最終回。ついにココまで来ましたよ^^
KornとKnockはめでたくハッピービギニング。
ピュアだったFarmは一気に汚れに……TOT
未見の前作Bad Romonceの主役も登場し、
感動を呼ぶTogether with meの最終話。あらすじと感想を!
この作品は日本で配信されています。
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長いので目次をば
第12話についてはこちら。
KornとKnock。ついに結ばれるの巻
ロッカールームに集結したPleng、そして通称ガタイことTer(ついに!ついに名前を覚えました。最終回ですけど^^;)。
そして我らがYiwha姉さん。
姉さんがコナンばりに次々と証拠をつきつけていくも、Plengは涼しい顔でそれらをかわす。
しかしそこにKnockが現れた。
自室に戻ったKnock。
ワケを説明したいと追ってきたPlengに別れを切り出す。
納得できないPlengの言葉を遮るKnock。
「君のした事は理解できるよ。愛する人を失いそうになったら君はどんな手段を使っても取り戻そうとするだろうから。分かってる。でも俺は……。これ以上君と一緒にいられると思えないんだ。だって俺は君を愛していないから。それ(運命の人?)はKornじゃないかもしれない。でも君でもないんだ。Kornのした事は不適切だったかもしれないけど、俺にとって彼こそがふさわしい人なんだ」
なおも食い下がるPlengの腕を外し、Knockは部屋を出ていく。
ロビーに待機していた姉さん(となぜか)Kornの元カレMewのサポートもあり、Plengは「これで終わりだと思わないでよ!」的な捨て台詞と共に去っていく。
すっかり憑き物の落ちたMewは「Kornが誰より愛している人と一緒にいるほうがいいと思ったんだ」的な事を言い、微笑む。
姉さんからKornがアムパワーの実家に戻った事を聞かされたKnock。
彼を迎えに、この一連の出来事の発端アムパワーへ向かった。
直に連絡を取るのが気まずいKnockは、対岸から紙飛行機を飛ばし彼の気を引こうとする。
ココ!
忘れてしまった方もいるかと思いますが、第一話では逆にKornがKnockに紙飛行機を飛ばしています。
基本、KornがKnockを追う展開のまま続いたこのドラマ。
最終話でついに2人の立場が逆転した事をビジュアルで見せた、とてもいいシーンだと思います。
しばらくは無視を決めこんでいたKornだったが、惚れた弱みか抵抗しきれず「許してほしけりゃ3分以内に泳いでこい!」と紙飛行機を飛ばす。
読んですぐさま川に飛び込むKnockだが、さして広い川でもないのに半ばで溺れそうに。
駆けつけ救護するKorn。意識がない。
人工呼吸をほどこす最中に、Yiwha姉さんが駆けつけた。
溺れていた事に気づかずに「キスしてる!」とにんまり微笑む。
真剣にマウストゥーマウスをするKorn。
その背中にKnockが腕を回す。
「引っかかったな」
溺れたのも、意識不明になったのも、すべてはKnockの演技だった!
子供っぽいイタズラにKornは激怒。
Knockは姉さんにけしかけられて、Kornの部屋へと来た。
「あれはなんだよ!ぜんっぜん笑えねーよ!」
「Korn。お前本気で怒ってるのか?」
「どんだけ心配したか、分かってるよな!」
珍しくブチ切れたKornを見て、叱られた小学生のようにシュンっとなるKnock。
そんなKnockをKornはベッドに放り投げ、ガッ!ガッ!と両手をつかんで、ニヤリと笑う。
「引っかかったな」
紙飛行機のシーンで立場逆転と見せかけて、すぐに自分のペースに持ち込んだKnock。そしてすぐさま巻きかえすKorn。
互いにマウントを取ろうとワチャワチャする感じが、カップルとしてのこれからの2人のあり方を示していて、とても微笑ましいシーン。
Korn。お前ほんとこのバ◯でいいの?
とはチョロっと思いましたが、まぁここまでの苦労が報われてよかった。のかな。
黒Farm誕生の巻
Knockが実家に戻った夫のご機嫌を取っている間。
その従兄弟BrightはFarmと連絡がつかなくなった事に戸惑っていた(ざまぁ!)
いつものバーで、Farmが若い男を連れているのを見かけBrightは彼を追う。
トイレでイチャコラするFarmと若い男。
「なぜこんな事を」
「あなたがこういう事を教えてくれたんですよ」
Farmは冷笑して去っていく。
このシーンでは前回と違って、Farmが黒でBrightが白い服を着ています。
Brightが「白」というのはこれまでの事を考えたら、ちょっと同意はできませんけど、あんなにピュアだったFarmの変化は端的に表現されています。
ただ、この変化が性急すぎるというか。
もう少しFarmの心の変化を描写してくれたら良かったな〜とは思いましたね。
サクッと割愛しましたが、この回の前半ではPlengのトホホな顛末が続くのですが、それ削ってFarmが黒くなってしまう過程や心情を吐き出すシーンを見たかった、というのが本音です。
そしてFarmは個人的には残念な方に転がってしまいましたね〜。
しかも老け専から一気にショタへという大変化。
自分がコントロールできる(と思っている)から年下ばかりを選ぶのかも。
これがただのあてつけなのか。本当に汚れてしまったのか。
2人はまもなく公開開始のTogether with me next chapterにもメインとして出演するようなので、そちらに持ちこし、という事になるのかもしれません。
二人の「夫」の巻
バンコクに戻ったKornとKnockはいつものバーで愉快な仲間と飲んでいた。
そこに現れたのは「このままで済むと思うなよ!」と捨て台詞を吐いたPleng。
彼女は唯一残った悪役四天王の一人でFarmの元カノPraeを巻き込み、バーの液晶にKnockとKornのキスシーンを流してやろうと画策する。
がしかし。
代わりに流れたのは彼女がプロデュースする化粧品が実はインチキだったという証拠動画。Praeもまた彼女を裏切ったのだ。
FarmとPraeは、恋人としてじゃなく、友達として関係を続けていく事を誓う。
カップルばかりでうんざり(苦笑)と席を外すYiwha姉さん。
Kornも付き添う。
店に入ってきたばかりの友人に声をかけるKorn。
「Yiwhaっていうんだ。かわいいね」
「どうも。あなたもかわいい、いえ、ハンサムね」
「Choだ」
「Choって。ピンポンショーみたい」
「他のショーかも」
「どんな?」
「どれでも君が見たいものを」
まんざらでもない二人は笑みを交わした。
それから程ない愉快な仲間のアパートで。
いつのまのかアパートはカップルでいっぱいだ。
姉さんは学校に一緒に行く相手すらつかまらない。
しかもKornの部屋にはKnockが転がり込んできて仲良く二人で眠っている。
微苦笑しつつ、ドアをしめるYiwha姉さん。
KnockとKornは一つのベッドで朝を迎えた。
傍らのKornにKnockがささやく。
「最初は、親友だった男と裸でベッドにいるなんて、 どんなブラック・コメディかと思ったんだ」
「ブラック・コメディからドラマになったな」
「ドラマ?ラブ・ストーリーって呼べよ。でも今は幸せだよ。親友の隣で朝を迎えられるようになって」
「親友じゃない。夫だ。俺はレベルアップしたからな」
「まじか。レベルアップか。なら俺もレベルアップしないとな」
「どうレベルアップするんだよ」
「俺も夫になろうかな」
「なれるのか?」
「なぜいけない!」
「なれんのかぁ?」
さてさて、二人は互いの夫としてどんな日々を過ごすのか?
待て次号!
いいドラマでした。