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LBCも残り4話となりました。
名残惜しいと思うより……。
正直、ここで終わってしまってもいいかな〜と思っている僕がいます。
九話、十話と、我が世の春を謳歌しているAeとPete。
あまりに幸せそうなので、ここで物語はおしまいにして「それからも二人は末永く幸せに暮らしました」でいんじゃないすかね^^
彼らを主役のドラマとして続けていく以上、この二人には障害が不可欠。
いまだハッキリとカタがついていないChompooや、二人の経済格差の問題。
Tinの妨害に今回初登場したDaliの存在など。
ドラマが続くかぎり、この二人には次々と障害が降ってくる。
そして、この十話では二人の次なる障害がチラチラと見え隠れしていました。
残り4話で、彼らの哀しい顔を見るくらいなら「オレがお前を幸せにするよ」って宣言した今回のバラ園のシーン(感動的なシーンでした)で、終わってしまったほうがいいのかも。
つらい事は、残りの3カポーに任せて、二人にはずっと幸せボケのバカップルでいてもらいたいなぁ。
と思ってしまうくらいこの二人がセットで好きなんすよね〜。
ま、とりあえず。
二人のこの世の春を振り返りましょう^^
AeとPete。幸せいっぱい第十話の感想を!
第九話についてはこちらで語ってます。
Can、Pond、ChaAmはスタジアムに集まっていた。
学部対抗試合に出場しているAeを応援するためだ。
遅れてやってきたPeteにくっついてきたのはTin。
Canは思わぬ天敵の登場に場を外そうとするが、Tinはそんな彼に嫌がらせ。
足を伸ばして転ばせようとする。
相手の嫌がる事をわざとやって気を引くとか……。
Tin。キミは小学生か^^;
腹に据え兼ねたCanが、Tinを引きづり連れてったのはロッカールーム。
ここはもしかして、さかのぼること数週間前。
AeがPeteから「交際OK」の返事をもらった場所でしょうか^^
話は「ゲイは気持ち悪い」というCanの台詞からPeteとAeの関係に飛び火。
「お前の友達はもっとひどいよな。彼は唇でPeteの体中に触れてるんだし」
と泥酔したオヤジでも口にするのをためらうようなセクハラ発言をかますTin。
友情に熱いCan。
AeもPeteも、たとえゲイでもオレの友達。
ダチを馬鹿にする奴はオレの敵だ!
とタンカをきった。
Tinは平静を装いその場を去るが、実は激しく動揺していた。
なぜか?
ここでTin様の過去の傷が明かされます。
兄を信じて裏切られた経験をしたTin様は「誰も信用しちゃいけない」と自分に言い聞かせて生きてきました。
誰かを信じなければ、裏切られて傷つくこともない。
たぶんこれまでにもふとした優しさに触れて、フッと心温まる瞬間もあったはず。
その度に過去の傷跡をえぐりだし、自分を閉ざして生きてきた。
なのに目の前の男は、友達に全幅の信頼を置いていて、こうして自分に怒鳴りかかってくる。
Canが友人のために取ってきたアクションの数々が、Tinがすがりついてきた物と相反していて、それゆえに苦闘している。
そんな感じのシーンでした。
ようやくTin様が分かってきたぞ^^;
試合後(Aeのチームが勝利しました)。
AeはPeteに近づいて「今日泊まりに行ってもいいか?」と超絶至近距離で尋ねます。
この少し前にPeteは「僕ってゲイバレしてますか?」的な事を尋ねてる。
それを気にするのであれば、公道で彼氏とキスしそうな至近距離で話すのは止めた方がいい^^;
まずそこから気をつけるべき^^;
と思った次第。
さっそくPeteのおウチにいったAe。
シャワーを浴びてくるというAe(すでにマイルーム状態)に、ご飯を作ってあげるねと言うPete。
おぼっちゃま。包丁使えるんですか?
