タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL。2moons2。#7。「どっちが上か」肉食対決

 

酔いつぶれた(フリをして)Kit先輩にキスをして、外堀どころか内堀も埋め終えたMing。

あとは門をこじ開けるのみ!

2moons2の第七話の感想を!

この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。

六話についてはこちら。 

rukacchii.hatenablog.com

イケイケドンドンの仔犬系チャラ男Mingはカフェで静かに試験勉強に勤しむKit先輩にプレゼント攻撃をする。

ホールのケーキをまるっと買って「頑張って」というメッセージと共に、ウェイターに届けてもらう。

ボクはお菓子に詳しいタイプではないので(甘いものは好きだけど)間違っているかもしれませんけど。

チョコで全面コーティングされた感じ、ザッハトルテかな?と思ったり。

ちょっと表面に滑らかさが欠けてますけど^^;

 

いきなりホールのチョコケーキがテーブルに現れとまどうKit先輩。

敵が怯んだ時が攻めどきぞ!

とばかりにMingはKit先輩のテーブルに駆け寄っていく。

 

「今日はメガネなんですね。カワイイな」

キッとにらむ様子も確かに愛らしい^^

「俺のメッセージ無視しただろ」

「いつですか?なにも見てませんよ」

「昨日の夜」

「あ!ホントにしてくれたんだ。嬉しいな。返事してなくてごめんなさい。寝てたんですね、きっと」

 

と、亜熱帯気候のバンコクの屋外で、ホールケーキをほっぽらかして無駄話を続ける2人。痛むって。溶けるって。チョコなのに。

「こんなもん一人で食いきれないから、お前も手伝え!」といつもどおりのツンデレ口調でいうKitさん。

 

このシーンの見どころは、ツンツンした言葉とは裏腹に。

スプーンをケーキに差し込むMingを見て、ほんとに一瞬だけKitが微笑むところ。

すぐにMingが顔をあげるので、Kit先輩の笑みが見れるのはほんっとに一瞬。

瞬き禁止のシーンです。

 

 

 

ちなみにKit先輩を演じるNineも含めて、最近、主要キャスト6人が一同に集まって作品を楽しむReact動画が上がっています。

英訳はついていないので、なにをしゃべってるのか判らないのですがキャストの素に近い表情が見れて面白いです。

 

でもってNineさん。

役とかなり印象が違うんですよね。Kitお得意のニヒルな感じや、自然体の上から目線が、Nineさんには全く感じられなくて屈託のない好青年という感じです。

その他、印象が違うのがPha先輩役のBen。ゼスチュア大目、大口開けてゲタゲタ笑う感じがPhaとは全然違います。

正直、彼は素のほうがずっと魅力的ですね。

Wayo役のEarth君は、チラチラ、スタッフを見てるあたりにWayoよりもさらに神経質そうというかシャイな印象を受けました。

はまり役という事かもしれません。

youtu.be

そんなシャイボーイWayoは、最近は常にボディガードとしてオネエ集団「エンジェル団」とSummy姉さん(役名を忘れた)を連れている。

Pha先輩にリードしてもらうばかりじゃダメよ!先輩とおんなじだけ自分も先輩の事愛してるって伝えないと!

と彼女達に励まされ、先輩の学部に「はじめてのおつかい」に向かったWayo。

 

途中、同じく学部のムーンだったSutheeに遭遇し「さてはPhaに会いに来たの?」とからかわれ、うろたえる。

 

「送り迎えして、毎日一緒にご飯食べてて、どうやって知らないでいられるんだよ」

「校内で人気のイケメン2人がつきあっていて、噂にならないわけがない」

 

校内中に2人の関係が知れ渡っていると告げるSutheeさん。

がしかし、この数分後。

2人の関係にまったく気がついてない人がいた事が発覚する。

 

それは初期の頃にはPha先輩と恋仲だと思われていたのに、これという展開も無いままフェードアウトしかけてたPringさん。

医学部までPha先輩に会いに来たWayoが、Pha先輩とPringの関係を勘違い。

ブスッとした顔もまた可愛らしいYoさんの機嫌を治すため、Pha先輩はPringの前で「彼はWayo。俺の彼氏だ!」と宣言。

 

「はぁっ!」

 

という驚き方には、昨年のスターの気品はありませんでした^^;

まぁちょっと意地の悪いシーンだなとも思いましたけど、シーン終わりのPringさんの眼差しからは、このまま黙ってバカにされて終わらないたくましさも垣間見えます^^;

 

 

 

WayoとPhaに続き、KitとMingもイチャコラしはじめて、ぼっちになってしまったBeamさん。

おなじくぼっちのForthさんとばったり会って「みんな遊んでくれなんだ」とぼやいてみる。

こうしてBeamはForthさんの友人宅で飲む事になり、グデングデンのベロンベロンに酔っ払い、帰宅もできず、お泊りに。

「俺のベッドで寝ていいよ」と言う友人のススメで、ForthさんはBeamを担いでベッドに連れていく。

 

「どうやら友人のKitに俺は恋をしていたらしい」ということをポツリポツリと語るBeam。

 

ビジュアル的に華があるわけではなく、むしろどこにでもいる素朴なあんちゃんといった風貌のDomeさん。

孤高のイケメンとでもいいますか、鋭く強い眼差しの中に寂しさを感じさせるPavelさん。

 

8分近いこのシーンの緊張感がまったく途切れないのは、2人の役者の持ち味が絡まりあって相乗効果をあげているからだと思います。

どちらの演技も素晴らしい。

Beamがこのシーンで見せる無防備さ、弱々しさからは彼の抱える孤独の深さが感じとれます。

「次にBeamがどうでるのか?」を受ける芝居が続くForthさん。

要所要所でタイトめのクローズアップが差し込まれ、Pavelさんの眼力の強さが活きてくる。

彼の表情を通して視聴者も緊張感をあおられる。

まだか?まだかその時は!

みたいな^^;

 

2moons2。ここまでのところシーンとして一番なのはここじゃないかなと個人的には思います。

 

「俺が上に」

「(ニヤリ)嫌だね」

から熱く燃え上がった2人。

寂しさで体を重ねてもうまくいくはずもなく翌朝、Beamは罪悪感から逃げ出した。

追いかけるForthに「今までどおり友人で」と誘っておきながら、なかったことにしようとするBeam。

「一晩だけの相手なんてゴメンだ!」とForth激怒で。

待て次号!