タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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My School President 第4話『BBQはそんなにも大切な物なのか?』

廃部の危機を回避して、生徒会長も味方につけて大会出場の許可も取りつけて、さぁ音楽に打ち込むだけ!

のはずなのに^^;

My school President 第4回の感想を 

rukacchii.hatenablog.com

How Waveに勝ち残るためには俄然実力が足りてない。自分らの演奏を聞き直し焦燥感に駆られるGunとさほどでもない愉快な仲間たち。

彼らの前にギターを背負って転校生が現れる。名前はSound。

もー音楽をやるために生きてるような通り名を持つこの新人をなんとかチンチラに引きこもうと画策するのが四話序盤のストーリー。

 

小さい用をたしてるSoundさんに声をかけて返り討ちにあう展開。

別の作品でも似たような展開を見て、そん時も感じたんですが^^;

下腹部の突起物はいかなるタイミングでどのようにチャックの中にしまうのだろう?

という素朴な疑問に、今回も明確な解は得られませんでした。

まさかそのままなのでしょうか。

床のあちこちがピッ!ピッ!って汚れてしまいそうですけれどね^^;

 

 

 

ポンコツ達がSound獲得に難航するなか、今回も生徒会長が暗躍をする。

実は生徒会長とSoundは事あるごとに競い合ってきた旧知の仲。

会長は片思い中の部長のために、ライバルに「部に入ってくれたまえよ」と頭をさげに行ったのに、Soundさんはわりかし人の話を聞かなくて、思い込みも激しい人で

「生徒会と軽音は敵同士で、お前はことごとく軽音を潰そうと画策してるらしいじゃないか。ならば俺が軽音の救世主として降臨しよう(大幅な意訳)」

と入部を自発的に決意する。ほとんど相手のオウンゴール状態で生徒会長は片思いの人のために一点ゲット。

ところが。チンチラメンバーとは力量も音楽に対する意識も大きく違うSoundさんの加入は軽音部を大きくかき乱す。

やれ私用の電話だ、やれ塾があるとチンチラにとってバンド活動はあくまで放課後の趣味。口では「Hot wave で優勝するぜ」と言うものの実態はまるで伴わない。

そもそも積年のライバル、生徒会長のTinn様にギャフン(死語)と言わせるために入部を決めたSoundさんは部のこの体たらくが気に入らないし、部員のプレイの欠点を指摘できないGunにリーダーとしての資質を見いだせない。

自分の方がうまくやれると(ここでもやはり思い込みの激しい)Soundさんはリーダー交代を提案する。

ほとんど全てのメンバーが「そんなんありえねー」となる中で、当のリーダーGunだけがSoundさんの提案が部にとって最善である事に気がついて、潔く身を引くのでありました。

とはいえ部長が「Hot waveで優勝して、部と学校の名誉を取り戻す」という目標のため「部を辞める」と口に出すのは初回に続いて今回で2度め。

音楽が好きで好きでたまらない。音楽で飯を食っていく。

という発想の子かと思いきや、あっさり音楽を自分の人生から切り離す事を口走る不思議な人物造形です(脚本のブレかもしれませんけど)。

鼻息荒く「優勝だ!やるぞ!おー!」と拳を高く掲げるその裏で、実際に自分が掴み取れる現実をかなり低めに見積もっているのかもしれません。

これが20代半ばなら「地に足がついた」とか「現実的」という言葉を褒め言葉として使ってあげたいところですけど、高校生で(しかもドラマの登場人物で)ちょっと自分の人生の上限を低く見積もりすぎじゃないのかな。

 

ともあれ。部を離れヒマヒマになったGun少年は、かっての敵、生徒会に出入りして、生徒会の活動のお手伝い(という名のおデート)をすることに。

なんたって天才軍師Tiwさんが2人の目と鼻の先で適宜気を利かせるものだから、3話のプラトニックな合宿中に芽生えてきていた恋の芽が、ぐんぐんと栄養注がれ育ってく。

メンバーの熱意にほだされて軽音の部長に返り咲き、プライベートじゃそろそろと絡んできた生徒会長の小指を握り返して、自分の気持ちを暗に伝える。

あらまぁ部長、高校生活を謳歌してるじゃありませんか^^

というところで。

待て次号!