タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

ジェミンに少し心の余裕があったら……。韓国映画『君と僕の5分』

見たのがだいぶ前なので、うろ覚えな部分もあるのですが……。
なおこの投稿はネタバレを気にせず展開されます。ご覧になっていない方は公式サイトで確認のうえ、お近くの劇場に足を運んでください(お早めに!)。こちらには(気が向いたら)再度、ご来訪ください。

映画『君と僕の5分』公式サイト

さて感想を。
韓国でも保守的と言われる大邱へと越してきた高校生のギョンファンは、当時タブーとされていた日本文化の隠れファン。
「オタク(用語が間違っている気がするけど^^;)」と馬鹿にされてもMP3プレイヤーにはJ-popがたくさん入ってる。
彼の隠れた趣味に気がついたのは隣の席で学級委員のジェミンさん。彼もまた日本文化のファンであり、2人はあっという間に仲良くなった。

ジェミン君の距離の詰め方が強引かつ早いので序盤のノリはBLドラマ※
イヤフォンを分け合いっ子したり、髪をクシャクシャしたりと、タイの日本の韓国の、BLドラマでいつか見たよなシチュエーションが「こんなペースで最後まで持つのか」という勢いで繰り出され、必然2人のBLドラマ的ハッピーエンドを期待せずにはいられなくなる。

ニヤニヤしている内に物語は中盤に。
「なんで頭をなでるんだ?」
という淡い期待がこもった言葉で始まるギョンファン君の告白は、手に汗握る緊迫感。

仮に……。
ここでジェミンがギョンファンの想いを受け入れていたら、僕は劇場で人生初の「っしゃ!」って声をあげたかもしれません^^;

しかしながら。妄想のクラッカーで「おめでとー」する気まんまんだったボクの期待は、ジェミンの強烈な「NO」という意思表示で弾け飛ぶ。

かといってジェミンの反応が意外かというとそうでもありません。
古くは『アメリカン・ビューティー』に、比較的最近の映画なら『ある少年の告白』にも出てくるように同性に惹かれる自分を認められない人が、強い態度で拒絶したり、マッチョな自分を演じたりする例は過去にもあって、
ジェミン君もおそらくはそのパターン。

とはいえ、ギョンファン君は友達を好きだった事がばれて転校してきた過去があるので、気持ちを表に出す事にものすごく慎重になっていたはず。
そんな彼でも、期待するなという方が無理な位、積極的なアプローチをしておきながら「僕らのこの感じはもーただの友達じゃないですよね?」と切り出された途端、全否定するのはちょっと残酷すぎないかと思います。

この中盤以降、ギョンファン君の人生史上最悪の日々が韓国映画らしい容赦のなさで描かれて、最終的にはギョンファン一家は大邱市を離れることになる。
ギョンファンを演じるシム・ヒョンソ君の複雑で独特な感情表現もあり、ギョンファン母子を襲う理不尽に苛立ち、そんな中だから互いを理解しあうようになる、母子の素朴なやりとりに、ほんのり胸が熱くなります。
この映画が一番伝えたいのは、中盤のこの「現実のままならなさ」なのだろうなと感じました。

エピソードの順序が巧みというか……。
前半は「同じクラスの気の合うやつが、オレの事を好きらしい(そしてオレもやつが好き)」という夢のような現実を描いた後で、今より閉鎖的な時代の閉鎖的な街で暮らすマイノリティの憂鬱な現実を描くので、その落差でどちらの現実も際立って見える。
これが順序が逆だと「夢のような現実」はただの「夢」か「願望」として受け取られかねないし、つらすぎて見る人を限定しそうです。

最後には和解するのでは?
(気持ちがあるのは誰の目にもバレバレな)ジェミンは「全て」とは行かなくても、自分の気持ちを認めて、ギョンファンに想いを伝えるのでは?
という甘い期待も虚しく、ジェミンは一言も自分の気持ちを語らずに、ギョンファンの人生から去っていってしまう。

雪の振る大邱市の夜、自分を拒否った相手からの呼び出しという「一発大逆転なるか?」というタイミングで、たしかオリジナルの劇伴が流れていたように思うのですが、個人的にはこの曲を筆頭に作品独自の劇伴(サントラ)が、とかく注目をあびているGlobeの曲よりも強く印象に残っています。

Departuresは孤高を装わざるを得ないギョンファンの境遇や心情には、フィットしていると思いますが、一視聴者目線で見ても憂鬱な日常に身を置くギョンファン君に優しく寄り添ったのは、サントラの素朴な曲の数々(あまり多くはないですが)だと思います。

