ついにお待たせの「修羅場来たる」
Dark Blue Kiss 第9話の感想を
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Dark Blue Kiss第8話の感想は ↓↓↓
バリスタコンテストでの入賞に喜んでいたのは、ほんの一瞬。
店長はMorkが運ばれた病院にかけつける。
店長はああ見えて、人の話を聞かずに一方的にお説教を始めるという悪癖の持ち主。
今回もその悪癖を発動させて、MorkとRainに弁明の余地すら与えずに言うだけ言って去っていく。
「人の話を傾聴する」というスキルは良い経営者には必要なスキル。
バリスタとしての腕は認められたわけなんで、ぜひ「傾聴」というスキルも店長には身につけていただきたいところです。
「何度他人を厄介事に巻き込んだら気が済むんだ」
と怒られたMorkは退院後もBlueSkyCafeには戻らずに、別のカフェでバイトをする事になる。
彼に秘かに恋心を抱くManawちゃんが新しいバイト先に顔を出すも「君のことは妹にしか思えないよ」とお断り。
Manawはなにも言ってないのに
これだからイケメンはうぬぼれが強くていけねぇ(ひがみ)^^;
一方。
結婚するとかしないとか、ついにそんな話も飛び出したPeteKaoさんには最大の危機が訪れた。
事あるごとにつっかかってくる図体がデカイだけの中学生脳Pete先輩に、ほとほとウンザリしていたNongNon。
楽勝くらいに思っていただろうAbout A BoyzでもPete先輩に優勝をかっさらわれた彼は「逆恨み」というべきか「キレた」というべきか。
ついに反撃を開始する。
作戦はこうだ!
- (おそらく)ファンの女の子を利用して、Kaoが自分の家庭教師をしていた写真をインスタグラムにアップしてもらう。
- その写真にPeteをタグ付けすることで、Peteのインスタに通知を飛ばす。
- その通知でPeteはKaoがずっと自分にウソをついていた事を知る。
- PeteがKaoに「これはなんだ?」と食ってかかったのを見計らって
- 前回の授業でKaoが置き忘れたPeteKaoタンブラーを「忘れてましたよ」と目の前で返す。
正直、まどろっこしい上に5だけやれば充分じゃないか?
という感じのアバウトな作戦ですが、これがキレイにPeteの心を刺激して、激高した彼はNongNonを突き飛ばす。
見覚えのあるこのシーン。
ドラマはようやく1話冒頭の時間軸にたどり着きました。
正直……。
もう少しNongNonが色々悪巧みした末のこの展開だと思っていたので想像よりも一人相撲感が強い印象ですね。
個人的にはこの展開でKaoもNongNonも責める気にならないんですよね。
この事態に至ったのはPeteさんがあまりに「お子様」だからじゃないか?
という想いが強いのです。
思えばPeteさんは序盤からひたすらにNongNonへの態度がワルすぎた。
幾ら嫌いだとはいえ。
彼氏を狙っているとは言え……。
高校生だし、まわりに友人もいる中で、返事すらしないというのはどうなんだろう?
仮にもサマーキャンプの主催者として彼らの安全を担保しなくてはいけない立場で、嫌がらせのような事をしてみせるのもちょっとあまりに情けない。
自分の気分が露骨に顔や態度に出るというのが、Peteというキャラだとは思うのですが、大人の男としても、3年つきあった彼氏としても、ウソでもいいから余裕ある態度でNongNonと対峙した方がよかったんじゃないか?
と感じます。
まぁそれはKao側の視点でもこの顛末を見てきた視聴者だからで、我が身になったらボクも「この嘘つき!」と胸ぐらつかんでたかもしれませんけどね。
Pete駄々っ子モードはこれで終わらず、謝罪しようとするKaoを徹底的に無視し続ける。
「幼稚園に通う子供なの?」
と呆れるSandee姉さんにボクも全面同意です。
本当の事を言ったとしてもおそらくPeteが激しく機嫌を損ね、しかも若干あたられることが想像できた。
だからKaoはホントの事を伝えられなかったわけで……。
Peteさんがもう少し大人の対応ができる人だと思われていれば、Kaoもちゃんと話してくれたんじゃないのかな。
でも、そんな大人げないPeteを、日頃ほがらかな中の人がまったくぶれずに演じきっているのは実はすごいとも感じます。
まるで自分は悪くないとばかりにKaoを無視するPete。
パパの言葉で考えを改めKaoと仲直りしようと車を走らせる。
とりま「運転してる時は運転に集中しような」ってタイドラマ見ると2話に一回位は思う事を今回も感じた次第です。
そしてクマちゃんがここでも大活躍。
最初、面と向かって出来ない謝罪をクマちゃんに吹き込んでるのかな。
と思いましたが、たぶんスピーチの時同様にクマちゃんで練習してるんでしょうね。
Kaoの家に到着し、さぁPeteが不器用に頭をさげるという展開に。
なるわけもなくKaoの家から出てきたNongNonと鉢合わせ。
修羅場はまだまだ続きます!という展開で待て次号だ。