タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

レアOFFさんが楽しめる。タイドラマ WOLF、第三話。

1話で登場したマカオに続いて、シンガポールベトナムのダナンと、東南アジアの主要都市をロケ地にしているこのドラマ。

ドラマの内容はおいといて、行ったことのない東南アジアの各都市の「今」を映像で楽しめるのは見どころの一つかな。

と思います。

スポンサーに旅行会社がついてるみたいなので、各国のご当地紹介も兼ねているのかもしれません。

日本でいうなら火サスの温泉地を舞台にした事件物みたいな感じなのかも。

まぁそろそろドラマそのものにも求心力が欲しいところではありますけどね^^

 

というわけで。

WOLF、第三話の感想を

二話はこちらから 

rukacchii.hatenablog.com

 

Planパート

持っていた携帯を海に投げ捨て、彼女への愛を証明してみせたPlanさん。

ですが、それはやっぱりお芝居。

ミッションコンプリートの合図と共に乾いた笑みを浮かべて去っていく。

という短い出番でした。

 

ミッションのために一芝居打ちましたというのは既定路線だからいいとして、どうしてその場で「お芝居だったんだよん」的な表情をしたのか彼の意図が判りません。

彼女にはいい夢を見せてあげたまま、立ち去ってもいいわけなのに、なぜわざわざ憎まれそうな事をするのでしょうかね。

 

 

 

Firstパート

妄想の成果を見せる時がついに来た。

MewMewの握手会に参加した彼。持ち時間はわずか5秒。

彼は3枚チケットを至急されているのでチャンスは3回。

ところが、その3回を彼は全てフイにする

緊張からかその場で気絶をしてしまうFirst。

気づいた時には傍らにMewMewが座っていた。

この3日間、この握手会の事だけを考えていたし、3日前までは憧れの存在だった君が、今は目の前にいる事が嬉しい。

的な事を切々と彼女に訴えた結果、Firstは「彼女の心にふれることができました」

これにてミッションは達成です!

 

って。カリオストロかよ^^;

 

 

 

Moパート

シンガポールにたどりついた彼女の次なるミッションはシンガポールで禁止されている軽犯罪を起こして、警察に連れて行ってくれる人を探すこと」

 

シンガポールは色々と厳しい国でして、ちょっとしたことでも警察のお世話になってしまいます。

 

例えば公道でチューインガムを噛む。

彼女は最初これを敢行しますが、さほどみんなの気を引きません。

お次は鳥に餌をやってみますけど、これもだめ。

花を摘んでみると、痩せぎすの男が注意をしてくれたので「私を警察に連れてって」と両手を前に出してカワイクアピール。

警察には連れて行ってくれない彼ですが、次のターゲットだという事が発覚。

彼の家までついていき「お金はないから一晩泊めて」と彼の部屋へとあがりこむ。

 

女子なのに随分と無防備な人だなぁ、というのが正直な印象ですかね。

 

ちなみにこの彼の家には友達も一緒に住んでいて、その友達を見てMoが驚く!
というシーンで、待て次号。

になりました。

 

Porパート

演技もできるMC、OFFさんが演じるPorの最初のミッションは「タイ語を話す人物を見つけること」

しかし彼がいるのはベトナムのダナン。

タイ語をしゃべる人は全くいない。

 

ボクからするとカンボジアが間にあるけどベトナムとタイはご近所の国。

というイメージがあったので、タイ語しゃべれる人の一人や二人すぐに見つかるだろうと思うのですが、それは中国の街中で日本語しゃべれる人を探すようなもの。

なのかもしれません。

 

彼が見つけたのはプエルトリコから来たスペイン語を話す女性

彼女もまた失恋して自暴自棄になっている。

 

このドラマには失恋してる女性ばかりが次から次へと出てくるな。

というツッコミは置いてといて。

 

このスパニッシュガールはタイ語どころか英語も話しません。

英語で話しかけるPorに、まくしたてるようにスペイン語を話す彼女。

 

PuppyHoneyでもSotusでも、どちらかという口撃をしかけるのが得意なOFFさん。

その彼が、しゃべり負けするというレアな事態を見ることができます

 

女性のマシンガンスパニッシュでタジタジになってるOFFさんが、この3話の最大の見どころかな。

と思いました。

 

つらつらとあらすじと感想を語ってみましたが。

登場人物がこのゲームをしなくていけない切迫した事情が感じられない事。

くわえて彼らに課されるミッションがどれも子供っぽいものばかりだという事が、悪い方向に相乗効果をもたらして、登場人物に共感しきれないというのが、このドラマの最大の問題じゃないかなぁと思います。

 

ミッションが子供っぽくても、登場人物がそれをする理由が切迫したもの(自分や自分の大事な人の命に関わるような)であればその落差が活きてダークコメディとして面白くなる。

 

逆に、彼らは「遊びのつもり」で参加したゲームがガチで身の危険を感じるような物であれば、それはいわゆる絶叫ホラーに近いノリになり、それはそれで面白い。

 

WOLFは今のところ、どっちにも針が振れてない印象ですかね。

どうなるのかな。

 

ま、今回はここまで。

待て次号!