時は流れて……。
年下の彼氏を連れて実家に戻ったギョンファンおじさんは、ジェミンに別れ際に突き返されたGlobeのアルバムを見つけ、違和感を覚える。
アルバムの中には、ジェミンが開設したのだろうサイトのURLが貼られていた。そしてそこにはジェミンの想いがびっしりと書かれていたのだろうけれど……。
20年以上の時が経った今、ギョンファンはそれを知ることはできない。

「猟奇的な彼女」の現実離れしたラストシーンにグショグショになる主人公の物語としては、だいぶドライな結末で、物語は一度「夢のような現実」を離れた後はエンディングまで「夢」を見せる事なく終わっていく。

余談になりますが、現代パートのギョンファンが「親不孝だ」と漏らす言葉は、ボク個人も感じるところで胸に刺さる台詞でした。

直に告げる勇気がないから。彼だけに知ってほしいから。
ジェミン君にはそんな想いもあったのかもしれませんが、伝え方が回りくどすぎて、結局ギョンファンには届かない。
前述の態度の豹変も含めて、良い時も悪い時も、ジェミン君は自分の気持ちが前に出すぎて、相手がどう感じるかを想像しない(もしくはできない)。彼にもう少し余裕があったら、結末は違っていたのかもかしれないな、と思いつつ……。
周りの見えなさとか、恋に恋して空回りする感じこそが、この年頃らしい恋なのだろうし、そういう意味では、この物語は割と誰にでも共感できる「幼い恋の物語」なのだな、とも思います。

読んでくれてありがとう。また別の作品で。

KHEMJIRA 逃れられない呪い 最終話。

舞台は再び導師の村へ。
カセム僧侶の力強い強力を得て、導師とRamphueng(ラムプン)の最終対決。

鐘つき要員Khachen(カシェーン)さんが日付が変わるのを知らせてくれて「呪いは解けた」と安堵したのもほんの一瞬。

「Khem(ケム)が生まれたのは午前6時だ(それまで呪いは解けないんだぞ)」

とラムプンに高らかに宣言されて絶望する一向。

KHEMJIRA 逃れられない呪い 12話の感想を

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Ramphuengさんは近隣から悪霊を呼び寄せて導師を襲う。

言ったら「時間稼ぎ」というのが導師が描いた作戦ですが、大幅に時間を延長されてしまった上に、悪霊に囲まれ(物理的に)ボコボコに。

戦いの最中、ひたすら「はっ」とか「えぇ」とか事態の推移を見守るだけのKhem君が、敗北を認め、Ramphuengに身を捧げる決断をする。

この状態を打開するため現れたのが、Chayosや、Khemママといったあの世に逝ってしまったはずの良い幽霊。

さらにはカセム僧侶が、Ramphuengの子供の転生後の姿だという事実が発覚(見事見かけに騙されました)。罪を犯し続ける母を癒やし、浄化する機会を待っていたカセム僧侶や良い霊達によって、Ramphuengは消えていったのでした。

という感じで^^;

Khem君の人徳というか、カリスマというか、ほっとおけない雰囲気だとかに感化された人や幽霊により、Khem君本人は戦う事もなくなんとか危地を乗り切ることになりました。

以降はNCシーンも含め、かなり長めのエピローグ。事件直後の4人の事から、大学を卒業して結婚を誓う導師とKhem。さらには養子を迎えた2人の姿まで描かれる。

この作品、その反響の高さゆえか2026年にスペシャルエピソードが作られる事になったようなのですが、正直だいぶ先の未来まで描かれてしまったような気もします^^;

 

全12話。BLとサスペンス・ホラーという毛色の異なる2つのジャンルを、最後までバランスを崩さず融合させ続けた点がまず素晴らしい。

くわえて、転生、守り神、霊魂といった概念や、読経を思わせる独特のオープニングクレジットなど、タイの文化をふんだんに取り入れることで独自の世界観を構築。アジア各国でBL作品が量産される昨今「その国ならではBL作品」として、一つの方向性を指し示した、とも言えるのではないでしょうか?

読んでくれてありがとう。また別の作品で。

KHEMJIRA 逃れられない呪い 11話。強力な助っ人(でも雑用ばかりな)Khachen登場

バンコクへ来た導師様が「ケムジラーは生きる!」作戦のリーダーに就任し、いよいよ最終決戦の幕があがった!

