら「やってはいけない事をことごとくやるインターンズ」という回でしょうか?
笑顔になることもないですが、感情に任せて怒ったりもしないのがこれまでOFFさんが演じてきた多くの役との相違点。