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このドラマも、残り2話。
最終話に向けて、ガツンガツンと盛り上がる……かと思いきや、7話は穏やかな回でした。正直、少し物足りないかな……。
個々のシーンは良いシーンが多いんですよね。
Dongが数ヶ月戻ってこないと聞かされて、ラケットのストリングをバシバシとハサミで切るGymは面白かったし、
シングルで優勝したDongが、無意識に(Gymのために)表彰台の端に立ってしまっている事に気づき、涙を流すシーンとか、
久しぶりに家に帰ったら、自分のものがダンボールの中に片付けてられてて、ムスッとするDongとか、
Gymがコーチをしているクラブで、オーナーや母さんズ達が、
Gymの名前を冠したトーナメントを開いてくれた時のGymの表情とか
さりがないシーンが印象的だったし、
トーナメントのほのぼのとした雰囲気も良かったのですが、どうにも不完全燃焼気味。
結局、6話の最後でこの家族が抱える問題はほぼカタがついてるんですよね。
DongとTaengは和解してるし、
DongもGymもとりあえず互いの居場所を持ってて、そこに適応できている。
Gymにとっては「もう一度Dongと一緒にチームを組む」という目標があるけど、
Dongには既に過去の話になってる。
盛り上げようと色々としてるし、シーンとキャラがいいので見れてしまうけど
前半にあった「あぁこの家族やばいわぁ」的な不協和音は感じられないし(というか、すごく和やか)Dongの父親は誰?という謎もない。
残っている未解決な問題は、TumとGymの間にある溝位?
実際この7話では、そこに焦点をあてていて、後半の泣かせどころではあるのですが、どうにも唐突感がありましたね、個人的には。
6話の時点では、まだまだTumに対して反抗的な態度に終始していたGymが、
いつのまにTumとテレビ電話で話すようになったんだろう?
描かれなかった一年の間に、二人はゆっくりと距離を詰めていったということなんでしょうけど、正直そこをもう少しじっくり見せてほしかったですね。
急にGymが物分りがよくなったように感じられるから、
GymとTumの和解を描いた後半部分に気持ちが半歩追いついていかない感じでした。
次回はいよいよ最終回。
互いにシングルの大会に出場したGymとDongの直接対決。
このドラマは一週間遅れで英語字幕がついているので、放送自体はもう終了してて、この決着はついてます^^
製作会社(兼YouTube 上での公式配信元)であるGdhのツイッターでは、放送前にどっちか勝つかのアンケートを取ってて、僕が見た時点ではどうも圧倒的にGym派が多かったですね。
個人的には皆が応援してくれて助けてくれるGymよりも
やっと自分の人生を手に入れたDongにここは勝ってほしいです。
じゃないとDong、報われなさすぎでしょ?
プロジェクトSシリーズの制作スタッフが関わっているタイ映画「すれちがいのダイアリーズ」もあわせて、ご紹介します。
水上学校に赴任した新米教師と前任教師の日記を介したラブストーリーです。