物の弾みでいたしてしまったせいで、元から良好とは言えなかった2人の関係はさらにこじれる事になり……。
KinnPorsche、五話・六話の感想を
「おぉっと頑張りましたね2人とも」
と言いたくなるよな激しい肌色のもつれあいは、即座にKinnパパの耳に入る事に。
まぁ言うたら「仕事に恋愛を持ち込むな」というニュアンスの事をめちゃくちゃ遠回しに言われるKinn。
それだけじゃない。
他のボディガード達からも「ボスはPorscheに甘い」とささやかれ、内心はどうあれ失態ばかりのPorscheさんに厳しく接さざるを得なくなるKinn。
まぁボスを守るはずのボディガードが、ここまでひたすら守られてばっかりなわけで同僚達の言葉も至極当然なわけなんです……が!
あんな事をした後の手のひら返すこの仕打ちにPorscheさんは面白くない。
すれ違いつつも相手の事が気になる2人。できた心の隙間を埋めようとするがうまくいかない。
ついにはPorscheはKinnパパに「Kinnの担当を外してくれ」と頼んでみるも一週間の休暇をやるからよく考えるよう慰留される。
ギクシャクとした2人の仲を救ったのは、ハンケツだしてスクワットするのが大好きなPorscheの同室Pete君。
さほど気の利いた事を言ったようには思えないけど、Kinnさんはハンケツ君の言葉に開眼しPorscheの家へ。
実家まで会いに来た愛しのボスにほだされて、表向きツンケンばっかりしてきたKinnさんとPorscheさんも互いに心を開く展開になる……前に敵機襲来(ボス、ガード甘すぎっすよ)
またしてもPorscheとボスは囚われの身に。
ここからドラマは「ちょいとBoysのLove中断しますよ〜」とばかりの銃撃戦から、2人仲良く山奥で遭難。
お互い手錠で繋がれたまま山の中をさまよって、ようやく互いに心を開いていくのでした。
おずおずと「歌手になりたい」という夢を語って、歌のコンテストで優勝したのを喜ぶでもなく「親がコネを効かせたから」と冷めた分析をし、歌えと言われ歌った歌は、流行りのタイポップではなくタイ民謡。
魚を仕留めた(日頃色々とエグい物を仕留めてるのに)と目をキラキラと輝かせる様に、ようやくKinn様の「マフィアの若頭」ではない素顔を見たような気がします。
初回からPorshceさんは「元気いっぱいの少年っぽさ」を振りまいていましたが、この回のKinnさんは、大人の期待に応えなくちゃとやりたい事を我慢してきた「優等生」っぽい可愛さを感じました。
ようやくにして互いを理解した2人。
だがしかし住む世界が違う事には変わらない。すでに痛いほど判ってるKinnさんは「ここで死んだ事にしてやるから逃げろ」とPorscheに告げる。
相手を想う切ない恋の結末に涙する間もなく再びの敵機襲来で、あろうことかKinnさんは銃弾に倒れてしまうのでした。
落ち着きそうで落ち着かないすね。
待て次号!