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ファーストインプレッション&キャスト紹介
日本国内でのDVD発売も決定した大ヒットタイBL「Love by Chance」
その監督が送る新作BLドラマシリーズUntil we meet again。
通称UWMAが満を持して放映開始されました。
今回は初回を見た印象と主要キャストのご紹介などをツラツラと書いていこうと思います。
行ってみよう!
タイBL。Until We Meet Again初回の感想を
嵐の夜。
二人の少年は強く互いを抱きしめていた。
「ずっと一緒だ」と愛を誓った2人だけど、互いの父親は猛反発。
このまま引き裂かれ、一生会えなくなるくらいなら……。
思いつめた少年の一人は父親のピストルを奪い、自らのこめかみに銃弾を打ち込む。
残された少年も彼の後を追う。
ここだけみるとまんま「ロミオとジュリエット」か「ウェストサイド物語」。
一人目が自殺した後。
ただ成り行きを見守るだけで2人目が後を追うのを止められない2Fathersの無能っぷりが気にならないでもないのですが^^;
泣き演技に定評がある(ボク評価)Earthちゃんと、今年の秋は大活躍のBoySompobさんの曲の効果で、そんな事はマイペンライの引きの強いオープニング。
Boyさんの曲からシームレスにオープニングソングに繋がっていく流れも美しい。
そしてお話は2019年タイBLのトレンド設定「大学一年生の初登校」へと。
前世からビジュアル傾向まで受け継いだのかPharmは可愛い系のスイーツ男子。
(おそらく)オリエンテーションの登録待ちで新入生のTeam君、Summyちゃん扮するManaowと仲良くなる。
「部活なにする〜?」とキャッキャする3人の前を通りすぎたのは、これまたタイBLのトレンド設定「憧れの先輩のご登場」。
アルパカ顔の先輩は水泳部の部長でもあるDean。
金髪のチャラい系Winと一緒に、スローモーションのエフェクト効果で颯爽と3人の前を通り過ぎていく。
PharmはDean先輩になにかしら心惹かれるものを感じていた。
この後、仲良し3人が各々部活を選ぶシーンがしばし続きます。
Teamは水泳の奨学金をもらっているので水泳部。
スイーツ男子のPharmは料理部。
そしてManaowちゃんは演劇部と各々別の部活を選択します。
ここ。
料理部にはLove By ChanceのCanとつるんでいたのんびり君を演じたBest君が、演劇部にはCanの相方(になるはずだった)Tin役のMeanが起用されています。
他にもPerth、Title、Plan、Gunと一通りのラブちゃんメンバーが出演するあたり、ディレクターのNewさんの人柄がうかがえますね。
起用した役者とのつながりをプロジェクト終了後も大切にする人なんだと思う(SaintとMarkがいないけど)。
時々、悪夢に悩まされるけど平凡な大学生活をスタートさせたPharm。
なんとなくDean先輩のことが気にかかっているものの、草食気味というべきか、相手の出方を待つタイプというべきか接点を持つことが出来ない彼は、得意の料理の腕を生かしてタイ伝統のお菓子Luem Kleunを作る。
レシピはこちらをどうぞ^^
どん!
上に乗せていた黄色はなんだろうと思っていたら、マンゴーらしいですね。
さすがは南国。
まずは仲良し2人に毒味……。味見をさせて上々の評価を得た彼は、おもむろに脇から紙袋を取り出して「作りすぎちゃって。部活のみんなにもわけてあげて」と切り出した。
上の動画を拝見すればお分かりになるかと思いますが、このLuem Kleunというお菓子。2本の指でつまめる程度のちっさいお菓子なんですよ。
どんだけ作ればそのでかい紙袋が必要になるんだ?と言いたくなるほどのサイズ感。
さりげなさを装うにはあまりの サイズです。
結果Pharmの意図はバレバレで^^;
「OK。Dean先輩にあげとくよ」
「べつに先輩だけに作ったわけじゃ」
「先輩に一番多くあげとくよ」
とTeamは水泳部の先輩Deanにお菓子を渡す事を約束する。
これまたタイBLのデフォルト設定、セクマイに理解がありすぎる心優しい友人の登場かぁ、と思っていたら。
このTeam君、ハードな練習でお腹が空きすぎて結果、ほとんど自分で食べてしまうという、意外とちゃらんぽらんな性格を露呈させました。
結果Dean先輩が口にしたのは2つだけ。
しかし先輩はお菓子の喉越しを楽しみながら「アイツ、Pharmっていうのか」と微笑むのでした。
と、ここまで。
少し前まで見ていた作品が、似たような展開から恐怖の虐待男に変わったので、この展開ヒヤヒヤしますね^^
とはいえお話としては良い意味でびっくりするほど「普通」でした。
展開に無理がないし、過去の悲劇が悪夢として折々に差し込まれてくるので、淡々とした展開ながら緊張感も感じさせる。
ちょっとSummyちゃんが出張りすぎな感はありますが^^;
PharmとDeanが直接コンタクトを取るようになれば、じょじょに2人にシフトしていくのではないかと思います。
初回としては安定感のある滑り出し、これからの展開に期待を持てる内容だったと個人的には感じました^^
ので。
UWMAの作品の主要キャストをズズんと紹介しておこう
まずは主役から。
Pharmを演じているのはFluke Natouch君。
ちょっと前までFluke Ponsatongだったのですが、お名前を変えたみたいですね。
ボクが秘かに思っている「ウケ役が似合いそうなタイアクター四天王」の暫定2位がこの方です。
かなり古い作品でボクも見たことのないMy Bromanceをはじめ、タイBLがこんなに有名になる前から出演作を重ねております。
顔に似合わず結構体を張る方で^^;
過激なシーンも果敢にチャレンジされてます。
出家してからしばらく出演が止まっており、これが本格的な復帰第一作のはず。
その相方。
Dean先輩を演じているのはOhmさんです。
作品のプロモ写真を見て「松坂桃李とアルパカに似てるな」と思って、それからずっと心の中で「アルパカ君」でした。
Pharmの前世Inを演じるEarthちゃん
Earth3兄弟一番の、というかぶっちぎりの可愛い系。
「ウケ役が似合いそうなタイアクター四天王」の1位をひた走っておられます。
というかウケ以外の役を演じるところは想像すらつきません^^;
あふれんばかりの女子力の高さは、初回のわずかな出番でもいかんなく発揮されています。
そして前世のInの相方Korn役のKaoさん
ワイルド系のビジュアルで昨今の日本ではあまりみないタイプの役者さん。
本作がドラマ初出演だということです。
こうして並べてみると、カワイイ系2人が芸歴多くイケメン二人がほぼほぼ新人。
現場をリードしてるのはおそらくウケ役の2人という……。
不思議な感じの座組です^^
この4人に加えて、さらにもう一組BL役が割り当てられています。
その2人がこちら。
左がPharmの友人Teamを演じるPremさん
右がKornの友人Winを演じるBounさん。
素朴系担当のPremさんはこれが初のドラマ出演。
脱いだらタトゥーにびっくり!のBounさんもキャリアは浅く売出し中。
という感じでしょうか。
以上、この6人をメインの軸にLove by Chanceの面々とかSummyちゃんとかを含めて全12話を駆け抜ける、模様です。
待て次号!