仕込みの時間

2年目を迎えたフリーランスの映像クリエイター。フリーランスとしての悲喜こもごも、旅ブログ、そして少々のタイポップ、タイドラマなど。

SOS Ep2を見たよ 〜タイドラマが好き〜

タイドラマ、SOSの第二話、見ましたよっと。

youtu.be


リアルタイムでご覧になってる人に既知の情報ですが、このSOSは、Project Sシリーズというスポーツをテーマしたミニシリーズです。
Project Sは4つのスポーツをモチーフに、その一つ一つが8話簡潔、シリーズ全体としては32話、まるっと一年弱続く、という構成になってます。

一番手はSpike。バレーボールの話でしたね。
二番手がSide by Side。バトミントンの話。
四番手に予定されているShoot I love youは、アーチェリーという、これまた一風変わったスポーツがモチーフで展開される予定です。

そしてこのSOSは、三番手でスケートボード
上記の3つに比べると、そもそも「スポーツなの?」という所からクエスチョンがつく印象がありました。
正直、現在もありますね。


タイ本国ではスポーツという認定をされているのか知りませんが、
今回のBoo パパの台詞から察するに「不良っぽい」というイメージはあるんだろうな、という感触です。

正直自分とあまり関係ないなっていうのもあったし、
主役を張るJamy君にもそれほど興味がなかったもので、Project S シリーズの中でもっとも惹かれなかったのが、このSOSでした。

このドラマ、端的に説明すると
「繊細で、内気、かつ優等生だった少年が、うつ病を克服する手段として、スケートボードにすがりつく」
と、いう事になるわけですが、

優等生というキーワードと、
スケートボードというキーワード。

ダイレクトに結びつかないだろう2つの言葉を組み合わせようという着想がまずいいし、その鍵として「うつ病の克服」を選んだのも、素晴らしい発想力だなと思います。

優等生だったBooが、日常の閉塞感に負けて、スケートボードにのめり込む。
という展開だったら、心情は理解できるけど、共感できるか?というと個人的には共感できない。

ところが、この話は、
優等生だったのに、日常の閉塞感に負けて生きる意味を見失っていたBooが
元の自分を取り戻そうと、もがき苦しむ、という展開になっている。
自分が嫌い、自信がない、周りと上手くやっていけない、という彼の悩みは、現代人なら誰もが一度は感じたことのあるだろう悩みで、そこから何とかして立ち直りたい、ともがく彼の姿には、誰でも共感できると思うのです。僕は共感します。

そういう普遍的な悩みの解決方法として、スケートボードを持って来ることで、
世間が漠然と持っているスケートボードへの先入観を一回消して、
スケートボードを正しく知ってもらえる素地を作る事に見事に成功していると思います。

一度位は見た事のあるバレーやバトミントンとくらべて、スケートボードってそもそもどう乗るの?っていう人も多い筈。
そんな認知度の低い(失礼)スポーツを、自分と同レベルの知識しかないBOOの目線を通して、これから僕らは一から知っていく事になるわけです。……多分。

というわけで第二話。
自殺を思いとどまったBoo。
スケートボードがうつに効果があるかどうかを知りたくて、メンタルクリニックに赴いた彼は、そこで見習い医師のBELLと出会う。

日暮れ時に気持ちが沈むと答えたBooに、BELLは「ならどうしてそれ(スケートボード)をやらないの?気持ちが軽くなるんじゃない?」と答えを返す。

Youtubeで乗り方を学び、一人スケートボードの練習に励むBoo。
そんな彼の前に、スケートボードの本来の持ち主Simonが仲間を連れて現れた。

まぁ、この後一悶着があった後、念願の自分のボードを手に入れるBooでしたが、
不審に思った父にここまでの顛末がバレてしまい、せっかく買ったスケートボードを取り上げられてしまう。

再び、自傷行為に走るBoo。
Booの苦痛についに(といってもまだ二話目)気づいた父は、
BELLの勧めもあって、Booが心療内科を受診する同意書にサインする。

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新キャラのBELLが、とても快活なキャラクターで、
この重ったいドラマの中の清涼剤みたいな役割を果たしてましたし、
少しこずるい所もあるけど、飄々とした憎めないキャラSimonもいい味を出していましたが、

やはり今回もほぼっほぼ、Boo役Jamy君の独壇場だった気がします。
クライマックスの泣き演技も、役への入り込み方がすごいんですけど、
子供の患者と触れ合うBELLを見た時に、ほんの少しだけ口角があがる(笑みを浮かべる)所とか、自傷行為を起こしたBooを困惑した表情で見つめる父に気づいて、表情がこわばる所とか、些細な所にまで行き届いた演技は、本当に素晴らしいと思う。

というわけで、次回からいよいよ話の中心がスケートボードになっていくようです。