今回もAeとPeteがバカップル街道をタンデムで大爆走。
小さなケンカを繰りかえしつつも、最後は互いへの愛をささやきあうという……。
勝手にやっとれ!
という展開に終始しました^^;
ボクはジェラってる時のAeさんの微妙な表情がたまらなく好きなので、それはそれで見ていて楽しいわけですが、ドラマを牽引する力はこの二人にはなくなってきている。
代わりに。
残り三話となってようやくTin様とCanことCantaloupe君が、物語のメインリードとして全面に出てまいりました。
顔を突き合わせればガチゲンカを繰り広げてきたTin&Can。
ようやく歩み寄りを見せはじめた第11話の感想を!
この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。
第十話についてはこちらで語ってます。
十話のラストで現れたPeteの昔からの女友達Deri。
彼女を含めAeとPeteそしてPeteママの4人は、Peteママの誕生日を祝うため屋外ディナーを楽しんだ。
PeteがDeriの世話を焼いているのがAeには面白くない。
Aeは、Peteに近づく者は誰彼かまわず嫉妬の炎を燃やす人。
面と向かっては言わないけれど「俺は面白くありません」とか「Peteをとられちゃうんじゃないか不安です」というのがハッキリ顔にでてしまう。
そんな様子を見ていたPeteママが、フッと微笑むのが印象的。
「Peteもこんなに愛されて幸せ者ね」
とでも思っていたのでしょうか^^
二人の親密さを勘ぐるDeri。
Peteママは「同じ学校にいるんだもの」とあたりさわりのない発言でPeteとAeの関係をぼかしてあげたりもして、二人の関係にとても協力的でした。
一方、AeとPeteの新たな刺客として登場したかのように見えたDeriちゃんですが。
たいしたアクションも起こさず、ディナー終了後サクッと帰宅。
まさか。これだけなんすかね?^^;
この程度ではライバルとか呼べないんですが。
せいぜいが「かませ犬」と呼ぶのがふさわしい影響力の薄さ^^
それでもAeさんは極度のヤキモチ体質なので。
自分よりPeteのことを知ってる友達(Deri)が気に入らない。
彼女がまるで家族であるかのように振る舞うのが気に入らない。
とプチ、キレモードに。
一方「妬いてるの?」と声をかけるPeteは、この時実は微笑んでいる。
この二人、力関係が逆転してきますよね。
ずっとPeteの庇護者として振る舞ってきたAeだけど、この回では強い独占欲から子供っぽい言動を取る事が増えてきました。
実際いたら「束縛きつくて重い」ってフラれるタイプだと思うな^^
その後、Peteも(バイである)AeがDeriに惹かれているんじゃないかに気を揉んでいた事を知り、Aeは俄然ごきげんに^^
「潤滑剤もってるんだ」のシーンに続きます。
言葉の破壊力ほどにビジュアル的には強いシーンではありませんでした。
この後も二人には、ちょっとしたケンカそして仲直りという展開が続きます。
彼氏にいいかっこしたいがために空回りし、つい強い言葉を使って相手を傷つけるAeさんに若干ハラハラします。
ふられるぞ^^;
彼らは再び試験期間に突入した。
しかしPondの頭の中は高校時代の友達と行く旅行のことでいっぱい。
「Peteも一緒に行かないの?」
ChaArmの問いに速攻で「行かない」と否定したのはAe。
当然Peteは凹んだ顔して「彼の友達を知らないし、行かないと思う」と夫を立てた発言をする。
慌てて「お前を連れて行きたくないって事じゃない」と弁解に走るAe。
「イケメン彼氏がお前の人生に飛び込んできたんだ。友達に彼を紹介するべきじゃね?Peteを参加させたくない理由を3つ。教えてくれよ」とPond。
「理由を3つ?いち、Sun。に、Sun。3つめもSunだ」
このSunなる人物はAeとPondの同級生。
めっちゃハンサムさんらしく、Aeは彼がPeteにちょっかいをださないか心配してる。
というところでしょうか(本人は否定していますが)。
