上か下かの戦いには勝ったのに「友達のままでいよ」と言われてしまったForthさん。
それが彼の心に火をつけたのか、グイグイ攻めてく!
2moons2の第八話の感想を!
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七話についてはこちら。
地方の苦学生のために募金活動をするPha、Kit、Beam。
まずはMingがWayoを連れてやってくる。
嬉しいくせに、コソリとPhaの影に隠れるKit。
そんな事は意にも介さずMingは彼らに近づいて「後ろに隠れてる人に募金をしたいんですよね」的な事を言う。
低身長という設定を生かしたナイスな演出ですね^^
というのは冗談ですが、意識したのか偶然なのかは分かりませんが、募金を促すKit達より、Mingは高い場所に立っています。
当然、KitはMingを見あげる感じ。いわゆる俯瞰(ふかん)というアングルになるのですが、このアングル、一般的には撮影対象を弱々しく見せる効果があります。
この場合はKitを弱々しく見せてます。
結果として、この一連のやりとりの主導権はMingにある。
そう視聴者が感じるようにカメラワークが作られています。
MingとKitのやりとりにあてられたBeamは、苦悶のあまり?熱中症?で気分を悪くしてよろけてしまう。
や◯逃げされてから、こっそりBeamの様子を伺っていたForthが彼に駆け寄るが、Beamは彼の腕を振り払う。
Kit、Ming、Beam、Forthの恋の矢印がバチバチと火花を散らす中。
我らが清純派Wayoはいつもどおりのポケーっとした顔でやってきて
「Pha先輩〜。口開けて〜」
と海老フライ的な串物を差しだした。
数秒までBeamの体調を伺う様子だったPha先輩も、ふぬけた笑顔で「あ〜んっ」と口を開け、かぶりつく。
いやぁ……。ノロケがすぎるぞ、この2人^^;
ドン臭いとはいえ、周囲の空気をもっとよく読むように!
そして、このサービスショットにSummyちゃん演じる腐女子は大喜び。
彼女の黄色い悲鳴に気づいたPha先輩が、海老フライもどきをかじりつつ、視線だけSummyちゃんに向けるのが、地味に見どころショットと言えるでしょう^^
「いっ?」みたいな顔になってます^^
さて、エンジェル団と補習を受けるWayo。
そこに現れたのが薄ら笑い系男子Park。
彼が飽きっぽいエンジェル団のために無料授業を買って出る。
ホワイトボードを全面使って、中々の名教授っぷりだが「間違ってるぜ!」と時代劇の侍のように颯爽とPha先輩が現れる。
ここからしばらくPha先輩による物理講義が続き、俺はWayoのストーカーってわけではないんだぞ!
という事を全方面にアピールしました。
公衆の面前で小馬鹿にされたParkは一言「先輩が代わりに教えてやればいい」と去っていく。
完全勝利を確信したPha先輩はご機嫌で愛車の前に来て、戦慄する。
車のボディに「くそったれ」とペイントされていたからだ。
Phaじゃなくても「これはParkがやったのか」と疑いたくなる編集ですが、だからこそ実はParkじゃないんでは?
と思ったりします。
それとPhaはParkがWayoの事を好きだと思っているっぽいんですけど、個人的には、そんな素振りはちっとも感じないのですが。
むしろ、俺とビジュアル偏差値たいして変わんないのになんなの、この子。
あっちのムーン、こっちのムーンを引き連れて!
的なニュアンスに思えるのですが。
個人的にPark好きなので、彼にはもう少しダイレクトに、ヘラヘラ得意の薄ら笑いでWayoとPhaの仲をひっかきまわして欲しいなぁ……。
と思います。
さてその夜。
愛車にイタズラされて落ち込んでるよ、という口実でWayoの髪をモフモフするPha先輩。
話は車のことから、Parkは危険だという話になり、さらには「いつやらせてくれるのかな?」とお話に。
ベッドの上ではオールウェイズタンクトップ。
「いつでも来てよ」というサインを送っているのかと思いきや、Wayoさんは心の準備ができていなくて、いまだキス以上を許してあげていない模様。
お腹に頭乗せて寝そべったり、肩に顎乗せてささやいたりと、ここまでも高い密着度を見せつけて来たこの2人が、成り行きでそうなってしまわなかったというのがスゴイ。
強い自制心の持ち主ですね^^
そしていつも思うのが、どうして一人部屋なのに、ベッドは大きく枕は2つあるのでしょうね^^;
タイではそういう仕様なのかな。
高い自制心で貞操を守るWayo達を尻目に、一夜の間違いでぎこちなくなったBeamとForth。
今どき田舎の高校生ヤンキーでもやらないような殴り合いの喧嘩で怪我をした工学部学生Forthさん。
たまたま……というか、なにかを感じて追いかけたBeamが助けだし、車の中で手当をする。
今回もForth役のPavelさんの演技がとてもとても光ります。
原作者がキャスティングについて話していた際「最初、役者ではなくバイタクのあんちゃんかと思ってた」と言われたPavelさんですが、華のあるいいお芝居をなされます。
React動画を見てるとさほどキラキラしていないのに、撮影用のカメラが回ると俄然魅力的になる。
役者として中々いい素質を持っていると思います。
Beamの事を追いかける!と決意したForthに、(おそらく)Phaから「話がある」と連絡が入る。
男同士のサシの話かと思いきや、そこには彼の新妻Wayoもいましたね。
話が始まる前に、スマホあげて「ゲームでもしてろ」と言うのではあれば、どうして連れてくるのかな。Pha先輩のイヤミでしょうか^^;
Beamが全部ぶちまけたのか、PhaはForthがBeamを口説いてる事を知っていた。
「お前みたいな奴が、どうしてBeamに興味を持ったのか不思議だよ」
「Beamと俺はな。ヤッたんだ」
Pha驚愕!
そしてゲームに興じていたWayoも驚愕!
「ヤッた?……それってつまり」
「寝たんだよ!」
僕たちより先行かれちゃったよ。
と2人が思ったかどうかは分かりませんが^^;
互いの顔を見るPhaとWayo。
その後ちょろっとあった後、Forthは酔いつぶれるBeamをバイクの後部座席に乗せて「俺と付き合えよ」と強引に迫る。
ノーヘルな上に、もちろん飲酒運転。
身の危険を感じたBeamは「お前と付き合うよ」と声をあげる。
良い子は絶対にマネをしちゃいけない口説き方です。
というところで。待て次号!