仕込みの時間

2年目を迎えたフリーランスの映像クリエイター。フリーランスとしての悲喜こもごも、旅ブログ、そして少々のタイポップ、タイドラマなど。

祭モードに染まった頃に 〜高知よさこい旅日記(3)〜

3年ぶりのよさこいは、帯屋町から始まった。
とにかく長い。
一曲3分の曲を6回、7回。休むことなく踊り続ける。

初めてよさこいをやった十数年前、
この商店街で「1ダース(12回)」と言われた事がいまだに忘れられない。
しかも途中で。

気温は35℃オーバー。
塩分補給は大切だ、ということでひろめ市場の前にある、仮設のラーメン屋にて味噌ラーメンを所望。

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んまいぃ〜!
汁一滴も逃すものかと完食し、いよいよ踊る。
沿道を埋める見物人の中、爆音浴びつつ、ひたすら踊る。
今年はチームのメンバーも少し少なめ。
まだまだ気持ちも上がりきらない。

間髪入れずに、京町で踊る。
こちら一回で踊りきり、さらに中央公園のステージへ。
ここまでほとんど休憩なし。
もちろん体調の悪いメンバーは一箇所二箇所パスしつつ……。

続いて追手筋。
バス移動がメジャーになりつつある今も、僕らは歩き。
ビールという名のガソリンを喉から流し込みたい気持ちもあるが、
さすがの暑さに自重して、かき氷などを食べつつ移動。

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追手筋はクライマックス。
片道3車線。計6車線を祭りのために封鎖して、
合計2つの連がほぼ平行して踊る。
道は広く、帯屋と違い店から吹き込むエアコンの風も助けてはくれない。
陽射しのきつい昼の3時に、追手筋を踊る。割と全力で。

参加してない多くの仲間に途中で声をかけられた。
十数年のどこかのタイミングで一緒に踊った仲間たちと、
ほんの数分でも言葉を交わすのが楽しい。

高知城で踊った後は、菜園場に向かう。
タイミングを見つけ、ついに念願のアイスクリンをゲット。
滑らかな舌触りがたまらない。
が!

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写真を撮ろうとして、一段目が落ちる。ショック!
また買おうと心に誓う。

菜園場を踊り終わった後は、まんが甲子園の聖地カルポート前でご飯を済ませ、
梅の辻へ。
ゆるく蛇行する大通りを地方車からのライトを浴び、踊る。

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路面電車を乗りつぎ踊った枡形が、一日目のラスト。
合計8箇所というチームの最多タイだった。
ここまで来たら記録更新の9回目も行きたかったのが正直なところ。
でも暑さにやられ脱落者も多かったから、仕方ないところかもしれん。

メダルはついにもらえなかった。
続々と仲間が首からメダルの紐を提げる中、取り残されるのはやはり悔しい。

祭りのあとは特に親しい仲間4人で、ひろめ市場へ。
地元の仲間が馴染みにしている店で乾杯。

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とにかく、かつおのたたきが、死ぬほど旨い。
薄くスライスしたにんにくとネギをぶあっついカツオの上にのせ、食べる。
牛肉ですか?と思える舌触りは何度食べても驚いてしまう。
これがカツオのたたきなら、都内に流通しているあれは一体なんなのだろう。


2日目は上町から出発。
歩道に並び、小さく踊る。昨日に比べても体感気温が高く、滝のように汗がでる。
高知駅はりまや橋商店街と踊った後は、旭へ向かうも、
会場コミコミなため、予定変更。
本日2回目の上町を踊る。

そしてついに、メダルをゲット!
金にもならず、仕事の役に立つわけでもない、よさこいのメダルをもらえた事に、喜びを感じる子供っぽさに少し気恥ずかしい物を感じたものの、
これは「今日という日を俺が存分に楽しんだ事の勲章なんだぞ!」と思い直して、
この喜びを素直に受け入れることにする。


やったね!

