元カノのサービス過剰なヘルプのおかげで、ようやく（しかし自分たちではなんら問題の解決に向けて動かなかったのに）ご成約にこぎつけた他力本願カップルのDaonueaさんとKluenさん。
最終話をまるまるイチャイチャ祭にする前にDaonueaにはやることがある。Kluenへのあてつけのために利用したTyphoonさんに謝罪するというミッションだ。
この謝罪自体は、Daonuea君もしおらしく自分の非を認めていまして、それなりにちゃんとした謝罪ではありました。
がしかしツメが甘いというか……。
高校時代からの恋が実って絶賛北極星に届けとばかりに舞い上がり中のバカップルどもは今ひとつ配慮が行き届かない。
謝罪を受け入れ、心密かに傷つきながらも笑顔でカフェを去っていったTyphoon君が見てる事にも気がつかず、プロレスのふりしてイチャついて、さらに彼を傷つける。
Star in my mindというタイトルとしてはこれが最終回らしいのですが、続編でこのナイスガイTyphoonに春は訪れるのか。
もはやバカップル２人よりそっちの方が気になります。
Star in my mind 第８話の感想を
これにて謝罪は終了したかと思いきや、Kluenさんにはもう１人対決しなくてはいけない人が。Daonueaの兄、Fahさんだ。
「オレには覚悟ができてるよ」
とかいいながら、いざニコリともしないDaonuea兄を目の前にすると、ど緊張。別に兄には２人の交際にどうこう口出す権限はないと思いますけどね。
すでにDaonueaとKluenさんの問題は解決してるので、この２人があらゆる手段で「愛してる」「僕も愛してる」的な心の交歓をするだけでは１時間はもたせられない。前回でもすでにやっていますし。
だからなのか。浮かれてる２人を横目で見ながら寂しそうな笑みを浮かべるTyphoonさんの様子が細かく描かれています。
それに加えて大きく時間を割かれていたのがKluenの将来の義兄Fahの事情とそのパートナーになる（だろう）王子様ことPrince君。
２人は出会わないけれど、事実上この８話からお話は始まっているような印象でした。そうなると、解決を見た２人とこれから何かが起こりそうな２人では、どっちが見てる側の興味を掻き立てるというと当然後者という事になり……。
１人さみしげなTyphoon、傷心な兄となにも知らないキレイめ系のお坊ちゃま、この３人のエピソードに出番も熱量も削られて、最終回の割にはDaonueaとKluenさんの影はちょっと薄かったかな、という気がしないでもありません。
友人に取られた元カノにいまだ想いをひきずるFah兄さんの元に、友人と元カノ、２人揃って結婚の招待状を渡しに来て（これむしろ嫌がらせじゃないんでしょうか？＾＾；）さすがの兄も心穏かではいられない。
一応は結婚式に出席するもだいぶ飲んで酔っぱらい、にもかかわらず車で帰宅（だめ絶対）。酔っ払った友人２名（MikeさんとArmさんを起用という贅沢仕様）に絡まれてる内に車で事故る。
元カノと友人は絶対疫病神だろう？
と思いましたが大丈夫。ベンツは頑丈ですからね。あの位の事故なら多分なんとかなる（無責任）
というわけで。
待て次号！
