早いものでUWMAも12話も迎えました。
前世は悲しい別れを迎えたボクらだったけど、今生は理解ある仲間に囲まれてウフフキャハハして楽しく年を取っていこうね♪
と誓って、笑って、キスして、ヒューヒューされて、きっとサミーちゃんが感動のあまり失神して終わるのかと思いきや……。
このドラマ。ヤングアダルト向けのタイドラマの常識をくつがえし全18話。
なんだそうな。
つまり物語はようやく3分の2を終えた所。
そうなのですよ!お楽しみはこれからなのです。
怒涛のクライマックスはこっからなのです。
そんなUntil We Meet Again 第12話の感想を
この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。
第11話についてこちら
おっと!そうだ。
このUntil We meet again。
RakutenTVなる動画配信サービスで放送が開始されました。
毎週2話づつ公開されていくそうです。
日本語字幕つきだという事なので日本語字幕がないとヤなの。
という方は入会を検討してもいいかもしれません。
ちなみに邦題は「Until We meet again 運命の赤い糸」だそうです。
ボクなら「前世のボクは料理下手」とかにするけどな^^
「パラサイト」の時も思ったのだけど、文章を追加でくっつけないと上司の決済が降りないんでしょうかね。
さて本気だそう!
今回のお話をざっくりいうと「INだった前世の記憶を持つPharmがINの姉であり、Deanの祖母である女性と会いに行く」
とまぁ、こんな感じです。
でもって実は「前世の誰が、現世の誰か」特に女性陣に関しては少し混乱気味なのですが^^;
この12話冒頭で、生まれたばかりのインタッチ(英語表記まんま)さんを抱き上げているショートの女性。
別の世界線では学業のストレスから薬物に走り、あげく疾走して弟に多大な心配をおかけするこの女子校生が、現世のDeanのお祖母様。
ということと理解しておりますが、正しい……よね?
インタッチさんの後に生まれた小さい子ではないですよね?
後者だと、このエピソードの冒頭のシーンの必然性がなくなっちゃうので、前者、ショートの子がDeanグランマという前提で話を進めていきますよ。
朝早くから、キッチンで盛大に料理をするPharm。
お寺に行こう、というDean先輩の言葉に従い、お布施をするために用意していたのだ。
キッチンに現れたDean先輩は弁当箱をセットしたくらいしか仕事はせずに、後はカワイイ恋人を朝からしつこく言葉攻め。
こんなじゃれあいが楽しいのは最初の半年くらいだぞ〜。
半年も同棲すれば「しゃべってないで洗濯機のボタンくらい押してきて!」って思うようになるぞ〜。
いいのか〜。
そいつはきっと同棲しても家事一切を手伝わないぞ〜。
冷静になって考えてみろ〜。
と、思ったのですがそんな事に思いも至らないのが付き合い始めの楽しいところさ^^
しかもこの人。
重たい弁当は、心は乙女のPharmに持たせて、自分は花持ってますからね^^;
日頃水泳で鍛えた腕力のいくばくかを見せつける所じゃないのか?
ここは?
程なくお坊さんがやってきて2人は料理と花を渡して、お祈りをする。
日本よりもはるかに仏教が暮らしの近くにある国なので、こういう風景はもしかするとタイの日常によくあるシーンなのかもしれません。
でもドラマで。
お話の流れにそれほど関係がないにも関わらず、お坊さんが出てきてお布施をするというシーンが描かれるのは。
タイBLじゃなくてもあまり多くはありません。
少なくてもボクは知りません。
なんですが、このドラマの監督のNewさんはLBCでも托鉢僧にお布施をするシーンをわざわざ作っています。
ここにちょっとした監督のこだわりを感じるといいますか。
男子同士がそれはそれは美しい恋をするという、ま、ぶっちゃっけファンタジーの世界とタイの現実社会を融合させて作品に社会性を加味したいのかな?
とボクは思ったりします。
この托鉢僧のシーンだけじゃなく、ここまでこと細かく紹介されてきたタイスイーツの件とか、アパイマニーの話とか、この後に続くクェー橋とか。
BLというグローバルにリーチするジャンルを使ってタイの文化や風習を紹介していこう
という野心も見え隠れする。
そこがこの監督の作る作品が、BLなのにちょっと異質な肌触りになる部分なのかな。
と思います。
「強さと信頼。それが君たち2人が問題を乗り越える助けとなるでしょう。良い事も、悪いことも、君たちをさらに強く結びつける。許す事、それが大切です。忘れないようにしなさい」
と不吉な予言をつげるお坊様。
ここまで正直、なんの障害もなかったこの2人。
物語も佳境に入ってそろそろ派手な障害が起きてくるんでしょうか?
ちらちらとほのめかされるPharmの父親がなんかあんじゃないのかな?
とボクは予想してるんですけど。
その後Dean先輩はまっすぐ居候先のお部屋には帰らずに、Pharmを祖母の家へと連れて行く。
転生したINと姉が再会する感動的なシーンです。
一瞬、Alin(祖母)の目にはPharmがINに見える、という演出もベタだけどいい。
このシーンの祖母の方の表情もわかりやすく素晴らしいんですけど、この感動的なシーンを終えた後のこの方の演技がとてもいい。
前世の弟とはいえ、実際には会ったばかりのPharmにはどこかお客様対応。
Pharmに気をつかった対応をしています。
でも以前から出入りしていた孫であるドンデリへの接し方はとてもフランク。
かける言葉も若干カジュアルに聞こえます。
そして孫とはいえ、会ったのはつい最近のDeanはその中間位。
と人物への距離感を少しづつ変えているのが判ります。
それもとても自然に。
この祖母もDeanとPharmの交際にGOサイン。
Deanは祖母までも味方につけ、来る父親との最終決戦への準備を着々と進めているようです。
だがその前に水泳部の合宿が。
前回はお留守番だったPharmさんだが、今回が部長が職権乱用をして一緒についていくことに。
合宿前に彼らが立ち寄ったのがさっき少しふれたクェー川鉄橋。
ずっと行ってみたいと思っていて、バンコクから遠いので行けてない場所です^^;
ちなみにこのクェー川の鉄橋は「戦場にかける橋」という映画で有名です(といってもボクは未見)
そしてこの橋を建設したのは旧日本軍。
非現実的なスケジュールの元、各国の捕虜やアジア人労働者を動員して作業にあたり、多数の死者を出したという日本人的には後ろめたい歴史も持っています。
ま、そういう歴史の負の側面には一切触れず
「俺のイレズミ腰に入ってんだぜ?見る?」
とここでも色ボケを発揮するDean。
このあと合宿場所に移動して、みんなが待ってる^^お楽しみは次回へお預けで、池でさわぐ水泳部御一行なのでありました。
だいたいここまで。
この池のシーンだけ画質が違いますね。
ハンディカムっぽいです^^;
待て次号!
Until We Meet Againを日本語字幕で見たい。という方へ
英語での視聴は敷居が高い!
日本語字幕でもう一度見たいという方に朗報です。
この作品は現在
アマゾンプライムビデオで配信されています。
もちろん日本語字幕もついています^^
初回エピソードのみ無料で視聴が可能。
それ以降は一話につき220円。
シリーズでの視聴は2500円との事です。
DVDBOXセットも販売しております。
お家の一番いい場所にPharm達を飾っておきたいと思った方はご購入を検討ください。