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今日に限らず存分に楽しんだと実感できる日を、一日でも多く過ごしていきたい。

夕闇の中、再びの追手筋。
ライトを浴びて全力で踊る。溜まった疲れに潰れないよう、声を出しつつ、前へ前へと足を運ぶ。
海の日ができ、11日は祝日になったからだろうか。
桟敷席が満席だ。警備の後ろまで幾重にも見物客が連なっていて、純粋にアガる。
どうせ祭りはまもなく終わり。壊れる覚悟で全力で踊る。

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締めは再びの帯屋町。
帯屋で始まり、帯屋で終わる円環が気持ちがいい。
が、長い。
中々前に進まない。
信号で止まり、前のチームに追いついては止まりを繰り返し、足踏みしながら、
その場で踊る。
追手筋からほぼノンストップで突っ込んだので、さすがに苦しい。
疲れた時こそ、声を出すのだ。
地方車のスピーカーから流れるチームの曲を歌いつつ踊り切り、
今年のよさこいは幕を閉じる。

「ようやく祭モードに染まりきったのに」という名残惜しさもあるけど。
その頂点で、あっさり終わってしまう位が、きっといいのだ。

3年ぶりの決起会 〜高知よさこい旅日記(2)〜

事前練習を終えた後、桂浜へ向かう事にした。
優に十回以上高知に足を踏み入れてるのに桂浜は初めてだ。

仲間との決起会が控えているから滞在時間はあまりない。
桂浜見て、竜馬像見て、サクッとタクシーで市内に戻ろう。
軽い気持ちでバスへ乗り込んだ。

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思ったよりも風光明媚。思ったよりもフォトジェニック。
i-Phoneでカシャカシャやりつつ散策をした。
一通り園内を歩いてまわり、さぁ帰ろうと乗り場に向かう。

タクシーはなかった。
一台も。
バスの時間を調べると、一時間に2本だけ。

閑散とした土産物屋の周辺に、
所在なげに漂っている観光客がチラホラといたのはそういう事か。
撤収したくても、できなかったのだ。

しょうがない。
早々にあきらめて、西陽眩しい、バス停前のベンチにぼんやり座った。

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当然ながら決起会には遅れた。
まぁそれもご愛嬌。
前に座り、隣に座りする仲間たちと、互いのグラスにビールをグイと注ぎあう。

3年ぶりの再会。
誰もかれもあまり変わったようには思えないけど、
俺が仕事を変えたように、居場所を変えたり、家を買ったり、家族が増えたり、ちょっと重たい物を抱えたりしているのは、チラホラ聞いている。

現実の「この歳になるといろいろあんだよ」的な物を、
とりあえず置いて、
とりあえず隠して、
3日間は今この瞬間を存分に楽しもうと、多分みんなが思ってる。
だから一年に一度しか会わないこの仲間が、誰にとっても大事なんだ。
遠くても、金がかかっても、また来てしまうのはそういう事なんだ。

二次会に流れた。「安兵衛」という屋台の餃子屋。
いつもは打ち上げの最後の最後に行く店だ。
小ぶりの餃子は、パリッとした皮の中に、ニラと肉とにんにくがギッシリと詰まっていて、やめられないとまらない。

偶然道を通りかかった仲間の一人に見つかって、
そいつも巻き込んでさらに飲んだ。

汗を拭い、手でパタパタと頬を仰ぎながら、わいわいと食べて、飲む。
今年の高知は例年に比べ、少しだけ蒸し暑いけれど、それでも夜になると体に優しい風が吹いてくる。

思えば、タイも、台湾も、
俺が一方的に心地よさを感じる南の大地は、夜になると風が優しかった気がする。

土佐よ!私は帰ってきた 〜高知よさこい旅日記(1)〜

一日早く仕事を片付け、旅に出たのは8月8日。
フリーになって四回目。今年に入って三度目の旅だ。
旅費の心配。仕事の心配。制作の終盤で停滞しているショートフィルムも心配。
くわえて台風の影響も心配だけど、不安におびえて何もしないという選択は最悪。

