大学生タイBLにお約束の合宿回。主人公が友達いない子でパシらされ気味という些細な違いで、新鮮な感じの……。
Be My Favorite第四話の感想を
憧れの人、Pearmaiに誘われてKawiも合宿に同行した。
一緒にいる時間が長すぎるとPisaengが俺に恋する未来を変えることが出来ないかも、という一抹の不安があったものの「合宿に来ない」と知って一安心。
だがしかし。
突如フレンドリーになったちょっと鈍くさい子Kawiさんは、仲良しグループにとっても先輩にとっても場を盛り上げるためのネタになる。
Kawiさん本人の駄目な子っぷりがそれなりだったので、あんまり目立ってきませんでしたが、仲良しグループのボス感のあるKnotは典型的な尊大で調子が良いいじめっ子タイプ。
良かれと思ってというより、場が盛り上がればそれでOKという感じで、PisaengとPearmaiの仲を詮索する。
KawiがPearmaiを好きだと知ってる彼は「合宿という状況を使って告白するんだ!」とKawiに強要、アタフタするその様子を仲間全員で笑って楽しむ。
高校までに卒業しておけ
って感じの程度の低い余興をニヤニヤ楽しむKnotさんの仲の人はLove by chace、Until We Meet AgainのTitleさん。
誠実な兄的ポジションの印象が強かったうえに、メガネ着用という事もあり、最初は彼だと気がきませんでしたが、どこまでも小物感の漂うじみ〜な感じの悪さ、尊大さが見てるこちらを、これまたじみ〜に不快にさせる。
Knot率いるいい年をしたイジメっ子達が暗躍するせいで、この回にしてるかっちは初めて「Kawiも気の毒に」という感情を抱くに至りました^^;
ありがとう!Knot。
君のおかげでようやく主人公に共感を感じられるようになってきた。
Kristさんが(性格悪いけど)友達いない。そしてDTという役だったり、屈折した部分を持つキャラが多い印象のGawinさんが見た目そのままのイケメン男子役だったり、誠実兄ちゃんを持ちキャラにしていたようなTitleさんの痩せ型ジャイ◯ン設定だったりと、これまでのイメージをちょっとずらした配役が多く、それが成功している気がします。
Knotさんがイジメっ子してる間に「来ない」はずだったPisaengもナイスなタイミングで現れて、Pearmaiの自分への気持ちを聞いてしまう。 そんなPisaengに、Kawiさんは失恋直後に酔いも手伝い「自分の気持ちに蓋をするのはやめろ」とケンカをふっかける。
この時「しあ!」って言いながら背中を叩く手の動きが「Kristさん!ナイスなあざとさカワイサ」っていう感じ。
Kawiさんの言葉にPisaengは曖昧にしていた自分の気持ちをPearmaiに告げる。 Pearmaiはそれを笑顔で判ったように飲み込んだものの……。
どーなんでしょーねー。
正直彼女は本当にいい人なのか、Pisaengを落とすためなら結構エグい事もやる人なのかは、現時点ではなんとも言えない。
チラッチラッと腹黒さが見え隠れすると思っているのは僕だけでしょうか。
待て次号!