「さっきの。俺の初キスだから」
すんごい回でしたね^^
冒頭から最後まで2人の展開にもう萌えまくり三重奏(意味不明)。
そしてAe&Peteのお話に一つ目のクライマックスが。
ストーリーの構成も素晴らしく、せかされる事も中だるみもなく、程よいテンポで複数の話が微妙にクロスしながら進んでいく。
マルチプロットドラマのお手本のような内容でした。
そんな大満足のLove by chance第四話。あらすじを
この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。
そして今回はさらに長いので目次をば
今回はほんとうに全編見どころ満載でした。
なにも情報をいれず本編を見たほうが絶対楽しめるので、まだ本編を見ていない方はそちらを先に御覧ください^^
それではまた会いましょう!
第三話についてはこちらで語ってます。
Ae。Peteに軟膏を塗るの巻
Trump先輩に暴行を受け、雨の中放置されたPete。
かけつけたAeに連れられてビジネスホテルに一泊する事に。
泣きじゃくっていたPeteもようやく落ちつきを取り戻す。
Aeは傷の具合を見せてくれと、彼のガウンを脱がし、傷の具合を確かめる。
内心ドキドキのPeteをよそに、Aeは軟膏を塗り込んだ。
ちょっとエッチいこのシーン。
スローモーションや撮り方の工夫でセクシィな演出をされていますが、出来事としてはそれほどエッチぃわけではないんですよね。
Aeは傷を確かめるために服を脱がせ、傷の具合を確かめて、軟膏を塗った。というだけです。
この時点でAeが自分の気持ちに気づいていたかは不明ですが、この時のAeの行動は「友人の怪我を手当する」以上ではありません。
にも関わらず、このシーンが無駄に^^;セクシィなのは起こっている出来事をPete主観で描こうとしているからだと思います。
軟膏を塗るこのシーン。
カメラの高さがPeteの目線の高さにほぼ固定なんですね。
見ている人はPeteの目線でAeを見る事になるわけで自然とPeteに気持ちを重ねていく。
大好きなAeとホテルで2人。服を脱がされ、肌に触れられ、超至近距離で見つめられ。
そのドキドキ感やその先への期待をスローモーションや、全体にふんわりとしたぼやけた映像で表現して、見ている人に追体験させてくれます。
だからこのシーン、エロいのです^^
ちなみにこの後につづく朝のシーンではカメラはAe主観です。
Aeの動揺やムラっとしてる感がダイレクトに伝わってきませんか?。
甘えたさんのPeteに「一緒にいてよ」に頼まれたAe。
大きなベッドでPeteと一緒に寝る事に。
翌朝。目を覚ましたAeはおどろいた。
自分がPeteに寄り添っていて、さらに手を彼のはだけた胸の上に置いていたから。
飛びのくAe。しかし目はPeteの白い胸に吸い寄せられる。
アスカの胸を見てムラっとなっちゃった某碇◯ンジ君のような状態に。
手を伸ばしPeteの胸に再び触れる。
正気に戻ったAeはベッドから飛び出した。
AeはPeteを学校の駐車場まで送り届け、2人は別れた。
数日後。AeとPeteは学食でPondに合流した。
AeがPeteの分まで昼食を買いに行ったすきに、Pondは「俺たちと一緒に映画に行こう」とPeteを誘い、彼の方に腕を回す。
戻ってきたAeはそれを見て嫉妬。
「なに話してたんだよ?」「なんでお前の頬に触ってたんだよ」とヤキモチを焼く。
出会いはサイアク、CanとTinの巻
「めっちゃ頭きた!」
迎えを待っていたTechno達サッカー部員。
そこに部員の一人Canが走り込んできた。
雨の日、倒れていたPeteを発見したAeの友人だ。
何があったか尋ねると、Canはまくしたてた。
「朝目覚ましが鳴らなかった!いや。鳴ったのに自分で止めちゃったのかも!わかんない。でもって階段を駆け下りたら、母さんが仕事に飛び出しちゃって。朝飯食えなくて!でさ。姉貴はオレのこと「足の折れたカメ」って呼んだんだよ。猿だよ!なぁ先輩。知ってるよね。オレはカメじゃないよ。んでここに着いたらさ!シャトルバスは来ないし!だから歩く事にしたんだけど」
「ちょい待った。お前が怒ってるのはつまり、朝起きれなくて、朝ごはんが食べられず、姉さんがお前の悪口を言って」
「先輩。ちゃんと聞いてた?そんな小さな事で怒ってないよ」
Canは直前に会ったIC(不明。学部?)の嫌なやつとの出来事で怒っていた。
シャトルバスを待っていたCan。
手持ち無沙汰に蹴ったボールを追いかけたら、通りかかった車にクラクションを鳴らされた。(おそらく)車が侵入禁止の校内で、轢かれかけたのだ。
車に駆けより抗議するCan。
運転していたのはTin。Peteの友人のおぼっちゃまだ。
Tinは大学に通う庶民を露骨に下に見ている。
「ここは道路で。車が走るためにある。君に考える頭があるなら、誰が謝るべきかはわかるはずだ」