会社を辞めた意味がない。
好きな事に、できるかぎり多くの時間を割いていきたい。
自由に動ける時間は、いつなくなるか判らない。

飛行機か。はたまた新幹線か。台風のせいでギリギリまで決められなくて
結局、いつもどおり新幹線で岡山へ向かった。

いつもどおりと書いたけど、実は3年ぶり。
国内旅行すら一年ぶり。
見慣れたはずの車窓の景色も、少し前とは変わった気がする。


岡山駅で下車して、ホテルに電話。
前乗りオッケーとの返事をもらい、勇躍南風に乗って瀬戸大橋を超えた。

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瀬戸の海に浮かぶ、小さな島が、ゆっくりと車窓を流れ去るのを眺めて、


「あぁ。俺は高知に戻っているんだなぁ」という感慨が嬉しい。

オアゾ丸善で買った旅のお供の本2冊を、読んだり閉じたりを繰り返す間に、
高知駅に着いた。

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路面電車で、はりまや橋へ。
例年に比べて人が少なく「静かだな」と思ったけれど、それは到着が一日早いからなのだと思い至る。
祭りが始まるのは前夜祭のある明日9日。今日はまだまだ日常モードなのだ。

 
俺よりも少し年上の見習いフロントスタッフ相手に、
チェックインを手早く済ませ、市街へ繰り出す。
まずは靴を買わないと。
夏の高知のよさこいはスポーツだから。
日頃履いてるぺらんぺらんのスニーカーでは、とても2日を乗り切れない。

帯屋町の靴屋で、若い店員さんにランニングシューズについて聞く。

「踊り子さんですか?」

さすが察しの良いことで。
靴底が厚い方がいいです!と経験者らしいご意見のもと靴を試着。
ワンオペの彼は、他のお客の対応にも忙しいのに一生懸命対応してくれる好い人だ。

靴屋はワンオペ。ホテルのフロントはそれなりの年齢の見習いスタッフ。
日本の人手不足は深刻だと実感する。

お腹が空いた。帯屋の商店街を店を探してぶらりと流す。
明日から始まる祭りに向けて、地元チームの練習が熱い。

シャンシャンと涼やかな鳴子の音と、チームごとにアレンジをした「よさこい」の曲が、楽しくもあるが、少し煩わしく感じられたりもする。
気持ちも体も、祭モードに入ってないのだ。

大丸近くのひいきの喫茶店に行こうかと思ったが、
ここはガッツリ食いたいところ。

なんとなくひろめに向かって商店街を歩く。
ほにやの店も、明神丸も、俺がよさこいを始めた10年前には、
帯屋の商店街には(確か)なかった。

昔なつかしい商店街という物が、変わらずその役割を果たしているようなこの街も、本当は少しずつその姿を変えている。

ひろめの手前で、スターバックスを見つけて、元来た道を引き返す。

どうせ明日から高知飯をいやという程堪能するのだ。
今日は普通のものがいい。

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帯屋を入ってすぐにある広島焼きの店に入った。
広島焼きと中ジョッキを頼み、一人飲む。
なんとなくスマホを確認すると、早めに出した仕事のフィードバックが、これまた早めに打ち返されてきてた。

さてどうするか……。
スケジュールどおりなら、対応は盆明けまでにすればいい。
旅の後でも、きっと文句は言われんはずなんだ。が。

今後の中長期ノマド化計画の肩慣らしにはちょうどいいと、
旅の途上で片付けてしまう事を決意して、
中ジョッキのおかわりと、広島焼きをかき込んだ。

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Side by Side Ep3を見たよ 〜タイドラマが好き〜

るかっち(@rukacchi1)です。

現在リアルタイム(一週遅れですが)で追いかけている唯一のタイドラマ^^;
Side by Side EP3、見ました!

youtu.be


前半はGym役のTor君の顔芸の数々を堪能し、
中盤は(テレビドラマにしては)技巧を凝らした試合のシーンを堪能し、
後半はDongとNoiのもどかしさにニヤニヤし、と気持ちに忙しいエピソードでした。

「シングルに転向したい」というDongの告白から一ヶ月(多分)。
GymとDong。二人は最悪の状態で初戦の日を迎えた。
対戦相手はさほど力量はないものの、Gymがすぐに感情を持て余す事を知っており、事あるごとにさりげない挑発行為をしかけてくる。

