タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL。Theory of Love #10。「Khai&Third史上最大のラブラブモードが尊い」の巻

流れでうっかり「俺はお前がスキなんだ!」と告白してしまったKhai。

驚くThirdの反応は?

という展開からの 

Theory Of Love 第10話の感想を!

第九話の感想はこちら

rukacchii.hatenablog.com

 

学部生に取り囲まれてのカミングアウトをするきっかけ。

それはThirdと真剣に付き合いたいと思っていたはずのUn先輩が、女性とイチャコラしてるのを目撃したから。

ところが、ThirdもUnも「自分達はそんな関係にない」という。

 

Khaiはそれを信じない。

だってUn先輩の友人で金髪野郎系のShane先輩がハッキリUnはThirdの事が好きなんだって言ってたじゃないか!

ところが。

真面目な顔で「Unにチャンスをあげてくれよ」と言ったShane先輩は、なんとウソをついていた!

Thirdの事が好きなのにハッキリしないKhaiをからかってやろうと思っただけだった。

 

後輩を茶化すために親友をダシにするだいぶはた迷惑な、でもなかなかに憎めない先輩です^^

 

 

 

先輩はやりすぎなイタズラが功を奏したのか。

戻ってきてからKhaiに冷たかったThirdの気持ちもちょっと軟化する。

 

このブログでは散々取り上げてた視点人物のモノローグ。

このエピソードでは、KhaiもThirdもモノローグが使われていません。

既に2人の心情については十分説明してるので、なくても視聴者の頭の中で補完できるはず。

KhaiとThirdを中立な立場で描きますので、好きな方に気持ちを寄せてください。

という事かもしれません。

個人的には若干Thirdに共感しやすいように演出されているかなと思いました。

 

Khaiの胸の内を聞かされたThirdが、甲斐甲斐しく自分に尽くす彼にほだされ、もう一度彼との関係をやりなおそうとする。

そんな彼の心境の変化がちゃんと描かれているエピソードなので。

自分に尽くしてくれるKhaiの事を「今ままでも出だしはこんな感じなんだよ」と素直に信じることはできないながらも、ついニヤリんとしてしまう。

ノローグがなくてもThirdにKhaiへの気持ちが戻ってきた事が伺えます。

 

「過去は忘れて、次のステップに進もうぜ」というKhaiは言い(さすがにちょっとそれは調子がよすぎるだろう?と思ったり)そのままキスに持ち込んでいく。

 

今回はリップノイズも生々しい^^;

かなり頑張ったキスシーンでした。

はっきり口元を見せることなく、代わりに音で臨場感を出すという作戦が功を奏して、キレイにまとまっている感じがして、個人的にはむしろ高評価です。

 

 

 

このままさらなる高みへ上り詰めそうな勢いでしたが「帰らないと」と我に帰るThird。

「答えを聞かせてくれよ」

「部屋の模様替えが終わったら、映画を見ようって言ってくれたよね。終わったら教えて。一緒にこの映画を見よっ」

と手渡したDVDが10話のサブタイトルにもなった作品「Begin Again」

邦題は「はじまりの歌」

こちらです!

はじまりのうた BEGIN AGAIN(字幕版)

ヒットの出ていない落ち目の音楽プロデューサーが、芽の出ない新人歌手を売り出すために予算のない中プロモーションをする過程で忘れていた音楽への愛を取り戻す。

的なお話です。

 

主演はマーベル映画のハルクとしても有名な演技派俳優マーク・ラファロと、このドラマで初期にフィーチャーされていたLove Actuallyにも出演していたキーラ・ナイトレイ

視聴後、多幸感に包まれる気持ちのいい作品です。

BL要素は一つもない作品ですが、気になった方は見てみてください^^

 

これをきっかけに2人の仲は元通り。

というよりも、ここにきて始めて2人の気持ちがお互いに向いた状態になり彼ら史上最大のラブラブモード。 

よくあるBLドラマなら「ごちそーさまです」と微苦笑してしまう展開ですが。

ここまでとにかく辛い展開が多かったので、このラブラブな2人の姿がね。

尊いですね。

 

この尊い2人のエピソードに挟まる感じで、TwoとBoneの恋の話が語られます。

ずっと省略してた彼らの話も、ここでまとめて語ってみよう。

 

まずヘタレキューピッドのTwoさんは、Lynという高校からの同級生に恋をしていた。

色々あって彼女といい感じになったTwo。

しかしTwoの頭にちらつくのはThirdにちょっかいを出していると(主にShane先輩のせいで)思われているUn先輩。

そしてThirdには食指が動かなかったUn先輩。

なんとTwoのことは新入生のときから気になっていたという事実が発覚する。

フォトグラファーのTwoさんは、写真の質と被写体への愛情が比例するというプロフェッショナルというよりはアーティストタイプ。

Un先輩が気になるあまりLynの写真が魅力的ではなくなってしまった。

停電する校舎。

Un先輩が暗所恐怖症だと知っているTwoは先輩を助けに行く。

密着するTwoとUnの姿に、Lynの女の直感が「あの二人、できてる」と告げてくる。

 

BoneはPaanに恋心をいだきつつも、彼女は年上で、先生で、さらには結婚を誓ったフィアンセもいる。

想いは胸の奥底にしまって、彼女を祝福しようとウェデイングビデオを作成するが、フィアンセの男が浮気をしてるらしい事に気づく。

時を同じくしてPaanもフィアンセの浮気に気づき、失意のあまりBoneを連れてバーで飲んだくれる。

これがBoneの胸の奥底に眠る恋心に火をつける……のか?

というところでこの回は終了です。

 

順風満帆なのはThirdとKhaiの二人だけ。

そして残念ながら、このまま主役ラブラブのまま終わるには残りの話数が多すぎる^^;

というわけで。待て次号!

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