タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

カーレースとBLが融合したハイブリット作品『Pit Babe』の魅力

すでに懐かさすら感じるタイBLの2moons2。

その中でFourthを好演していたPavelさんの最新作は、昨今流行りのBL+αのハイブリット物。

この作品の+αは「カーレース」

映像的にもストーリーとしても見どころ満載、迫力満載。

制作者!描きたいのはBLか、それともカーレースの方なのか?という疑問も浮かぶタイBL。

『Pit Babe』一話と二話の感想を 

Pavelさんが演じているのは主役のBabe。

人気実力共にもっか絶好調のBabeさんは、レース前には毎回ピックアップした男子とロッカールームで「集中」という儀式を行う。

その日のアルファ(ピックアップした男子)はベイブ(Babe)さん的にイマイチだけど、レースではなんなく勝利して、ロッカールームへと凱旋する時……。感覚の鋭いBabeさんは背後に視線を感じた。

まぁ尾行をするにしては近すぎるので、あの距離だったら誰でも気がつきますけれど……。

尾行してきたのは線の細めのメガネっ子チャーリー(Charile)。

「あんたとあんたのチームのファンだ。ボクもレーサーになりたいから、あんたの車を貸してくれ」

言ってることが理解できない^^;およそ20歳を過ぎた常識人の発言じゃない^^;

そんな無茶苦茶な事を口走るこのCharlie。

なかなか自意識過剰な少年で「カワイイ系ですよね」という触れ込みでグイグイとおねだりしてくるんですけど、残念!惜しい!目がまったく笑ってないのでキュートというよりは「こいつは一体なにを企んでいるのだろうか?」という怪しさのほうが匂い立つ。

出てきた時から「笑顔がうさんくさいなぁ」と思っていたので、やはり何か企みがある事が明かされる終盤にも個人的には驚きはありませんでした^^

 

遊び人を気取ってて、実際ピックアップした男子(なんと通称、BabeBoy!一体Charlieは何代目のボーイなんだろう)と遊びまくってるBabeさんが、このCharlieの怪しさに気が付かないわけがないだろな。なにかを企んでいると判ってても、根っから火遊びが好きな人なんだろうなと初回は思っていたのですが!

Babeさん。意外に信じやすいというか……。2話目にしてCharlieに骨抜きになっているような印象もありまして。遊び人を気取ってるけど、Babeさんじつは誰より「ウブ」なんじゃないか?と感じます。

ドラマ開始早々に、Charlieは◯代目BabeBoyに収まっちゃうので、恋のときめきとか、純愛のキュンキュンとか、そういうものはこのドラマには(現時点では)ありません。

片思いの切なさは2話ではすこーし感じられます。

集中の模様も、シーツプロレスもこの先のお楽しみという感じで、毎回サクッとカットされてしまうのですが、別にそれが気にならない。

ライバルチームに大型スポンサーがつき(なんとBabeの父だ)札束にブイブイ言わせて、Babeの所属するXハンターを追い詰めていくストーリーと、ドローンを使い倒したスピード感のあるレースシーンだけでも全然面白い。

2話まででいうのであれば+αしてるのはBLで、主旋律はレースに関わる部分。

ここがお話的にも、ビジュアル的にもしっかりしてるので視聴していて不満を感じることは(もっかのところ)ありません。

1話も2話もラストに強い引きを持ってきて、財布の紐を緩めるのも上手い。

先の展開が楽しみなBLカーレースドラマが始まった。

というところで、待て次号!

rukacchii.hatenablog.com