対戦相手の揺さぶりに加えて「Dongに捨てられてしまうのでは?」という不安が頭をかすめるGymのプレイは、乱れに乱れ、ダブルピンキーピンキー(GymとDongのチーム名)はあっさり1セット目を落としてしまう。

負けを認められないGymは、対戦相手に食って掛かり、
あげくラケットを放り投げ、ペナルティを宣告される。

たしなめるDongやコーチにも耳をかさず、2セット目も劣勢が続き、対戦相手の挑発にはまり、再びペナルティを受けるGym。
このままでは負けてしまう。なんとかGymの心を落ち着かせないと。
そう考えたDongは……。

的な展開でした。


第一話でも出てきた、あの歌がまた出てきますね。
実はよく判らないのですが、タイの童謡のもじりとかそんな感じなんですかね。
それとも、途中途中でインサートされる子供時代からDongがGymをなだめる時に歌ってたお決まりの歌。ってことなんでしょうか。

「ちょっとそれはヤバイんじゃないの?」ってくらい恍惚とした表情を浮かべるGym。達観というか諦めとでもいうか、何の感情も立ち上ってこないDong(天を仰いで、人生を呪ってるように見えなくもない)。
抱き合い、互いの顔を見ることができない二人の対照的な表情が、
とても印象的でした。

Dong、Gymの関係性が、グサヴィエ・ドランの「Mommy」という作品の母子を彷彿とさせるなぁと思ったり。
相手への愛情はもちろんあるけど、自分を犠牲にして支えていくのも、もう限界。無理。みたいな。

重たい物語との対比を狙ったのか
緩急を組み合わせたメリハリ効いた編集のバトミントンの試合シーンは、気持ちいいんですよね〜。


今回出番の少なかったTum叔母さん(Gymの母親)も良かった。
「アタシは試合見ないわよ。どうせアンタ、メチャクチャにしちゃうんだから」的な憎まれ愚痴を叩いてたのに、試合の結果を聞いて、ニヤリ。
かわいい人だ。

リミット寸前でやさぐれているDongに声をかけるNoi
「座らないか?」とか言われて、一つ席を離して座るあたりが可愛いね^^。


次回は、いよいよ理解ある弟を演じていたDongが、多分重大な謎を知って、
ブチ切れる展開になる模様。
楽しみだ

 

仕事がぽしゃり続けた時期を経て、ぼんやりと思い至った事がある

るかっち(@rukacchi1)です。


6月から7月の前半にかけて、仕事がぽしゃりまくりました。
取引先は毎回違うし、理由もそれぞれ違うのですが、
発注をいただいて、少し経ってから

「すいません。◯◯のため、ペンディング(またはナシ)になりました」

というメールなり、電話なりが届くわけです。
中には深夜に「明日正式に発注しますね」とメールをいただき、
翌朝の出勤時に「すいません。あの話はペンディングでお願いします」という連絡が来たこともあり……。

なんでしょうね。
内定が決まって喜んでいた矢先に、内定取り消しを食らった就活生の気分もきっとこんな感じなんだろうなって、リクルートスーツ姿でしょぼくれてる学生に妙にシンパシーを感じてしまったりしました。

先方にも色々事情もありますし、フリーランスという身分だと、ある意味いいように使われるのはしょうがないとは頭では判るのですが、凹まないといえば嘘になる。
いや、がっつり凹みます。
4月位まで割と仕事面では順調で、殆ど切れなかったこともあり、
本来フリーランスなりたての頃に感じないといけない焦燥感みたいな物が、ここに来てどーんっと来たような感じもありました。


ぽしゃりまくったと書いたように、これ、3件、4件と続きました。
4件目くらいかな?
失注のご連絡が来て、どよーんと凹んだ翌日に

「まぁきっとこれはここらで一旦、流れを見つめ直せ、という事なんだろうな」

という内なる声がしまして。
そもそも会社を辞めたのは、会社を辞めても「これをやりたい」という物があったから。
この9ヶ月間、思う存分「やりたい」事をやりましたか?と自分に聞いても、
どこか不完全燃料というか、少し流されすぎたんじゃないかという気持ちもあって。

