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るかっち(@rukacchi1)です。
Mummy Tumはすごい!
という回でございましたね。
いや〜器がでかいね、Mummy Tum。
あんな事情を抱えてて、普通一緒に住めないよね。
そしてここに来て、疑似家族の秘密がほぼ?全面開示されてきて、
ちょっと変わった家族だなぁ位の印象が、
けっこう歪な構造を持った家族だったんだという事が判ってきました。
な〜んでMummy Taengは実の息子をうっちゃって姉の子供ばかり優先させるのか、そのあたりの事情も判ってくるわけですが、
なんというか。
理解できなくはないけれど、ちょっと共感はできないですね。
僕は、そのために自分は利用されてると感じてしまうDongに気持ちが入りますね。
前回初戦だった筈の物語は、初戦のゴタゴタを乗り換えてからは順調に勝ち進み、
このEP4では決勝戦前夜という設定です。
このあたりは物語の構成がうまい。
チームとしては最も重要な場面で、Dongにとって最もダメージでかい秘密が暴かれる。
試合の重要性はわかっているから、なんとか冷静に振る舞おうとするものの、
元々、自分はほったらかしで姉の子供であるGymばかりにいい顔をするTaeng(Dongの実の母)が、今回もGymのことばかり気にしているのが、前にもまして勘に触る。
結果、Dongのプレイは最悪で、それを例によって空気の読めない(しょうがない事ですが)Gymにクドクド叱られ、イラッとしていると今度は母からお叱りを受ける。
そら逃げたくなるわ。
この後はもう泥沼で、試合が終わるまで黙っていようと思っていた秘密を「知ってんだぞ!」的にぶちまけるわ、互いに「お前とはもう二度と一緒にやんねーかんな!」と怒鳴り合うわ、コートサイドで取っ組み合いの喧嘩になるわ。
あの処分もやむなしの乱痴気騒ぎでしたね。<主にGymが^^;
対戦相手が以前にDongとGymが所属していたクラブの子だったので、
様子がおかしいと感づいてからの心配そうな顔や、
コートサイドで喧嘩を始めてからは、Gymをなだめに入る時、穏やかにGymの体に触れるあたりの演出の細かさを個人的には高く評価したいっす。
たぶんクラブに在籍した頃にも、彼らがGymに対してそれなりの注意を払っていた事が、あのちょっとした芝居で伝わってきます。
あとはやっぱりMummy Tumですね。
「試合を観に行けない」と告げると、大喜びするGym(Tumの息子)を見つめる時の寂しそうな表情が泣かす。
一瞬「ここで母子が少し歩み寄るのか?」と思わせてから突き落とす。
ここは話の運びも上手いです。
ドラマ全体の構成としても全8話の中間地点で見事きれいに?大事件を起こしてきて、
このシナリオチームは中々のやり手だと感じます。
次回は予告では号泣必須の展開なのかな。
ちなみにGymをやってるTorは素はきっちりイケメンさんでございます。
あのなりきり演技はほんと脱帽。
プロジェクトSシリーズの制作スタッフが関わっているタイ映画「すれちがいのダイアリーズ」もあわせて、ご紹介します。
水上学校に赴任した新米教師と前任教師の日記を介したラブストーリーです。