KHEMJIRA 逃れられない呪い 11話の感想を 

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この最終決戦のため、導師様が呼び出したのがKhachen(カシェーン)さん。

最終話の一つ手前での新キャラ投入。多くもなければ、立った見せ場も(今のところ)ない割に、既存のキャラとの絡み具合で、独特の個性を印象付けます。

一話から四話まで、ストーカーでありつつガーディアンでもある幽霊として活躍をしたChayos(チャヨットさん)、5話から9話まで恋の邪魔者として盛り上げたPong兄弟、そして今回のKhachenさんと、ストーリーの展開に応じたゲストキャラの出し入れがうまい。

Khachenさんの加入によって、11話では「これはPit Babeか?」と思う派手なカーアクションが展開されます。

 

Jetの姉に露骨に嫌われるこのチャラい系のKhachen(カシェーン)さん。渋い顔がデフォルトの導師様と友達だった、という事に視聴者だけでなく、Khem(ケム)君までもが

「導師様はチンピラだったんですか?」

と違和感を口にする。いつもどおりの清楚系な表情でサラリと繰り出される「チンピラ」という言葉^^;

恋人になったら、ストレートに毒を吐くようになりました^^;

最終決戦を目前にしながら、Khachenさんの登場で一転物語は明るい空気に。Jetとも深い仲になった事があるような物言いに

「え?Jet、Changが初めての人だったのでは?」

と視聴者もChangももやんとした気分にさせました。

しかしながら、その流れを受け「JetとChangの仲に溝ができ、2人のいざこざが勃発する!」という展開はサラリと避けて、中盤からは「ケムジラーは生きる!」作戦が敢行される。

日本人として連想しがちな「幽霊」とは違い、Ramphueng(ラムプン)さんは思考の連続性と、組織力を持っているので(これなら別に幽霊になってもいいんでは?)Khemさんの身柄をめぐって、人対幽霊の駆け引きが繰り広げられる胸熱展開。

駆け引きの結果、危機に陥るChangとJet。前世での別離を回想として挟んだことで、懸命にChangを救おうとするJetの姿がより一層胸を打ちます。

面白いな、と感じたのは「前世」「輪廻」に対する捉え方。

Khemと導師様のカップルは「前世は前世。今は今」と過去との繋がりをきっぱり否定してるのに対し、JetとChangのカップルは「前世で成就できなかった恋を今生で」というニュアンスがセリフからも演出からも感じられ、タイ人の中での「前世」「輪廻」への向き合い方の違いを垣間見れて興味深い。

JetとChang組の奮闘の甲斐あって(そしてKhachenさんの安全運転のせいで)、Khemと導師様は館へ戻る。

「そーいやせっかく来てもらってたんだった」というカシム僧侶も加勢をし、導師対Ramphuengさんの対決。

時間切れを狙うKhem一派の作戦は功を奏して、日付が変わる銅鑼が鳴る。by Khachenさん。最終話直前に現れたのにこの手の雑用ばかりです^^;

やったぞ!これで呪いは解けた!と喜ぶKhem一派。

しかしRamphuengさんはそんな彼らに、視聴者の何割かは「そうだろな」と思ってた言葉を放ち、Khem一派を絶望の底へ叩き込んだ。

 

待て次号!

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KHEMJIRA 逃れられない呪い 10話。始動!「Khem護衛プロジェクト」

自分(の前世)の過ちのせいで、導師様は心の拠り所だった3人を失った。自責の念にかられたKhem(ケム)は、一人で問題に対処するため村を去り、夜行列車(旅情)でバンコクへ戻ろうとしていた。

そこに駆けつけるJet(ジェット)とChang(チャーン)。

サービス精神旺盛な中の人を見てしまうと「オレは友達がいなかった」というJetさんの言葉には毎回「ほんとかい」と突っ込まずにいられないのですが……。

ま、初めてできた大切な友達の危機を一人で立ち向かわせるわけにはいかないと、JetとChangも共にバンコクへ戻る事を決意する。

駅のプラットフォーム。男子3人が目標に向かって気持ちを一つにするという青春漫画的展開にしんみりさせての

KHEMJIRA 逃れられない呪い 10話の感想を

 

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というわけで緑豊かな田舎を離れ、舞台は再びバンコクに。Khemの誕生日までは一週間。そこまでやり過ごせば、呪いは解ける(と彼らは思っていますけど……)

導師様の元で修行を積んだ2人はKhemのコンドに泊まり込み、Jetの姉も加わっての24時間監視体制が引かれる事に。

プロジェクト名は「ケムジラーは生きる!」

命かかってるのに、この軽さ^^

プロジェクト名が表す通り、この「24時間Khem護衛プロジェクト」には沈む気持ちをあげていこう!という強がりな側面がありつつも、どこか泊まり込みの学園祭のノリが感じられます。

JetとChangが見守りの交代や、祈祷にかこつけイチャイチャするのも見どころの一つ。そんな2人の姿を見て、Khemがほんの少しだけ淋しげな様子を見せるのも細かい演出。

そうこうする内に日が過ぎて、文化祭……。ではなくKhem21歳の誕生日。もう少しで呪いが解ける!と読経に励む導師見習い2人の努力の甲斐なく、Khemは体を乗っ取られ、自らコンドの屋上から身を投げる。

まーーーーじかーーーい!

