InSunでごくごく初期にカップル営業されてたChimon君。
もう卒業かと思っていたらこのブログのアクセス数を大きく増やす事になった初期のBL作品「Love by chance」のPerhさんを新たなパートナーに迎えての新作タイBL。
そんな
Dangerous Romanceの感想を
この世には2種類の人間がいる、というよくある語りで入る本作。
一人は親の金と影響力で校内を仲間引き連れ肩で風切って歩くお坊っちゃま。
もう一人はバイトをしながらの苦学生だが学力はいい子。
交わる事のない2種類の人間が、ひょんな事で関わりをもち、おそらくこの先友情を超えた関係を気づいていくというこれまたよくある出だしなんですが。
この作品。2人の出会いが最悪すぎる。正確にいうとお坊ちゃまの性格が悪すぎる。
同局放送の学園ドラマ「Who are you」までは行きませんが、なかなかにイジメのシーンがえげつない。
下卑た笑みを浮かべながら、Chimon演じるSailomにロックオンして、バイト先までお仕掛けてきてこれまたねちっこいイジメを続ける。
余談ですが、Chimonさんが前回タイBLでカップリング要員として出演した作品はMy dear Loserという作品だったと思いますが、そちらでカップリングされたInも登場初期はいじめっ子という設定。
いじめっ子を癒やす役にふさわしい特殊能力?包容力?がChimonさんには備わってるんでしょうか?^^;
Chimonさんが演じるSailomは頭の回転の早い子で、Perth演じるいじめっ子のねちっこいイジメを機転を利かせてかわしていく様は小気味良い。
なのでイジメのシーンが多い割にはさほど悲壮感は出ていない。むしろやり込める際のChimonのイタズラっぽい笑顔が2人の関係がイーブンに近づく2回以降はいい味をだしてきて、俺様感を漂わすくせに、いいように年下に手玉にとられていたSotusの2人のような関係に落ち着いてくるのかもしれません。
だがしかし。
ラストも機転を効かせた末のことだし、タイBL的にはよくある展開といえなくもないわけですが「いやぁ、こんだけ粘着イジメを食らっていたら、この先のどんな事実を知ってもこの人に恋するのは難しくはないですか?」というのが初回の印象。
心に傷を持ってるお坊っちゃまを癒やす展開とかよりも^^;
ねちっこいイジメにブチ切れたSailomが、知力を尽くしてお坊っちゃまをはめ、復讐の名の下身も心も支配する、みたいな展開でも前例がなくて良いんじゃない?
と思ったりするるかっちでした。
待て次号!