タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL『Only Boo!』3話。ひだまりのようなぬくぬく感が物足りなくも心地よい

全体の4分の1が過ぎましたが、お話らしい物が始まらない。

タイBL『Only Boo!』3話の感想を

rukacchii.hatenablog.com

なんだかんだで、Moo、Tae,Payosの3人でダンスチームを作って、戦っていく物語になるのだと今でも思っているのですが、Moo君は「夢」より「恋」を取る人らしく、Kangの側にくっついて離れない。

サブカプ要員のお二人は一応練習らしきことはしているものの、目標が明確じゃないこともあり、もじもじとしたPayos君の秘めた恋のエピソードが前面にでてる。

そして2つの恋のエピソードは、お話それ自体に繋がりがないし、登場人物自体も交流が浅い(というかKangに至っては学食の兄ちゃんとしか認知されていないはず)ので、同じ学校を舞台にした2つの恋のお話が並行して進んでいるという印象を受けています。

すでに「好き」オーラが相手に向かって照射されまくってるMooとKangのエピソードは、冒頭の市場のお話も、中盤の蓮畑のエピソードも「仕事です」という大義名分のもと行われるデートにしか思えない。

年齢に勾配があるうえにKang兄さんが「いい人」という設定だからか、ケンカ手前のじゃれあいトークが始まらず、終始穏やか。

一方の地元ダンサーズは、よくある「親友に片思いしちゃって言えない悶々」という展開上、Payosの想いが爆発するなり、にじみ出るなりしてTaeの知るところにならないうちは、やはり派手な展開が起こらない。

 

恋愛ドラマにしては2組ともあまりにピュアで、阻む障害もない状況で、ダンス系熱血ドラマとしては、そもそも始まってもいない(始まるのですよね?)。

どちらにしてもドラマを前に進めるエンジンのような物が機能していない状態なので、印象としては描かれるエピソードはそれなりに微笑ましいものの、全体の印象としては、ひだまりのようなぬくぬく感に溢れてる。

派手さがないので先が気になるということもないものの、見ている間は子犬のじゃれあいを見ているような微笑ましい気分になる。

まぁ悪い言い方をするならば、ドラマの焦点が定まっていないぼんやりとした視聴感。という言い方もできるのですが、ここまでのところは「ゆるふわ」な雰囲気を楽しんでいます。

とはいえ次はもう4話。

恋の物語だとしたら、MooとKangの現状を打ち砕くなにかが起こって欲しいタイミング。

夢の物型なら、そろそろMooと地元ダンサーズがグループを組んでほしい。

待て次号!

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