と驚かせてからの「夢でした!しかも導師様の」という展開。

この演出、効果が高いと思うのは、導師様は10話で一度も登場していないので、ここまで描かれた出来事が誰かの夢だ、と思って見ていない事。だから身投げした出来事を「実際に置きた出来事」だと瞬間、受け止めてしまう事。

でもシリーズ物なので導師様の存在は見ている人は判っている。

主役なのにあまりに出て来ないので「導師様、いつ出てくんだろう?」とはチラチラ頭の片隅で思ってる。だからKhem地面に叩きつけられ、バウンス……。の次のショットでハッとなり目覚める導師様。

という展開に違和感をあまり感じない。

学園祭のノリでニヤニヤさせつつ、一気に恐怖と絶望に叩き込み、それでいて実害はゼロ。という演出手腕の冴える展開でした。

夢の話から神様レベルまでお話はスケールアップして度肝をぬき、満を持してバンコクへ向かう導師様。

夢の中でRamphueng(ラムプン)に精神攻撃を受けているKhem君をまず救い(この一連のシークエンスはKhem君役のNampingさんの表情が素晴らしい)「ケムジラーは生きる!」プロジェクトに合流。

軽いプロジェクト名のせいなのか^^;

導師とKhem君の感動の再会すらも笑いに消化されてしまいました。

もう一回散歩(散歩?見回りじゃなく?)にでかける?

と言いながら、そっと扉をしめるChang。ナイス気づかい!

こうして導師様は「ケムジラーは生きる!」のリーダーの地位に就任し、いよいよ反撃開始というところで

待て次号!

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KHEMJIRA 逃れられない呪い 8話〜9話。Khem、今こそ導師と一緒にいるべきじゃないのかい?

KHEMJIRA 逃れられない呪い 8話〜9話の感想を

 

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ずーっとツンケンしていた導師様が閉ざしていた心を解放し、Khem(ケム)と両思いになるまでを、まさかの2時間拡大バージョンでお届けするのが第8話。

一足先に、通じ合っちゃったChan(チャーン)とJet(ジェット)。
ここからしばらくイチャイチャフェーズかと思ったら朝日と共に冷静になったJetさんが「展開が早すぎる!」と怖気づき、9話からはお話が「甘い」雰囲気を許さなくなり、ひとまずは「友達のまま」という状態に^^;

Khemと導師それぞれに狙いを定めていたPongとその姉は、見事にどちらもフラレてしまうものの、どっちもサバサバとした性格で、荒れることなく爽やかに物語を退場していく気持ちのいい恋敵でした。

一度心をほどいてからは、デートも手繋ぎもすっとばしてくKhemと導師様はあっという間に体を重ねる。そこまで進んで、最後の最後まで頑なに上着を脱がないKhemさんの清純派っぷりが印象深いシーンでした。

と、7話、8話で急ピッチに進んだBLドラマとしての展開は、8話の後半で早くも暗い影が差し掛かる。

Ramphuengの手がかりを知るカセム僧侶が急遽、村にやってくる事になるものの不吉な予兆か、列車は中々到着しない。

人に心を開く事のない導師がほとんど唯一心を開き、ほんのわずかばかりの甘えを見せるシー婆(Grandma Si )も体調がすぐれず「カセムに会えるだろうか」などと自ら死亡フラグを立ててくる。

 

あまりにフラグが露骨なので「間一髪で助かるんだよね」と思ったのもつかのま!

久々、キツめのホラー描写でシー婆がRamphuengに憑依されていた事が発覚。同じボートに乗っていたKhemは沼の中へと落とされる。

Khemも危機なら、毒を盛られた導師も両目から血を流す一大ピンチ。

甘い展開からあっというまにシリーズ最大の危機を迎えての第9話。

 

この9話で、ようやくなぜRamphuengがKhemを執拗に追いかけるのか、その発端がほぼ半分の尺を使って描かれます。長尺を使ってRamphueng目線で起こった出来事を追体験していくので、Ramphueng編が終わる頃には「いいぞー!一族呪い◯したれ!」という気分になっています^^

Ramphuengの視点で語られているので「子供なんだから仕方がない」と頭では判っていてもKhemの前前前前世くらいの少女のした事に反発心を覚えてしまう。

「これは仕返しされてもちょっと仕方ないのではないだろうか?」と。

そしてこれは9話後半ずっとKhemが抱える自責の念と感情的に重なってくるので、より激しく胸に迫ってくる。

仮にこの危機を無傷で切り抜ける事ができていれば良かったのですが、フラグの立ってたシー婆は勿論(合掌)、導師の兄弟のような存在だったThong(トーン)にEk(エーク)までをも失ってしまうという大損失をKhem陣営は被ってしまう。