「オレに頭がないってのか!お前、オレに向かってクラクションを鳴らしたんだぞ」
「あぁ。考えることはできるのか」
ヒートアップしさらに食ってかかるCan。
「次は道路を歩かないこと。さぁ。僕の視界から消えてくれ」
Tinは冷たくそう言うと、食い下がるCanを置いて車を走らせた。
Thechno。高校生に車で送迎してもらう事になるの巻
怒りが収まらないCanは、Techno達にひとしきり文句を言ったあと「腹減った」と去っていく。
アイツのことはよく判らない。
部員にそうぼやくのはフットボール部の部長を務めるTechno。
線が細く、優しい人柄の彼はなめれらがちだが、Canには特になつかれている。
日頃通学に使うバイクが壊れてしまい、Technoは迎えを待っていた。
やってきたのは弟の友人で高校生のKla。
一見真面目そうなKlaだが、彼こそがTechnoのバイクを(弟をまきこみ)壊した張本人。Technoの事が好きなKlaが、彼に近づくためにやったことだ。
そうともしらず、Technoは、Klaの車で自宅へ送ってもらうことになる。
Aeの告白。そして初キスの巻
Ae、Pond、Pingの3人と映画を見終わり、PeteはAeを車で彼の部屋へと送り届ける。
ヨーロッパから帰ってきたお婆ちゃんがお菓子をたくさん買ってきた。
Aeの姪、Iymに幾つか持ってきたというPete。
荷物を取ろうと後部座席を同時に振り向き、ちょっとありえない偶然のキス。
ココ!
ゴクリと動くAeの喉がひときわ緊迫感をあおってます。というか生々しい。
ま、それは置いてもさすがにここは「ありえないだろ」と思ってしまいましたね〜。
Aeは自分の気持ちを自覚しているので、だったらここは自分のために(正確には姪のために)プレゼントを持ってきてくれた事に感激しちゃって、思わずキスしちゃった。
位なカットがあれば説得力があったのですが。
ちょっと残念。
気まずい空気が流れる車内。
そして今度ははっきりと意思をもってAeがPeteにキスをする(ここだけで良かったんじゃないかな)。
「俺、たぶんお前の事、友達以上に好きになってる」
自分の気持ちをとつとつと語るAe。
どうしたいのか尋ねるPeteに今も混乱しててよく判らないと返すAe。
「お前も俺の事好きだよな?」
「ボクは、ボクは。わからないよ」
好きオーラダダ漏れだったくせに!
相手がふりむくといきなりじらし作戦を取るPete!
「もう一度キスしていいか?」
返事はなく、AeはPeteにキスをした。
「下手で……。ごめん」
「そんなこと、ないよ」
Aeはプレゼントの礼を言い、車を降りようとドアを開けた。
「えと。さっきの、俺の初キスだから」
去っていくAeの背中を見ながら、微笑むPete。
みたいな感じでした。
いやぁ、長かった。
はぶけるエピソードが本当に今回は少なかった。
Love by chance。第四話の感想を
まずは!
全編にわたってAe役のPerth君の演技が素晴らしかったです。
彼はこれが初の大役とは思えないほど演技が上手い。ぶれがない。
どのシーンでも表情が的確で、手に取るようにAeの気持ちの変化が伝わってくる。
「Peteの事が好きなのかも」と気づいた時のとまどい。
一緒にそばにいられる時の嬉しさ、楽しさ。
そして初キスの緊張感やその後の充実感。みたいなものを余す事なく見せてくれます。
ありがとう!
今回はCan&Tin、Techno&Klaのサブストーリーが本格的に動き出しました。
特にCanは大フィーチャー。
ฮื้ออออ ขึ้นเลยยย ไอติณณ์ !!!#lovebychanceseries pic.twitter.com/ojzLtJ09bS
— บังเอิญรัก เดอะซีรีส์ (@lovebychanceS) 2018年8月24日
初回の時から思ってましたが、とにかくしゃべり方が独特。
「Ae!と、お前!あぁ殴られてた奴だ。どう?よくなったか?お前にあんな事したやつは見つかった?あっ俺なんだぜ!IC校舎で倒れてたお前を助けたの。ほんとお前がAeの友達で良かったよ。じゃなきゃ大問題になってたかも。俺、お前を殴ったのAeだと思ってたもん。だってさ、お前ずっと「Ae。エンジニアリング学部。Ae。エンジニアリング学部」って言い続けてるからさっ」
みたいな、短めの文章をリズミカルに繰り出してくる印象。
今回はそんなCanトークが何度も炸裂しておりました。
そしてKlaがいよいよTechnoに接触。
この人は色んな意味でナゾなキャラ。
劇中も、中の人も、十代という割になんかえらい落ち着いてる。
そして劇中じゃ結構黒い。
だからなのか、このKlaがな〜んでTechnoをここまでして追いかけるのか「好きだから」という理由だけでは説得力を感じませんね〜。
むしろバレたらどうすんねんって感じ。
つねに気弱な笑みを浮かべて、ざ・いい人なTechnoさんの今後が気になるぞってところで。
待て次号!