タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイドラマ「UMG」の第五話、六話。目立ちすぎだよエイリアン^^;

全12話という事なので6話がこのドラマの折り返し。

しばらく一話完結っぽいノリで引っ張っていくのかと思いきや、中盤戦に相応しいクライマックスを持ってきた

タイドラマ「UMG」の第五話、六話の感想を 

rukacchii.hatenablog.com

 

Enrgの後ろにハッキリと映る黒い影。それを見てMew少年は部内2大派閥のうちの宇宙人派に大きく傾いた。

いやー。

今どきPhotoshopを使うまでもなく出来そうな仕上がりのチープな合成だな……。

と思わないあたりMew少年の素朴さがうかがえます。

しかしこのやっすい合成宇宙人(ほんとにそうなのか。ちょっと信じられないところではあるのですが……)が存分に活躍するのがこの5話、6話。

Mew&Fashai、O&Jack組の2手に分かれて、前者は病室から失踪したErgnの行方を探す展開、後者はそんな緊急事態が起こっているとも知らないでモンスターを追いかける2人(主にOさん)がもーほんと散々な目に合うコミカルな展開が並行して進むのが5話。

まるで別々に進んでいたお話は後半で1つの話にまとまっていく。

つづく6話は「Ergnを拉致った宇宙人(モンスター?)を追いかける」という共通の目的を追いかけながらもグループは後半まで合流しない。

宇宙人との直接対決という鬼気迫る展開になるMewFashai組の緊張感をぶったぎるようにO&Jackのコメディパートが挟み込まれていく。

おそらくストーリーとしての見どころはMewたちと宇宙人との対決なのでしょうけれど、ものすごく控えめに表現しても宇宙人のコスプレ感が強すぎて、ストーリーのリアリティを補強しない、いやむしろ削いでいる。

 

 

 

宇宙人にしろ、モンスターにしろ「見せない」事で想像力を刺激してリアリティを保つのはわりとよくある手法だと思うのですが、このドラマの宇宙人は写真嫌いな癖に目立ちたがりなのか、全身くまなくバッチリ見えてしまうから、アラが目立つ。

終始O&Jack組のバカバカしいノリならば、このコスプレ宇宙人との対決も笑いに昇華できたと思うんですが、Mew組の方は真面目にエイリアンかストレンジャーシングスかみたいなノリで展開されるので、余計に諸々の「足りてなさ」がアラとなって目立ってしまう。

実際、この宇宙人の対決は駆けつけたO&Jack組が車で宇宙人を跳ね飛ばし、その後はなにか言われてムッとしたErgnが海に突き飛ばし(その力があるなら最初からそれを^^;)哀れ藻屑となりました、という……。

最弱宇宙人コンテストがあったら上位入賞間違いなし、というおバカ展開で幕をおろす事になりました。

5話、6話と「この無茶なギャグ展開はいるのかな?」と思っていたO&Jack組の悪ふざけだという事にして、事件をなかった事にしてしまった展開や(それにまったく納得いってない感じのOのふてくされた感じとか)ストーリーだけを見ると、よくまとまっている気もするんですが、この手のSci Fiドラマはビジュアルの力がないと……。

という現在非常に感想を書きづらい心境に陥っています^^;

7話からは新展開で宇宙人は出てこないっぽいので、それでもう少し希望をつなげるのかなと思っているところで……。

待て次号!