ゲーセンでバイトしている大学生Mewは、男に絡まれ困惑してる女子の救済に入って乱闘に。それが原因でバイトはクビになる。
あげく友人・Jackが乱闘の一部始終をSNSにアップロードしたせいで大学の担当教員に呼び出され停学処分……。
ではなく一連の不始末をこじつけにして超常現象探索クラブ。いわゆるオカルト研究会へ強制参加させられる。
現時点で在部している部員は2名。
1人はモンスター担当のモンスターハンター、O。男子。
そして残りの一名はエイリアン担当のエイリアンハンター。Fashai。女子。
大学生にもなってモンスターだ、エイリアンだとバカバカしいと、詳しいデータを引きながらネッシーやらイエティやらの伝説を否定したMew。一度は入部を断るも、とある思惑を胸に、オカルト研究会の次なる活動に参加する。
その活動とは!
「流星群が現れる夜。森の奥深く未確認生物が現れる。その森では8年前に行方不明になった少女がいて、その霊だという人もいれば、森の精霊が現れたのだという人もいる(そしてOはモンスターだ、Fashaiはエイリアンだと言って譲らない)」
彼らオカルト研究会一同はまもなく訪れる流星群の夜に森を訪れ、未確認生物の正体を突き止めようとしていたのだった。
主役のMewにはBad BuddyのPran役、The giftedのPang役のNanonさん。今回は内向的でボソボソしゃべるメガネ君、という新しい一面を見せてくれます。
本作の主題歌もNanonさん。アップテンポな楽曲はドラマのテイストに合っていると思いますが、このノリの良さは本編では(現時点では)見られません。
彼の秘密を知ってるノリの軽めな友人JackにA tale of thousand starsのDrakeさん。
オタク気質全開のオカルト研究会の先輩役にはThe GiftedでOhmを演じたSingさん。
バット背負いつつ泥だらけで森の中を駆け回るオタク女子役にNamtanさんと、若いながらも芸歴豊富なメンツで固められたオカルト研究会の面々なのでコメディパートでのセリフの応酬は小気味よく、行方不明になった幼馴染のことを語る独白パートはしっとり見せる。
そのバランスも絶妙なので緩急ついた飽きない作り。
My school PresidentやMoonlight Chikenに比べてランタイムが短めで、ラストにフックが効いているので一話一話があっというまに終わってしまう印象です。
作品タイトルからして当然かもしれませんが、ここまでの所、じらしや中だるみパートもなく、一話中盤には流星群の日の未確認生物がMewが作った偽物だという事とその理由が明かされて、2話の最後には行方不明になった少女Erngが戻ってくるというスピード感のある展開。
戻ってきたErngらしき少女は本物なのか?それともモンスター?エイリアン?
と先の読めないところで待て次号!