タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL『I feel you linger in the air』第五話 プラトニックに全然飽きない!

執事に大抜擢されJom君が家を出ていったので、出番が大きく減るかと思ったMin一家。

なんか独自のストーリーに分岐して、物語に深みを与えておりますね

タイBL『I feel you linger in the air』の第五話の感想を

rukacchii.hatenablog.com

物語もまさに中盤戦の山場に差し掛かって、若旦那とJom君は着々と順調に近づいてきて、そろそろFriendsZoneを超えるのか!

という感じになっていますが、それ以外にも

前述した、Minとその母ら、またはPrickさんら使用人のエピソード。

ロバートの旦那の第一夫人とそのお付きの使用人の企み系GLエピソード。

ロバートの旦那の第二夫人とJomの来世の元カレ絡みのエピソード。

そしてJom君のタイムスリップに絡むエピソード。

横槍要員のJamesの旦那も加えると5つ位のお話が少しづつ絡みながら進んでく展開。

 

もっと旦那とJomくんの甘がみ展開を見せんかーい!

という想いが湧き上がる時もありますが、タイムスリップのエピソード以外は、現代の我々の感覚では古臭いと感じられるものが、この時代では常識として支持されているものだったり、この時代では強い「タブー」だったりするけれど現代ではそこまでじゃなかったりと。

Jom君がいた時代と、この時代との価値観のギャップを感じさせるエピソード。

常識というものは時代を経て変わっていくものであり、Jom君が生まれた(つまり我々のいる)現代の常識も、過去のそれと同じように移り変わっていくかもしれない。

同性同士の恋愛も、使用人への扱いのようにこれから年を経てまるで違う物になっていく、そんな事を、この物語で頻繁に描かれる時代の変化からくる価値観の違いを見るにつけ、感じます。

 

お話の中身的には、旦那とJom君の甘さ控えめエピソードは今回も健在。

花飾りを作るエピソードも微笑ましく、物語も中盤に差し掛かるのに実にプラトニック。実に奥ゆかしい。Jom君の旦那に対する反応が段々と砕けてきて笑顔が増えたのが印象的。

目がなくなるくらいにクシャッとなるJom君の笑顔と、それを見てどっか照れくさそうな旦那の笑顔の2ショットは漏れ出してきそうな幸福感に溢れていました。

 

この2人以外が基本、不幸というか不穏というか嵐の予感しかしない展開なので、さて旦那とJom君の幸せいっぱいな時間はいつまでもつのか。

現代のJom君の幻も頻発してきたし、この話、はたしてどこに向かうのだろうか?

という展開で

待て次号!

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