少しの間仕事をしなくても、さすがにまだ明日のご飯代に困ったりするわけではないし。

いっそ来期以降、やりたい事も思う存分やれるように、今期はその環境整備をしておけよって事なんだろうなと都合よく解釈をして^^。

それもあって、サイトの情報を新しくしたり、新規顧客に営業をしたり、サンプルを作成したり、先行投資的な動きを一月位していました。
まぁこちらのエントリー

rukacchii.hatenablog.com

にも書いたとおり、その必要性は理解していてMBOにも書いていたので。


なのですが。
お客様からの依頼を受けた物を作る事で、長年会社から給料をもらっていた人間からすると、
この先行投資的な動きがどうにも居心地が悪い。

売れるかどうか、必要とされるかどうかもよくわからない物に、自分のお金とリソースを割くのが勿体ないというか、それなら受注仕事をもらってきた方がいいんじゃないか?という考えが頻繁に頭をよぎります。


実際、この間もチラホラと案件のご相談はありました。
お声がけいただいたのに断る理由はどこにもないので「やります」とお返事をするわけです。
先行投資のために進めていた事が中途半端になってしまった後ろめたさもありつつ、仕事が出来た事に少し安堵していると、
見事に数日後にひっくり返る^^;

こうなるともう「最後まで、この先行投資をやり通せってことなんだな」と凹むを通り越して、苦笑してしまう感じ。
結果7月の中頃まで、コツコツMBOに書いた目標をこなしておりまして、
達成できる目処が経った頃、
なんと、ぽしゃりの連鎖も止まったのです!(多分)

結局、これまでのやり方が上手く行かなくなった時って、
これまでの習慣を変えて、自分を変えなさいっていう合図だったりするんだよなぁ、的な思いを今回の経験で強く思ったりしました。 


どうも最近うまくいかないんだよね。と思っている人は
何かを変える時期なのかもしれないよ。

フリーランス一年生として、やっておいて良かった3つの事。

るかっち(@rukacchi1)です。


先月でまるっと映像クリエイターのフリーランスになって一年が過ぎました。
基本的には、いただいた仕事を全力で打ち返すだけの日々でしたけど、

これは自発的にやっといて正解だったな、と思った事も幾つかあります。
そこで今回は振り返りの意味も含めて、その中から3つをピックアップしてみたいと思います。

では行きましょう。
一つ目はこちら。

◯ 都内にシェアオフィスを借りて、ライフとワークを分離した事
るかっちは通勤圏ではありますが、23区内に住んでいるわけではありません。
映像の仕事はなんだかんだで東京に集中しており、打ちあわせも圧倒的に都内が多い。当初は都内への引っ越しも考えました。
もしくはカフェを転々とする生活か^^;

思いとどまり、シェアオフィスを選択したのは、一つには資金面の問題ですが、
ライフとワークを切り分ける事と、とりあえず「自分の居場所」を確保することで、長年の会社勤めの習慣を大きく変えずに済むという理由も大きかった。
人にもよるとは思いますが、環境の変化って意外にメンタルに影響しますからね。


シェアオフィスを借りて「通勤」という時間を作り、それを(特にフリーランス初期は)仕事があってもなくても極力毎日行う事で、生活に強制的にオンとオフを作る事ができ、リズムを構築できたのは、僕の性格的には良かった。

一旦リズムができてしまうと「天気わりー。だりー」とか内心は思っていても、体が自然に動いて、オフィスに向かってくれるようになりますしね。

プリンターやスキャン、その他サプライヤーも一通りあるし、
フリードリンクだったりするんで、
部屋を借りてオフィスにするより固定費を抑えられるという点でも良かったし、
オフィス空間独特の緊張感は、自宅やカフェでは到達できない深い集中に自分を追い込んでくれるので、仕事のはかどり具合が全然違います。

