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念願かなって、Sarawatさんをフェイク彼氏にしたTine。
いよいよ「Greenちゃんを追い払おう!」作戦を遂行するため、仲間のバカどもに「手を貸してほしい」と、もちかける。
作戦はこうだ。
1.Sarawatの学部にGreenちゃんを呼びつける。
2.現れたSarawatがGreenちゃんの目の前で「こいつは俺のもんだから。とっとと失せな(大幅な意訳)」宣言をする。
3.Green絶叫!
この妄想の中のTIneさんがウケっぽい^^
Sarawatを見る目がキラキラしてます。
というか、そもそも妄想が腐りかけだけどやっぱり素養があったのか?^^
もちろん 現実は全然上手く進まない。
というか類は友を呼ぶって感じで、Tine同様落ち着きのないアホな子ばかり。
「それをどこでやるの?」
「あいつの学部の前で!」
「正確にはどのへん?」
「学部の前に駐車場がありますね?で道がありますね?君はその道を横切りましたよ。とアイツの学部が見えてきます」
「あ、駐車場ね」
「そうです」
「でも学部の裏だったよね?」
「後で正しい場所を送りましょうかね」
「今できないのか?今見たい」
「どいつもこいつも!」
このアホなやりとりがまず楽しい。
こんなアホな仲間たちの遂行する作戦にも関わらず。
心の広いGreenちゃんは乗ってやり、Sarawat学部の前に行ってあげる。
でもってSarawat来た。
Greenちゃんの目の前で、Sarawat、俺に微笑んで彼氏のフリをしてくれる。
とTineにんまり。
だがしかし!
Sarawatさんは、まるっと無視して行ってしまいましたとさ。
からの
2gether The Series3話目の感想を
第二話の感想は↓↓↓
気のきかないフェイク彼氏に「お前は全く判ってない!」と厳しいダメ出しをする演出家Tine。
演出家先生がいいますには
「カノジョを口説く時みたくするんだよ!お菓子とかドリンクを買ってあげたり、エスコートしたりさ。いろいろあるでしょ!」
フェイク、つまり代役に出すにはだいぶキビしいダメ出しですが。
Sarawatさんは判ってるんだか、いないんだかという表情でとスナック菓子を手渡した。
「じゃこれやるよ」
「Green、ここにいないでしょ?」
「いいから持ってけ。もらったものだし」
と言ってあげたスナック菓子は、Sarawatさんが自分で買ったものでした。
Greenちゃんの猛攻は続く^^
ピカソ?みたいなキャラ弁もどきを持参して昼飯時のTineを襲撃。
タジタジなTineは、通りかかったSarawatに「助けてくれよ」とひたすら念を送る。
思いもむなしく去っていったかに思われたSarawatさんは、ドンッと自分のガパオっぽいのをTineに押し付け、Tineのドリンクを強奪すると去っていく。
迫力のあるいい演技です!
という演出家からの言葉をもらえず代わりに「嘘くさい!」というダメ出しが^^。
「誰かを好きになった事ないのかよ!」
という演出家のお言葉がどうやら図星なのが、2人の表情と曲の変化から読み取れます。
それまでテンポのよい会話が進んできたので、ここで言葉がなくなってしまうのが効果的。
「キャーキャー言われてるけど、これという一人を見つけられない寂しさみたいなもんがあんのかな」
とSarawatさんの心の内につい想いを馳せてしまいたくなる間です。
ここに限らず、このドラマは間の取り方がとても気持ちいい。
オープニング前のつかみのシーンからエンディング曲が流れるまで。
緩急をつけつつリズミカルに進んでいくので、うどんかな?ってくらいスルスルと見れます。
部長の命令で自分の演奏を動画に取ってアップロードしなくてはいけなくなったTine達。
でも弦の硬いギター(言い訳^^;)でTineのギターテクには大きな進歩が見られない。
Sarawatはあまり使ってないギターを貸してやってもいい。
ウチまで取りに来るんだったらな。
というナイスな口実を作り上げ、Tineを誰もあげた事のない自室にご招待する。
弦の調律する間すら、おとなしくしてられない落ち着きのない子Tine。
「俺、ScrubbのCloseが好きだから、あれを演奏してくれよ」
とSarawatにお願いをする。
フェイクにしては、このカノジョ、カレシへのお願いが多すぎる。
そしてムスッとしながらも、なんだかんだでTineのお願いはなんでも聞いてあげちゃうSarawatの出来たカレシ感がイイ。
そしてTineが好きだという曲がこちらです。
どん!
