タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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Vice Versa 第六話『Talay、ついに◯◯の許可を出す』の巻

「え?」

と驚く意外なラスト。世界線の移動をめぐる悲しい設定が明かされやした。

いや〜この展開、自分の身にも起こるかもって思ったらやだわ〜。

タイBL『Vice Versa』第六話の感想を。

rukacchii.hatenablog.com

せっかく作った初脚本映画が大コケし、仲間はみんな(あきらめがよく)別の道へと進んでいく。そんな中Peunさんが体借りてるTun君も「脚本家辞めたら家賃払えん」と実家に戻ると言い出した。

Tessさんの体を借りてるTalay君はその言葉にすこし動揺。

彼のグラつきを察した自称恋愛経験なしのイケメンは「一緒に住んでくれる人(つまり家賃を半分払ってくれる人)がいればここにいられる」と切り出した。

ようやく来ました「同棲しようぜ」宣言ですね。

さて、こうして物語はお決まりの同棲生活になだれこむ。

2人で仲良くソファーで映画。

にも関わらず映画そっちのけでポップコーンの雨を降らせて喜ぶ彼ら(食品ロォォース!)。

 

 

 

いや前回の雪の時も思ったんですけどね^^;降らせる量がおかしいよ!

あんな程度の降雪量じゃ、かき氷できるレベルの雪はコップに溜まったりしないんだよ!

まぁ、これは日頃雪を見慣れてないお国柄からしてしょうがないと思いますよ。

だがしかしだ!

一箱分であんなにドカスカポップコーンは降らないよ^^

あと、雪と違って多分地味にポップコーンは当たると痛いよ。それに多分ベタつくし。

と思ったのですが、そんなツッコミをどこ吹く風に「床入り」の準備を始める2人。

いつにもまして入念にお口のケアをする2人の姿に「いよいよか……」と胸の高鳴りを覚えますが、なんとここまでの展開はすべてTunさんの妄想?というか作り話。

Talayさんは彼の申し出を「どうせ喧嘩してばっかりになる」とサラリと傷つけさらに「金ならオレが貸してやる」とボンボンらしい上から発言^^;

(夢はあっさりあきらめたのに)彼との同棲をあきめられないPuenさんは「一緒にいられなくなるのは寂しい」的な事をかなり率直に語るのですが、この告白にも「他の誰かを探しなよ」とつれない返事。

Puenさんはだいぶ悲しい顔をしたままオープニングになだれ込むという展開でした。

Talayさんのなんとも言えない表情から、PuenさんだけじゃなくTalayの方にも気持ちがあるのに(そしてわかるように描写されている)のに、ホントにいつまでも素直にならない。

この回のTalayとPuenの物語は「Talay君が少しだけ自分の気持ちに素直になれる」までを描いている。

中盤はTalayとPeunの物語というより宿主TunTess(とその友人)の物語。

なんだかんだでTalayは(映画を脚本段階から完成までさせたという事を考えると)どんなに短く見積もっても一年近く別の世界線にいるわけで、だいぶ宿主と一体化してきてる気がするんですよね。

そんな事を頭の片隅に置いておくと、再び集まった脚本仲間たちと今度はバンをアトリエにして再スタートを切るという展開は明るくて楽しくて「別にこのままでもいんじゃないですか?」とつい思ってしまうポジティブなムードに溢れている。

PuenさんにもTalayにも「開き直り」というか「このままだとしてもまぁそれはそれで悪くないか」という緩んだ空気が流れてるように思える中で、状況を大きく変えたのが転生仲間の突然の死。

 

別の世界線に飛ばされた宿主が死ぬと自分も巻き添えくらって死んでしまう。

というなかなかにいやらしい設定に儚い身の上を再度思い知ったTalay君は「自分の大切な人が同じ目にあったら嫌だ。特にお前が」と珍しくいじましい事を淡々と口にして、Puenさんの「今日はずっとハグっていたい」というお願いを「うむうむ」と聞いてあげるのでした。

だがしかし。

それでも添い寝。6話にしてようやく物理的に一歩あがった階段が添い寝。

呆れるくらいにストイック^^;

待て次号。

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