最近は少し余裕がでてきたので、過集中を必要とする時はシェアオフィス。
ブレスト的に広げて広げて行きたい時はカフェまたはカフェブース。
時間がなくて缶づまりたいときは自宅。

と状況に応じて使い分けたりもしてますが、
それでもやはり主体はシェアオフィスですね。
2年目のうちに一回、缶づまるために外こもり、とかしてみたいですね^^

ちなみに通勤は今もしてますが、満員電車で揉まれる所まで会社員時代を踏襲する必要はないので^^
僕は時間差通勤で、毎日座って通勤してます。

 


2.MBOの手法を使って、自分の行動を管理してきた事
MBOとはManagement by Objectiveの略でして、日本語にすると「目標によって自己管理を行う」的なニュアンスになります。
たとえば、この初期のエントリーを見ると、
退職当初、るかっちはこんな事をかいてます。

一つには「オリジナルの作品を作成し、公開すること」

二つ目は「映像制作。企画・シナリオを自分の収入の柱とすること」

そして三つ目は、実務で使えるレベルの英語を習得すること」

上の3つはいわゆる目標です。
まぁ目標それ自体も、ないよりはあった方がいいでしょう。多分。
でも正直、目標を立てるだけでは、その目標を実現させる事は難しい。

目標を立てるということは、目的地を決めたという事でしかないから。
実際には、目的地に辿り着く手法や、スピード感、道筋なんかも決めないと、人はなかなか目的地に向かって歩き出せない

MBOは、設定した目標に対して、
どんなアクションを、
いつまでに、どんな優先順位で行うのかを規定する事で、
着実に目標に向かって進んでいけるようにする仕組みです。

年間の目標を立てて、その目標を達成するためのMBOを3ヶ月単位で設定する。
今期でいうなら、実はこんなMBOが立ってます(こんな感じのが4つ位同時に立ちます)

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今回やたらブログの執筆数が多いのは、このMBOがあるからです^^
そして、今期サンプル制作にえらい時間を割いているのも、このためです^^

これを3ヶ月の最後に、できたか、できないかをチェックする。
できてなくて、さらに継続させる必要があるなら、来季にも同じMBOが立つ、と。

当然ですが僕が考えたわけではありません。
前職で日常的に行われていた自己管理の手法で、るかっち的には、この考え方は理にかなっていると思えたし、実際性にも合っていたので、フリーランスになってから継続していました。

というよりも、自分でこなす業務範囲が多い上に、自分で仕事を作りださないといけないフリーランスにとって、
このMBOの概念は必須!だとすら思えます。
これやってなかったら、俺きっとこの一年だら〜んと飲んだくれてばかりいましたからね。

MBO
いつのまにか日々の業務に追われて、しっちゃかめっちゃかになってる人におすすめです。

 

3.サイトを整備して、自分の実績がいつでも誰にでも見れるようにしておいた

ウェブサイトは本当に重要でした。
僕のように、あまり初対面でグイグイと自分を売っていけないタイプには特に^^

るかっちのように独立したジャンルが前職と若干ずれている場合、
業界内のコネも細いので、営業をかけるにも限度がありますし、
景気良く広告を打てるような潤沢な資金を持ってたわけでもありません。
リソース的にも、慣れない営業で靴をすり減らす事に多くの時間を割くわけにはいかなかった。

ご縁のあった方にサイトのURLの入った名刺をお送りし、
名刺の何十倍もの情報をまとめた自分のウェブサイト、そして制作実績を見ていただくことで、自分の力量、テイスト、他のお客様の評価を知ってもらう事ができました。

「ページがしっかりしていたので、信頼できると思って声をかけた」とおっしゃってくれる方もいらっしゃいました。

実際にお会いした方や企業に、クリエイターとしての自分をさらに深く知ってもらう頼もしいサポーターとして、ウェブサイトは本当によく機能してくれていると思います。

またウェブサイトを用意する事で依頼の幅も広がります
ウェブサイトがなければ、新規の依頼はほぼほぼ知人、友人、クライアントのご紹介という口コミでしか発生しない事になりますが、