戦力というだけじゃではなく、心の支えだった3人を導師は一挙に失うことになってしまった。愛が実ったあとだからこそ、自分(の前世)がしてしまった事が導師を辛い立場に追いやってしまった事に大きな責任を感じないではいられない。

Khemは導師の元を去り、自分一人でRamphuengと対峙することを誓う。

序盤では半ば諦めていたKhem君が、導師に一縷の望みを託し、導師と心を通わせることで生きたいという気持ちを強くする。そして今度はずっと守られる立場にいたKhem君が、導師の被った損失に心を痛めて、1人で立ち向かう決意をした。

キャラクターの成長を見事に描いているのですが……。

それでも、個人的には「今こそ誰もいなくなった導師のそばに君はいるべきじゃないのかい?」という思いを拭えないです。

現時点では。

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KHEMJIRA 逃れられない呪い 5話〜7話。絶対にBLにしたくない導師様

この作品は執筆現在「楽天TV」にてご覧いただけます。

このドラマ。オープニングクレジットがどえらくカッコいいですよね。

youtu.be

ということで5話〜7話までを視聴しました。

KHEMJIRA 逃れられない呪い 5話〜7話の感想を

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取り憑かれたり襲われたりと、さんざんな目にあったサークル仲間がバンコクへ帰る。

チャン(Chan)君だけが導師様の弟子になるため残留し、ケム(Khem)、ジェット(Jet)の3人+導師様という同居生活が始まった。

チャヨット(Chayos)さんが退場したこともあり、幽霊絡みのエピソードは少し抑えめ。いよいよ恋愛がらみのエピソードが本格的に動き出す。

と、言いたいところなのですが、肝心の導師様が高い顔面偏差値と反比例する極度の恋愛下手で、距離を詰めようとするKhemくんの行為を断固徹底的に拒否しまくるので、2人のうふふキャッキャッするエピソードは描かれない。

清楚に果敢に導師様に気にいってもらおうとするKhem君のいじましさ(正直、その女性的風貌もあり可愛さがあざとい気がしないでもありません)。

終始あたりが強いくせに導師様は、Khem君が自分に手料理を振る舞うために、指を切った(いや切りまくった)と知ると、呪文で彼ら(Khem、Jet、Chan)を目覚めさせないようにした上で、Khem君の指に軟膏を塗ってやる影キャ感を発揮。

そこがまたいじましく可愛らしくもありますが、2人の想いの噛み合わなさだけがエピソードとして積み重ねられていくので、甘い空気は皆無です

^^;

 

好きな子に意地悪をしてしまう中学男子のような導師様の不器用さに、最初こそ「期待はしていないけど、導師様が好き」と言っていたKhem君もくじけがち。

そんな中、現れたのが町長の息子Phong(以前GMMにいたNamnonさんが演じております)。

断固としてKhemの想いを受け入れない導師様と反対に、Phongさんは会うなりKhemにロックオンしてアタックを開始。ただズボラで鷹揚な性格なので(導師様とは正反対といえるかも)あまりガツガツした印象は与えない。意外と付き合って楽しいのは、こっちのタイプではないかと思うのですが^^。

とまぁ甘さ控え目なKhemと導師様の恋のお話と並行して、JetとChanのお話も進んでいく。とはいえこちらも「色恋に全振りした」という感じではなく修行の一貫として絆を深め、前世の記憶を蘇らせるという展開なので全体としては甘さは控えめなのですが^^;

自分たちの気持ちを確かめおうとキスしてからは、甘いを飛び越え、一気に官能的な展開に。

個人的にはJetとChanの方がカップルとしては好きなので割とガッツリな展開に目が点になりつつも、微笑ましく見れました。

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KHEMJIRA 逃れられない呪い 2話〜4話。めんどくさいぞ!異形のハンサムChayos

この作品は執筆現在「楽天TV」にてご覧いただけます。

KHEMJIRA 逃れられない呪い 2話〜4話の感想を

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4話までを視聴しました。

21歳になる前に男子は非業の死を遂げる厄介な家系に生まれついてしまったKhem(ケム)君は、友人のJetのススメを受けて(サークルメンバーごと)とある導師の住む村に来る。

口元美人の超絶美形の導師様・Pran(パラン)は、そんなKhem君にそっけない態度を取るものの、悪霊どもに付け狙われるKhem君を匿い、さぁ呪術合戦の始まりだ。

というワクワクの展開で第一話を終えました。

続く第二話の冒頭で悪霊どもをとりあえず退けて。

Khem君から少しだけ物語の世界を拡大して、初回はJetとKhemをチラチラ見していたChanさんが2人とより関わるようになったり、サークル活動の様子なども描かれ学園ドラマのような雰囲気も混じってきます。

