愛車かっ飛ばしてメットが脱げる程の事故にあう。
そんなハードな展開を引き継いでの
Theory Of Love 第九話の感想を!
第八話の感想はこちら
授業が終わり校舎を出るThird。
Khaiは血まみれの格好でフラフラとThirdに歩み寄る。
不意打ちのキスに激怒していたThirdだが、友人の無残な姿にそんな事はキレイに忘れ、救急車で病院へ向かう。
主要登場人物たちが盛り上がってる最中恐縮ですが「事故現場から歩いて戻ってこれるなら、まっすぐ病院に行くべきではないだろうか?」と思ったり^^;
病室で彼の容態を見守っていたTwoとBoneは、彼が意識を取り戻すとすぐさま「一体なにがあったんだ?」と事故に至る顛末を聞こうとする。
「ThirdとUn先輩が互いに好意を持ってるらしい。そして自分にはつけこむスキはない」と自嘲気味に言うKhai。
「諦めるのはまだ早い!」とThirdのスマホをチェックして、彼らが実際付き合ってるのか確認しよう!
という不届きな作戦を敢行する2人。
この後、しばらくThirdの携帯のロックを解除するためのやりとりがコメディテイストで展開されます。
視点人物のKhaiの性格を反映しているのか。
緊迫感が長く続かないのがTheory of loveの後半戦。
調査の結果もグレーな感じで「いい感じ」とも「友達」だとも判別できない。
足と腕の骨を折る痛々しい体にも関わらず意識を取り戻した翌日にはKhaiは退院することに。
当然ながら舞台は降板することになり一ヶ月後。
Khaiは松葉杖でThird一味とカフェで補修をするまでに回復する。
とはいえ、片手が不自由な彼は色々とケアが行き届かない。
「誰か手伝ってくれる人を探して」
という看護師の言葉を、付き添っていたThirdも聞いていた。
自分でやると言いながら結局はうまく出来ないKhaiのために「風呂入るのを手伝うよ」というThird。
こうしてKhaiはThirdにシャワーを手伝ってもらうことになる。
と。
このくだりは完全なファンサービス。
これ以前にもOFFGUNが仲良くキャッキャッするシーンを折りに触れて、入れ込んできたファンフレンドリーなこの作品。
物語上は一度も両想いになっていません。
2人の恋のベクトルはThird>Khaiから、Khai>Thirdへと変わりましたが、ここまで常に一方通行。
だからこそ「この2人は最終的に上手くいくのか?」という興味で、視聴者をドラマに惹きつける事ができていると思う反面。
ファンが本来求めているはずのOFFGUNのイチャイチャシーンを描くのが難しくなる。
今回もThirdは「Khaiとは距離を置きたい」という心理状態にあったので、こんな和やかなシーンをはめ込むのは難しかったと思うのですが「事故らせる」という荒業で、前回の諸々を無効化し^^
素敵な見せ場を作ってくれました。
あまりはっきりとは分かりませんが、脱いだら意外にマッチョ系のタイアクターが多い中、OFFさんは肉感がぷよぷよした印象でしたね。
それもまたよし^^
ThirdがKhaiへの恋を終わりにして友達としてそばにいようと思ったように。
Khaiも自分してきた罪を悔い改め^^;
これからは友達としてそばにいようと考える。
2人の恋はついに実らず、以後友達として長く人生を共にしていくことになりました。
というがっかりな展開にはもちろんならず、事件が発生する。
試験後のパーティーに参加したThird一味。
ダラダラとだらしくなく続くパーティーの会場で、KhaiがUnと喧嘩を始めた。
Unがどっかの女といちゃついてたのを見かけたのが発端だ。
かけつけたThirdの返事は「それで?」というそっけないもの。
「お前を口説いてるのに、他の奴に手ぇだしてたんだぞ!なんでそんなにバカなんだよ!」
「バカはお前だ。先輩は俺を口説いてないよ!」
「騙されてんのに、まだいい顔するのかよ!」
「善人ぶってるのはお前だよ!なんでお前が、俺のことを守らなきゃなんて思うんだよ」
「妬いてるからだ。ばか!」
「なんで妬くんだよ!」
「好きだからだよ!」
とまあ。
ハリウッドドラマ顔負けの上手い引っ張り方で、この回は幕を閉じたのでした。
そして、このブログでは毎回キレイにはしょっていますが、このUn先輩のオイタにおそらく一番心を痛めているのはThirdではなくをTwoっぽいというBLにありがちなセクマイのインフレ展開も同時進行しています^^;
待て次号!