きちんと整備されたウェブサイトを一つ用意することで、
検索エンジンを経由して、公私ともに全くお付き合いのなかったクライアント様からの依頼をいただく事ができました。

逆をいえば、コネに頼らなくても、ちゃんとした制作実績を用意して、
ストレスなく閲覧できるよう整備されたウェブサイトに掲載しておけば、

フリーランスとして大きなアドバンテージになるんじゃないかなと思いました。

ウェブサイトのデザインそのものも重要で、見やすくて、きちんと整備されたウェブサイトは、それだけで自分の信頼度を高めてくれる効果を持っているようです。

ウェブサイトの内容が雑だったり、デザインが「前世紀のウェブサイトですか?」というしょぼい物だったりすると、むしろ不審感をいただかれる事もあるんで、注意が必要だと思います。

以上、この一年をなんとか乗り切る事ができた自発的仕組みを紹介してみました。
2年目に入った今年は、もう少し自由度の高い仕組みでも上手く回っていけそうな気配になっていますが、それでも、というよりだからこそ?

MBOの概念なんかは、重要になってきてるなあと感じています!

 

Side by Side Ep2を見た 〜タイドラマが好き〜

るかっち(@rukacchi1)です。

Side by Side エピソード2を見ましたよっと。

youtu.be

今回はDong(ドン)のエピソード。

 

น้องโด่งบอกใครลู้ก #projectStheseries #SidebySide

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自閉症の兄(正確には違うけど)Gym(ギム)の2番手に甘んじて、
好き放題のGymの尻拭いばかりさせられているDongの「なんでいつも俺ばかり……」とでも言いたげな、ふてくされた表情がいいですね。

ようやく買ってもらった、新しいシューズの匂いを、それは嬉しそうに嗅ぐ所が微笑ましい。


演じるSky君は(Gym役のTorもだけど)人気ドラマHormonesのシーズン3で、
HIVに感染している、控えめで言葉数の少ない少年の役をやっていました。


今回は割と等身大の?普通の少年の役。
ちょっとおっとりした人の良さそうな印象を与える風貌なので、この手の周りに振り回される役どころは上手くはまっている気がします。
どうしてもGym役のTorに食われ気味ではありますが、おそらく視聴者が自分を投影するのは彼の方でしょう。
若いのに、気苦労が多くて大変ですね、と同情したくなりますね。

私生活でも、競技の上でも、ずっとGymと一緒で、ずっと振り回されてばかりだったDongですが、ひょんな事から「俺、ダブルスじゃなくて、シングルの方が向いてるんじゃ」という事に気づいてしまう。

とにかくGymとDongのダブルスにこだわっている母は、Dongがダブルスからシングルに転向する事を認めないだろうと予想しつつも、
誕生日だという事にかこつけて「シングルに転向したい」と告白。
間が悪い事に、Dongのためのサプライズケーキを用意していたGymにそれを聞かれてしまい……。

このお母さん、事あるごとに実の息子より姉の息子を優先させるのがすごく不思議。
離婚した(死別した?)父親がどんな人か、視聴者にも、Dongにも明かされてないあたり、このあたり何か裏があるのかも?と勘ぐってしまったり。

チームの練習場のスタッフNoi(ノイ)とDong、そしてGymの恋のエピソードも本格的に始動。たぶん後半の地雷になるんでしょうね。

 

โอ้ยยยยยยยยย #ละลายแทน!! #projectStheseries #SidebySide

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ちなみにチーム名は、ダブルピンキーピンキー。
服から靴から、はてはケーキまでピンク色にするという徹底的なピンクLOVERの
Gymがつけたもので、Dongとしてはこのチーム名も(恥ずかしくて)気に入らない。

ことごとく自分の意向は通らない^^;
のに、この歳までグレる事なく、まっすぐおっとり育ったDongは、ほんっと根っこからいい子なんだなと思いますね。

エピソード3はDongとGym。関係にヒビが入ったままの状態で初戦を戦う事になるようです。
予告を見るとGymの悪いクセが全面に出てしまっているんですが、どうなんだろう?

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