とはいえ物語の中心はKhem君と導師・パラン、そして異形の者たちとの攻防に。

一話と変わらずいっぱいの異形の者たちが出てくるのですが、複数の勢力に分かれていてちょっと複雑。

まずはKhem君の命をつけ狙ってる異形の女。たくさんの同類達を引き連れて導師の館襲撃を指揮したのはこちらの方です。

一方、Khem君の危機に現れて、彼を救って消えていく単独行動の異形のハンサム。怖い顔をしているけれどKhem君の守護霊なのかと思っていたら、この人はKhem君の前世、Khemmika(ケミカー)さんに密かな想いを寄せていた男性で、前世では結ばれる事なく終わった関係を今生では実らせようとしていたのでした。

しかもこの異形ハンサムの兄というのが前世の導師様で、Khemmikaは導師様前世時代の嫁だった、というややこしさ。

この異形ハンサム・Chayos(チャヨット)さんは来世でKhemmikaさんと結ばれるために異形になってまで長い年月を耐えた執念の人なので、今度こそKhem君を我が物にしようと画策をする。

一方でKhem君の事を深く愛してもいるわけで、Khem君を傷つける者あれば、その危機に介入し、彼を救う。味方のように振る舞った次の瞬間、敵としての顔を見せてくる。相手や状況に応じて動き方が変わる面白いキャラ。

とはいえ異形の者になる前から、Chayosさんは愛し方が少し?歪んでる人だったので、

ついに自分の手の届く範囲にKhem君を捕獲してからのネチッこさこそが彼の本性ではないか?とも思ったりします。

さてKhemと導師様に因縁の深い2人の他に、地元密着型の異形の者がおりまして^^;

2話〜4話までの展開は、この地元密着型の異形の者がなにか悪さをするところから始まって、それに異形の女、異形のハンサム、どちらか、またはその両方が介入をすることで大きな事件になっていく。

特に3話・4話は導師とChayosさんの(前世の)兄弟がガチでぶつかる前後編で、サークル仲間の異変への対処と、時を越えた異形の粘着ハンサムとの攻防が同時並行で進んでいく。

粘着気質にも関わらずChayosさんのお話はこの4話で一応の決着を見ることになります。

ずっとKhemの事をKhemmikaとして偏愛してきたChayosとは対照的に、導師様は前世の記憶がありつつも「お前はKhemmikaはではないし、オレもまたPawatではない」と過去とは別人であることを強調する。

「愛した女性が転生をした姿だから性別に関わらず愛している」

という展開になると僕はあまり気持ちを入れづらいなと思っていたので、ここではっきり「前世の因縁と、今の自分たちは違う」ということを言い切ってくれて安心しました。

多種多様な異形の者達のうち、1人が早々に物語から退場し、お話はここで(おそらくは一区切り)いよいよ本格的にBLらしい展開になっていく事を、期待半分、不安半分という感じで……。

待て次号!

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待て次号!

忙しい!でもなんか見たい!そんな時にオススメの韓国ミニミニBLドラマ『ラブ・トラクター』『僕らの恋愛シミュレーション』

バタバタしていて1時間物のドラマを見る時間はない。それでも寝る前に、なんか癒やされるもんでも見て、心穏やかに眠りにつきたい。今日はそんな忙しい日々を過ごす我らにピッタリ?な^^
30分以内でなんかホッコリできる韓国BLドラマを2本オススメいたします。

 

さて1本目は『ラブ・トラクター』

全8話、大体22分程度。最大でも30分というコンパクトサイズで平日の深夜でも優しい仕様になってます。

ポスターにもあるこの真っ赤なでっかいトラクター。土地柄と主人公の職業を表す以外の意味合いを持っているわけでないのに、否が応でも目立つそのボディを要所要所で見せつけます。

お話は至ってシンプルで、親に逆らいソウルから祖父の住む田舎ノドゥル村へ逃げてきたユルに、図体だけが大型犬の純情素朴なイェチャン青年が(おそらく)初めての恋に落ち、ツンデレ(というよりも8割ツン)のユルに突進していく。

ユルは、親との確執、彼氏とのズレ、やり残した夢にがんじがらめで心が袋小路に迷い込んでる。人との関わりを避けたくて逃げてきたのに、『純粋』を固めて作ったようなイチェン青年にはそんなユルの心の裏など読み取ることなどできるわけもなく、ユルの機嫌のいい時も、悪い時も、ただひたすらに「兄貴!」と尻尾をブンブン振りながら駆け寄っていく。

その打算のない素直さこそが、ユルの人生からいつのまにか消えてしまっていた物で、ユルは駆け引きすらないイチェンのアタックにいつのまにか心地よさを感じ始める。

このドラマの魅力はイチェンの度を越した素朴っぷり。大きなガタイに漫画のような大げさな表情で、クール都市男子のユルにまとわりつく様が愛らしい。

作中のほとんどが韓国の田舎町ノドゥルで展開されるので、目に鮮やかな農園風景を堪能できるのも魅力です。

 