そこまで警戒されるSunなる人物にがぜん興味が沸いてきます。
出るとしたらMVにあるビーチのシーンだと思うのですが。
この後、Peteに「ボクにとってはAeが一番ふさわしい」と言われ、鼻の下を伸ばすAe。
そして見つめあう二人。
この時のボクの心境は、Pondさんがその表情で代弁してくださっております。
ホント、ゲイバレを気にするならこういう所から気をつけたほうがいい^^。
今回もきれいなシーン、いいシーンは多いんですが同じ事を繰り返してる印象も受けたAe&Pete組でした。
急接近、Tinお坊ちゃまとCantaloupeの巻
Canファミリーは愛犬Gucciをワクチンの予防接種に連れていった。
Canは動物病院の前で天敵Tin様と遭遇する。
Tin様、まるでCanをストーキングでもしていたかと思う程に見事なタイミングでの登場でした^^
生活圏だって違うはずなのに^^;
なぜかGucciはTin様になついてしまい、彼も動物のお医者さんに同行する事になる。
外面のいいTin様は、Canママと妹には気にいられランチを一緒に取る事に。
ランチの最中もいつもどおりのTinへの口撃をやめないCanさん。
お母さんにたしなめられ出ていった。
後を追うTin。
ここでCanのニックネームの正式名称(ややこしい)が発覚。
ただしくはCantaloupeだそうです。
なんぞね、それは?
と思って調べてみましたところ「マスクメロン」のことでした^^
わざとらしく「Cantaloupe」と呼びかけたTin様は、車に乗れとCantaloupe君に言う。
急に親切になったTinをいぶかるCan。
Peteを落とすために俺に協力して欲しいのか?絶対やらね〜よ。
というCanのコメントに、Tin様は「気が変わったとしたらどうなんだ?」という返事。
「俺はそんなの信じない。お前はただの嫌な奴だ!」
と言われ少しショックのTin様。
友達もいないし、家族は俺を無視するし、今の母親は後妻だし、俺の名前も適当につけられた。
だから俺は誰も信じない、でもお前は信じたいんだ。
と目を赤らめて思いの丈を伝えます。
Tin様にとっていつCanがそこまでの信頼を寄せる人になったのか。
イマイチ判りにくいので、この告白には個人的に唐突感は感じます。
が、それでもTin様が素の感情を吐露する様は、彼の寂しさが切々と伝わってきて、胸に迫る。
Canが彼への態度を軟化させるのも納得だったのです、が。
Tin様はそんな自分の情けなさを認める事ができないようで、せっかくCanが歩みよりを見せたのに
「全部作り話だ。馬鹿め」
と自分が言った事をすぐさま全否定。
Canはもちろん大激怒「二度と俺の前に現れるな」と宣言する。
CanがTin様と親しい友人ならば(もしかするとPeteだったなら)
これはTin様特有のつよがりなんだと見抜けたかもしれません。
しかしCanにとってTin様は天敵。
そこまで察せるわけもありません。
「もしかして本当の事を言ってたのかも?」
Canが思い直したのは母の言葉を受けてから。
そうなると今度は、自分がなげつけた言葉に罪悪感が沸いてくる。
CanはPeteにTinの駐車場を聞き出して、フロントガラスに謝罪を書いたノートを挟む。
手書きのタイ文字ってあまり見慣れませんが、音符みたいでカワイイなぁと思いましたよ。
Tin様はそれを読んで、ポソリと呟きます。
「俺のことを気にかけるなんて、Cantalope、お前はバカだよ。でも……。こんな風に俺の事を気にかけてくれる人が必要なのかもしれない」
なんだろう……。
この二人の間に生まれてくるのはPete&Aeにあるような激しさとか、恋した時のふわふわした感じとか、そういう物じゃないのかもしれませんね。
「恋心」というよりは「友愛」というか。
互いへの「信頼」とでもいうような物で繋がっていくのかも……。
つながるのかな?
残り3話で^^;
というわけで待て次号!
知らない人はいないと思いますが、こちらがLBC公式チャンネル。
このチャンネルで26日から本編が日本語字幕で見れますよ^^