タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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My gear and Your Gown 第七話八話、Pai。Ittに尽くし損だぜ!

お母さんとの思い出のお家を取り戻すため、大学進学への決意を新たにしたItt。

大丈夫。俺には頭が良くてベタ惚れの秀才君がついている。

と1歩1歩着実にゴールインへ歩んでいくのかと思いきや、Paiが部室を巡って担任とした密約を知り(というか立ち聞きをして)「俺は裏切られていた」と再び態度を硬化させる。

この人、一時退学する気だったのに今更部長としての自覚に目覚めても……。

という気がしないでもありません^^;

My gear and Your Gown、第七話と八話の感想を

7話8話の感想は↓↓↓ 

rukacchii.hatenablog.com

先生との約束がバレてしまったPai君は、惚れた弱みでそれでも健気にIttに尽くす。

ちょいと目を離すと手を抜こうとする彼のために、ノートのコピーを(人づてで)渡してあげたのに、彼はそれに感謝の言葉を述べるどころか「バカにしてんのかよ」と逆ギレる。

あげく彼とのお買い物デートで買ったPaiのイヤリング。

なくしたと思っていたのに、Ittはそれを持っていて「返してほしくば俺の言うことを聞け」と迫る。

このイヤリング、別にIttが買ったわけじゃないんだよね^^;

その場にいて「欲しいんだったら、人の目なんか気にせず買えばいい」的な事を言っただけで、彼がプレゼントしたわけでもない(確か)。

そもそもこの要求がちょっとおかしいというか。

まるっきりイジメっ子の対応ですね^^;

 

 

 

るかっち的にIttダメンズ認定が確定したのは、この後。

壊滅的な数学の成績を立て直してチェンマイ大学の工学部に入学を果たし喜ぶItt。

物陰で喜ぶIttを見つめるPaiは、しかし「Ittが喜ばないから」という理由で彼に声をかけないでいる。

 

一方のIttは(現時点では)一言たりとも!

彼に勉強を教えてくれて、

彼が大学進学に諦めようとした時に怒ってくれて、

彼が自分を嫌ってると判っていても、彼が進学できるように尽くしてくれた

人生の恩人に感謝の言葉を述べていない。

 

これはどうなんだろね。

所詮彼らは高校生=まだまだ子供だということを加味してあげて。

この対応は仕方ないんだ。こじれてしまったのが友情だから、とりあえず今そこにあるわだかまりは脇において「大学に進学できたのは君のおかげだ。ありがとう」なんて言える程には成熟していないんだ。

と思うべきなんでしょうかね?

その青臭さ、めんどくささを「青春っていいなぁ」って楽しむべきなのかもしれませんけど^^;

 

助けてくれた人には「ありがとう」

迷惑をかけたら「すいません」

 

と言えるくらいには、ドラマの主役なのだから成熟していて欲しいですねぇ。

いや、意地が邪魔して言葉にできないのであれば「ありがとうって言いたいけど、言えない」みたいなジレンマをIttには見せてほしかったっすね。

現時点だと、ただ単に恩知らずな上でイジメっ子体質の嫌な奴、としか個人的には思えないのです。

 

アイツが部室のために俺を利用しただけ(結果として俺も恩恵を受けただけ)とか思っているんであれば……。

いやいやその考え方ではこれからの長い人生大きく道を踏みはずしますよ?

工学部に入っても、就職先で上手く行かずに、お母さんのお家取り戻せなくなっちゃうよ?

と老婆心ながら思いました。

 

Paiは、ビジュアル的には好き嫌いの分かれる感じではありますが。

お坊ちゃまだし、頭もいいし、性格も控えめなナイスガイ。

いつまでも、出会った時にちょっと優しくしてくれたというだけの事で、彼を過大評価するのはやめて他の人を探した方がいいと思うよ。

 

かくして2人は仲違いしたまま高校を卒業し、大学へ。

Pai、Waan、Pureの3人はバンコクの同じ大学へ。

1人Ittだけがチェンマイに行ったと思われていたのに、どういうわけかPaiの大学の入学オリエンテーションに顔を出していた。

 

ちなみに、この入学オリエンテーションでSOTUSの話が出てきます。

すごく大雑把に言うと、上級生による下級生へのしごき、のような物なのですが。

このシーンで上級生のボスをやっていたのが、その名もずばり「SOTUS」というタイBLでMaiちゃんという役をやっていた女優さん。

SOTUSでは、TayNewで有名なNew君が片思いしてる爽やかで可憐な新入生という役柄だった彼女が、怖い先輩としてPaiやWaanの前に立っている。

怖い先輩と思わせておいて「冗談よ。今どきはそんな時代遅れなことしないの」と笑顔になるオチまで含めて、SOTUSを見てた視聴者としては思わずニヤリとする場面でした。

 

 

 

こうして彼ら4人は仲良く同じ大学へ。

にもかかわらず根に持つタイプのItt君は(これで更に男前度が数ポイント減点だ)一緒の席に座っても口も聞かないし、なんならちょっとした嫌がらせまでする。

 

さすがに少しムッとした様子のPai。

そんな彼に近づいてきて、Ittの嫌がらせから救うのは色白長身のForkさん。

Pureとは旧知の仲らしい彼はPaiに(ほぼ)一目惚れ。

 タイBLの噛ませ犬らしく、公然とアタックを開始する。

 

今んところIttが、Forkさんのこの猛アタックにジェラってる様子は描かれていません。

さらにいうならPureとForkさんも変な絡み方をしております。

このForkさんが今後どんな活躍をするのか未知数です。

 

というかWaanの立ち位置はもっと未知数で^^;

この人、Pureといい感じになるはずだったんじゃないんですか……。ね?

とまぁ、いろいろ先が見えない状態で8話を終了。

 

4話を残したところで(全12話の予定)1話の冒頭の時点に戻ってきました。

待て次号。