と僕が内なるツッコミを入れた瞬間。
「アパート炎上させちゃうんじゃないの?」と、Aeがよりハードなツッコミを入れてくれました。
「初めて」を乗り越えて少し大胆になったのか。
Aeは一緒にお風呂にはいろっか?と提案する。
この入浴シーン。
前回はソフトフォーカスでごまかしましたが、今回は「泡」を使って色々ごまかしています。
それなりに長いこのシーンの前半の見どころは、甘えたなPeteさん。
お母さんの誕生日祝いに来て欲しいと頼んだときに
原語で「Na、Na、Na、Naaaa」っていうのがカワイイですね。
どうだろう。
文脈から察しますに
「お母さんの誕生日があるんだけど、一緒に来てほしいんだ。お母さんも楽しみにしてるし。ねぇ、うんって言ってよ。ねぇ。ねえ!言って。ね!」
位になるんじゃないでしょうか。
これを言ってサマになる男子ってすごいです^^
そして後半の見どころはプールかよっ!って感じではしゃぐ男子2人。
メイキングも出てまして「泡が足りない!」っていう演出の要望でPete役の子が懸命に水をパチャパチャさせて泡を作っていたのが微笑ましいです。
バカップル道を爆走するAeとPete。
二人の気づかないところで小さな火種が芽生えています。
一つはその気もないのに交際をせまってくるTinの存在。
そして、まさにその瞬間を目撃してPeteがゲイらしいと知ってしまったChompoo。
個人的には、Chompooがその現場を見ていた。
でもTinとPeteの本当の関係については一切知らないという状況が、悪い方向に転がりそうな気がします。
そんな出来事はつゆ知らず。
AeはPeteの母親の誕生日を祝うため、彼の実家を訪れる。
ところかまわずイチャつきたがるAeですが、なんとか理性を取り戻しPeteと二人、お母さんのためにバラの花を剪定する。
このバラにまつわるお母さんのエピソードが今回最高の見どころ、シリーズを通しても1、2を争う名シーンじゃないでしょうか。
(おそらく)当時既に別居状態にあった父から毎年送られてきたバラのブーケ。
子供の頃のPeteは「お父さんはすごくお母さんを愛しているんだ(のになんで自分で届けに来ないんだろう)」と思っていたが、実際は秘書が贈ってくれた物だった。
この秘書さん、今はPeteパパの後妻になっているわけですが。
どんな気持ちだったんでしょうね。
せめてもの罪滅ぼしのつもりだったのか。秘書として淡々と仕事をこなしただけか。
それとも「ざまぁ」と思っていたのか……。
正式に離婚を決めた後、父からは(つまり秘書からは)バラが贈られてくることはなかった。
お子様Peteは決意した。
今日からは僕がお母さんにバラを贈るんだ!
その話を聞いたAe。
「お前がお母さんを幸せにする人になったんだから。オレはお前を幸せにする人になるよ」
と宣言をした。
偶然であった二人が、惹かれあい、恋に落ち、つきあって、未来を口にするようになる。
第一話から続いてきたAeとPeteのお話は、ここでキレイに着地した。
という気が個人的にはしてますが……まだ続きます^^
あ。この後じゃれ合いながらバラを摘む二人が例によってカワイイです。
特に、かっこつけてバラを食わえるAeがいい^^
急な仕事から戻ってきたPeteママ。
しばしPete抜きで談笑するママとAe。
この会話が意味を取りにくい内容でした。
「知ってるわ。あの子が私に幸せになってほしいって思っている事。そして私も、Peteが幸せになるためならどんな事でもする」
「知ってたんですね」
このAeの返しはどこにかかってるんでしょうね?
ママのタメ(沈黙)が長い事を考えても、常識的にも。
「Peteが彼女の幸せを願ってる」事ではないような気がします。
AeとPeteの関係でしょうか?
でもそれはママにはバレバレ。
Aeもそれには気づいてると思ったんですがハッキリ確証がほしかった。
という事でしょうか。
引越し後のディナーの時もそうですがAeとPeteママは相性が良さそう。
どちらも理性的だという事に加え、どちらもPeteを「オレが(私が)守ってやる」と思っていそう。
嫁はもちろん、姑との関係も良好で前途洋々かと思った矢先に。
Aeの前には、またも新たな敵があらわれた。
おなじみ嫉妬で不安げになるAeの表情にご注目。
待て次号!
知らない人はいないと思いますが、こちらがLBC公式チャンネル。
このチャンネルで26日から本編が日本語字幕で見れますよ^^