すっごいざっくり意味を書くと、僕らはこうして偶然あって、どっちもこんな気持ちになった事は今までの人生でなかったよ。
だってそれがどんなものかも知らなかったんだから。
だから、ここで立ち止まる理由なんてないだろ?
的な歌です(チョーざっくり)。
ここ。
表情で「あ、意識しだしてる」というのは判るようになっていますが、歌詞を読んだら、かなり2人をバックアップする内容になってますね。
下手したら、このまま雰囲気に飲まれて寝技に持ち込まれかねない状況でした^^;
歌い終わって笑顔でSarawatを見つめちゃうTine。
「何見てんだよ?」と言われて
「いや、よかったなって」
と、ごもごもしちゃうという加点もあって、個人的には萌え満開のシーンでした。
そーかーよかったかー^^
肌を見せなくても、言葉で愛をささやかなくても萌えは作れるという事でしょうね。
この時のビデオを部長が世界中に発信してしまったからさぁ大変。
ここまでは余裕をかましてた和田ア◯子。
……に個人的にすこーし似てる気がするGreenちゃんが部に入部する。
Greenちゃんにまとわりつかれて、かなり引き気味のTine。
ここでもSarawatさんは出来たカレシっぷりを発揮して「チアリーダーの先輩が呼んでる」と助け舟を出し、彼を救出する。
校内のベンチでしばし歓談の2人。
話はラブソングの話に流れていく。
「恋をした事のないヤツにラブソングが書けると思うか?」
「無理じゃないかな。できたとしても、そんなの意味ないよ。お前ラブソングを書いてるのか?」
「まぁそんなとこだ」
「だからか!歌詞を書くための経験として、俺の提案に乗ったんだな?」
「そう思うのか?」
「そうなんだろ!ふふ教えてやろう!俺と付き合うのはな。特別だぞ。俺のはスゲーからな」
「そうだな。お前は特別だから、お前の提案にのったんだ」
と、ここで表情がこわばるTineがとてもいい。
Greenちゃんというオカマちゃんから離れるために、フェイク彼氏になってもらったのにもしかして……。こいつも俺のこと?
的な一抹の不安(もしかしたら期待も)が見て取れます。
話の文脈と表情で、主人公の感じている気持ちがちゃんと判る。
セリフではなく、絵で見せてくれると想像の余白が多くなるので、見ていて楽しい。
「Sarawatの妻」としてTineは学校中の女性(とGreenちゃん)から敵意を向けられる事になる。
この世界線では、見栄えのいい男子2人がひっついていたらそれだけで幸せ。
と、いう女子はそこまで多くはないようで
「ちょっとアンタはSarawatの(Tineの)なんなのよ!」
とSarawatファンからメディアスクラムを浴びる事に。
その場にはGreenちゃんも混じっていたのでTineは「この場はとにかく彼氏だって言ってくれ」と神に祈る。
だがしかし。
さすがのSarawatも少しびびって「俺たちはただの友達だ」と弁明する。
歓喜する女子とGreenちゃん。
「あの場だけでも彼氏って言ってくれればよかったのに!」
と憤慨するTine。
これにて縁切れかと思いきや。
仲間と創造性に富んだ料理をいざ食べんとしてる最中に、Sarawatがファンの女子たちと共に現れる。
「1か2か?どっちかを選べ」
となぞなぞを切り出すSarawat!彼の真意はまだ判らない!
待て次号!
2020.10.30.追記
タイBLとして爆発的なヒットを記録した2gether。
その原作小説が日本語訳にて発売されました。
ドラマとの違い、映像作品では描ききれない内面描写など比較してみるのも面白いのではないでしょうか?^^