そしてもう1本は『僕らの恋愛シミュレーション』

こちらも全8話。しかし一話15分強というさらにコンパクトサイズ。好きだった高校の同級生への告白に失敗し(たと思って)その場を逃げ出したイ・ワンは7年後、ゲーム会社リ・トライ(再挑戦)の入社面接で当の告白相手のシン・ギテと再会をする。

 

こちらはイ・ワン、シン・ギテ共に、前述のイチェン程の強い個性はないのですが「逃げない」というテーマが(一応)全編を貫いていてイ・ワンの成長物語になっています。

とはいえコンパクトサイズで、BLパートもやらんといけないという感じなので、特に大きな試練が待ち受けるわけでもないのですが、逆にその薄い感じが見やすさ、手に取りやすさにもつながっています。

自信家の面を前面に押しつつ7年かけてワンを自分の人生に取り戻す一途さとほんのり繊細さを垣間見せるギテ。

内向的で今ひとつ垢抜けない、チャンスに手を伸ばし切れないおっとり男子ワン。

定番な役どころをソツなく演じられていて、小ぶりながらキレイにまとまっています。

 

どちらも話がこじんまりしているがゆえに、構えず見れる作品になっていて「隙間」というには余裕があるけど、たっぷりというには程遠い、半端な時間にチビチビと消費するにはうってつけの作品になっていると思います。

どちらも執筆現時点ではユーネクトで視聴が可能。

ラブ・トラクターはアマプラでも視聴できます

KHEMJIRA 逃れられない呪い 初回

この作品は執筆現在「楽天TV」にてご覧いただけます。


線の細い真面目そうな少年が夜の町を歩いている。どうみたって怪しい風体の男が一人、彼の行く先でごろ寝をしていて、寄せばいいのに(もうはっきりこの人ヤバい、という表情をしてるのに)少年は「ここはポイ捨て禁止です」とちょっとズレた言葉をかける。

ごろ寝をしていたヤバいのは、ヤバいことに人間ではなさそうで、ガーッと白目を剥いて少年に襲いかかってくる。

逃亡もむなしく少年はヤバいのに追いつかれるものの幼少期にもらったお守りの力でヤバいの滅して、一命を取り留めた。

BL感の欠片もない出だしから始めるホラーBL?

KHEMJIRA 逃れられない呪い 初回の感想を

タイトルのKHEMJIRAはカタカナ表記だと「ケムジラー」

前述した主人公の名前です。

音から受ける印象が日本のそれとは違うので、僕には正直「怪獣っぽい名前だな」と感じられてしまったのですが、これは本国タイでは女性っぽい名前だそうで……。

じゃなぜにケムジラーこと、ケム・Khem君は女の子のような名前をつけられたのか。

Khem君の母方の家系では男子は21歳になる前に非業の死を遂げるから(女性名にして呪い?をごまかそうという作戦だと思われます)。

そのことと深く関係があるのか(きっとあるんでしょうけれど)。Khem君が幼少期からずっと幽霊が見える体質で、先日のポイ捨て野郎もその類。

劇中何回もKhem君から見えてる世界が出てくるのですが、それはもうあっちにもこっちにも至るところ幽霊だらけで、そりゃこんだけ見慣れていれば「ポイ捨てしないで」って幽霊相手に(たぶん本人は判ってたはず)声をかけるのも変ではない。

お守りのせいか、これまでは直接危害はなかったのに今回は命を狙われた。自分を守る力が21歳の誕生日を前に弱ってきている。

Khem君はあまり生命力に溢れた子ではないようで「21歳で自分死んじゃう」という運命をあっさりと受け止めてしまってるようなところがある。

彼を、幽霊や呪いに奪われたくない。そう思っているのは彼の友人で、政治家の息子のノリは軽いが、友情にゃ熱いJet君。

「今年のサマーキャンプには行けないね」

と切ないことをいうKhem君を救うため、機転を利かせたJet君は彼の父の地盤に居を構える導師様の元へ彼を連れていき、その庇護下に置くことを画策する。

「シナリオが上手いな」と思ったのは一緒に行くのがKhemとJetの2人ではなく、サークル仲間のバスごと現地に送ったこと。導師を中心に展開される(だろう)妖術ドラマの面だけじゃなく、サークル仲間を数人にせよ置いておくことで学園BLのような展開を描く余地ができる。

実際初回にして、Khemだか、Jetだかは知らないけれど、しきりに2人を気にする学生のことが描写されてますし。

テレビドラマとしては気合の入った幽霊描写やサスペンス演出でハラハラさせつつ、Khemが向かいの家の幽霊から、幼児虐待を突き止め救出するという物語の進行には影響のない静かなシーンの演出もいい。

