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タイドラマ Vice Versa 第二話『斜め後ろの大胆展開に驚愕』

ただの入れ替わり物かと思ったら、初回中盤で主人公がいきなり別の世界線のまるで関わりのない人物と入れ替わるというアクロバティックな展開を迎えた

タイBL『Vice Versa』第二話の感想を

rukacchii.hatenablog.com

素朴感のある笑顔が素敵なSeaさん演じるTalay君。

彼は元の世界に戻るため「別の世界線から来た運命の人」を探す事になる。その運命の人候補として目がつけられたのがTalayがこの世界で体を借りてるTess君(Ohmさん)の友人……らしい人Pakorn(Nanonさん)。

しかしこの運命の人とTess君の間には自分の知らない浅からぬ因縁があるらしく、Pakornは自分の事を無視し続ける。

 

 

果敢にアタックを繰り返すTalay君=Tess君はついにその因縁の根っこを突き止めた。どうやらTessはPakornが好きだった人を横から奪っていったらしいのだ。

そりゃだめだ。そりゃ怒られる。元の世界に帰りたいTalay君は「オレが悪かった」と詫びを入れるもPakornの機嫌は治らない。

それもその筈、真相は「Pakornが好きなのはTessその人だったから」

 

なるほど!

元から好きだ嫌いだと一悶着ある男子2人の片方にこれまでそういう経験のまるでない子が入れ替わって世界線を飛び越えたボーイズのラブが飛び交う話なのですね?

と思った辺りで、このドラマはまたも大きく斜め上……。

いや斜め後ろに飛んでいく謎の展開を迎えるのでありました。

脚本家志望のPakornさんことTun君が仲間と一緒にシナリオ合宿でバンコクを離れひと月後(展開早い!)。

 

ドヤった顔でクールに再登場したTunの様子がどうもおかしい。

Tunのシナリオ仲間に話を聞くと、結局シナリオ合宿にはいかなかったとの驚愕の事実。猫を避けようとして車で事故って数日病院のいたのだそうな。

そしてそれ以降Tunの様子は変わってしまった。

コナンや金田一や鹿野院じゃなくても「これはコイツ入れ替わったな」という推測が成り立ちTalayはズバリそのもの「君も別の世界から来たんだろ?」と問いかける。

答えはイエス

Tunと入れ替わった別の世界線のこの人物こそ、初回序盤であからさまにTalay君との恋の予感を感じさせてた人気俳優のPuen君なのでありました。

自分たちの世界線ではとりあえず顔見知りではあったこの2人。この世界では別の人の体を借りているので、自分が話している相手が誰なのか気づいていない、というのがこの展開のキモになる部分。

男女が入れかわる、友人同士互いの体が入れ替わる、という設定が一般的なのと同様に、日頃仲の悪い2人がネット上では深い悩みも話す友人だったり、逆に互いの親が犬猿の仲だという事を知らないで恋仲になってしまったり、という展開もそれだけだったら、それほど珍しい展開じゃないのですが、そこに世界線の移動という要素をくっつけたドラマはこれまたやはり聞いた事がない。

ここまで頻繁にSea君からOhmさんへシーンに応じて頻繁にチェンジを繰り返したこのドラマ、こっから先はSea君とJimmyさんのビジュアルでほとんどのシーンが展開されていくので、一見すると初回の途中でいきなりぶったぎれたTalayとPuenの恋物語の続きが再開されたような印象を受けます。

 

 

結局TalayとPuenの恋物語がお話のメインになるのであれば世界線を移動する必要はないんじゃないか?

斬新な設定ではあるものの、その設定に必然性があるようには思えないというのが2話を見た直後の感想でした。

すでにブログ主のるかっちは3話も視聴済なのですが、3話を最後まで見て「この設定の必然性」とか「物語の方向性」みたいな物が見えてきたように感じてますが……。

どうなんでしょうね^^;

すでに初回と第二回と予想だにしない不思議な方向に舵を切っていくドラマなので、この先も思わぬ方向に進んでいって欲しいという思いもありますね。

待て次号!

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