幽霊が見えるというKhemの呪いにも良い一面がある、ということを描写できるし、決してエネルギーに溢れた少年ではないKhemの中に眠る正義感や、ただ守られるだけの存在ではない強さも、物静かなキャラを壊すことなく描かれている。

2度見するほどのイケメン導師(アップ時の唇の形が信じられないほど美しい)はまだまだお披露目程度ですけれど、寡黙でクールなイケメン導師が、やがて素朴味のある線の細い少年に「オレがお前を守ってやる」とか言うようになるのを想像すると、今から胸が高鳴ります。

ゾンビなんだか幽霊なんだか微妙な感じではあるもの^^;

異形な者感のあるメイクアップがいい仕事をしているし、ラストは導師様とそのお仲間がなにも知らないKhem君のために呪術なんだか、法術なんだかを駆使して、結界らしきものを張る。そこにヒタヒタと迫る異形の者たちという展開で迎えるラストは「王道の少年漫画」的展開で、そりゃこちらの心も燃えてくる。

大満足の第一話でした。

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待て次号!

My Sweetheart Jom 第十話〜最終話。元彼登場!しかしながら恋敵としては……。

パワーバランスに歴然の差があった序盤から、対等に近い関係になってきたYoちんとJom村長。お話は急速にBLらしき(いまさら?^^;)展開に。

My Sweetheart Jom 第十話〜最終話の感想を

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若いながらも威厳のある村長をしていたJomさんが、Yoちんの告白に乙女の様に揺れ始める。Yoちんも随分と落ち着いたけど、あふれる自信とこれと決めたら果敢にアタックをするポジティブさはいまだ健在。

世間体を盾にしていた村長を攻めて攻めて攻めまくり、一話の尺が長めとはいえ、10話単体で村長をほぼ手中に収めてしまう。

これまで控えめだったボーナスタイムで残り2話を使うのか?と思ったら、まさかの(いや出てくることは予想していましたけど)こんな最終盤でJomさんの過去の男が現れる。

彼こそ最強の敵なんだ。という素晴らしいタイミングで現れた元彼さん。

だがしかし!

率直にいって恋のライバルとして……。

強くない。

そもそもの別れ方が控えめにいっても「サイテー」だし、結局は妻とも別れ、フラフラ元彼のところに(仕事にかこつけ)戻って来るのも感じが悪い。

オレが再び現れたら、簡単にヨリを戻せそうだ、と思ってそうな妙な自信も鼻につく。

さらには子持ちバツイチであることも、一般的にはハンデになりそうな気がするのですが、子どもにだけは優しそうだ、というのが正直なところ彼の唯一のプラスポイント。

つまりは恋のライバルとしての戦闘力がマイナス評価な人なので^^;

いままさに幾多の衝突とアクシデントを乗り越えて、恋が始まったばかりの2人に正攻法で叶うはずもない。

結果、せいぜい薄ら笑いでYoちんに不安の種を撒くのが精一杯。

くわえてだ!このダメ男。

自分で疑心の種を撒きながら、自分のやったことに罪悪感を感じ始めて「オレのせいだ」とゲロっちゃうという小心者。

Jom村長。男見る目なさすぎだろーよ^^

こんなダメ男ではクライマックスの敵として物足りない!

だからでしょうか。幾多のいざこざを繰り広げてきた前村長との最終バトルが、ダメ男の横恋慕と絡み合って進行されます。

物語としては前村長とのラストバトルがクライマックスで、その後は後日談という作りなんですが、BLとしてほぼ必須のああいうシーンはこの後日談として描かれました。

物語の進行になんの影響も与えないので(だってもうエピローグだし)これってBLドラマとしてコアなシーンのはずなのに「オマケ」感が漂ってます。

旺盛すぎるサービス精神で、いろんなキャラのいろんなストーリーがぶち込まれ、必然的にJomとYoちんに関わりの薄いストーリーはさらっと撫でただけという感じではありますが^^;

宙ぶらりんのまま終わったストーリーはなかったように思いますし、ギャグが後半は滑りすぎてる印象もあったりしたのですが……。

そういうマイナスポイントを、タイの田園風景の素朴な美しさの中で、とにかく明るく、とにかくポジティブなYoちんが、あっちにこっちに空回りするカラッとした作風のせいで「まぁ、いいや」と水に流せる、個人的には好感度の高い作品となりました。

 

読んでくれてありがとう!また別の作品で。

 

Saintさんといえば、出世作となった2018年のタイBLドラマ Love by chance。あの作品で見せた内気で繊細なキャラクターが、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。

そんな彼の原点ともいえる作品を、今一度観直してみるのも楽しいかもしれません。
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