タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

Singto主演。タイドラマTurnLeft TurnRightの展開にぞくぞくする

いつまで経っても閉店しない閉店セール状態で、BL祭開催中のタイランド

そろそろ諸腐兄妹の皆様も

美しい男子がイチャコラする様にも飽きてきたわねって感じでは……。

ない!

とは思うのですが^^;

 

今回は男子イチャコラ恋物語を少し離れてGMMで放送が始まったSingtoさん主役のTurnLeft TurnRightについて語ってみたいと思います。

ティーザーはこちら。
どん!

SM系なの?Sawみたいなホラー系なの?

って勘違いを誘いそうですけど制作陣的にこのサムネイルでアリなんですかね?

まいいや、行ってみよう!

 

 

 

大都会バンコクの片隅にあるうらぶれたバー。

モジャひげのマスターが1人切り盛りをするバーに、その日3人の男が訪れた。

互いに会った事もなく、年齢も、職業も、境遇も違う3人だったが、たった一つだけ共通する事があった。

 

彼らはみんな、人生の決断を誤ったと思っている。

そして出来る事なら、過去に戻って違う決断をしてみたいと思ってる。

 

このモジャひげさんは、おそらく主題歌も担当しております。

オールドフィルムっぽいざらざらとした質感の絵作りは、これまで見てきたタイドラマとは一風違って大人の雰囲気。

曲もまた同様にジャジーで大人の薫りがします。

いや^^;

このモジャひげの風貌につられているだけかもしれません。

 

1人の男はヴァイオリニストのGun。

(おそらくは)大学を卒業して少しという年の若者だが、いまは音楽で身を立てようとその日暮らしの生活を気ままに謳歌している。

 

ま、いうたら就職という現実を直視せず、憧れ系の職業を夢見て、ちょっと触りを触れてみただけの甘い考えのおぼっちゃまでございます。

演じているのはSotus以降、なんだかんだでブロマンス的な役が続いていたSingtoさん。

今回は突如現れた運命の女に翻弄される高等遊民っぽいボンボンを演じています。

役のせいか、撮り方のせいかは判りませんが、SOTUSのKongpobに比べてたたずまいが洗練されてる印象があります。

そして恋の駆け引きを楽しむ自信と余裕も感じます。


知人の経営するカフェバーや自宅前の噴水広場で弾き語りなどして気ままに暮らしていたGunは、ある日脚本家志望の女性Ayeと知り合う。

偶然の出会いが重なって、互いの趣味が一致してる事を知った2人はすぐに親しくなる。

Ayeには監督志望の彼氏がいるが、彼は企画の売り込みに忙しく、会話はもっぱら脚本の進捗についてのみ。

しかもテレカンオンリーという状態にAyeは密かにフラストレーションを募らせる。

互いの番号も交換し、しばしば会って話すようになったAyeとGun。

Ayeは2人の間に生まれつつある気持ちを確認したのち「私と一緒に台湾に来て欲しい」と切り出した。

Ayeと一緒に台湾に行くのか、行かないのか。

Gunはバンコクにとどまるという決断を下した。

 

悪女の匂いをプンプンさせる運命の女Ayeを演じるのはPatさん。

ロストインウォーターでは「天使のメイ」と呼ばれ、仲間に慕われていた方です。

健康的な美人さんだからなのか、2面性のある役柄が続いている印象。

Singtoさんと並んだ時の絵面が「ザ・ベストカップルか?」というくらい様になってるのです。

が!

 

 
 
 
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こちらのギアの片割れがSingtoさんにはいますので、そりゃ台湾についていったりはしないでしょう。 

 

2人目の男は今年大学に入ったばかりの学生、Tai。

彫刻造りに熱中し、将来はチェンマイで美術系の大学に進みたいと思っているが経営者の父は大反対。

あげくずっと一緒だと誓った彼女までもが「4年間も離れ離れになるくらいなら、今別れた方がいい」と口走る。

親に強いられた道を進むか?それとも自分の夢を叶えるためにチェンマイに行くか?

Taiは彼女のために親の決めた道を選んだ。

 

世間知らずの多感な高校生(からの大学一年)を演じているのはNanon君。

BLドラマしか見た事がない!

という人でも本編の合間に流れるOISHI系の宣伝で、彼の姿を目にしたことがあるでしょう。

 

 
 
 
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役に入っていない時はホント普通の学生っぽいんですけどね。

おかっぱ頭のいじめられっ子から、高校生らしからぬニヒルな少年探偵まで、どんな役でも危なげなく演じてしまう演技力と、いまだ10代とは思えない存在感。

GMMのティーンドラマの主役ばかりを演じていますが、それも納得の力量をもった有望な役者さんです。

とにかく表情が惹きつける。

本作でも初回の父親との口論の際に見せる少年らしい拗ねた(そして少し頼りない)表情や、彫刻に打ち込む時の真剣な眼差しなど、なにげないシーンでも彼が演じるとつい見てしまうのが素晴らしい。

バーでボトルを傾ける仕草には若干色っぽさを感じられるようにもなりました。

いやぁ、子役の成長は早い早い。

 

 

 

3人目の男は(おそらくは)30代のビジネスマンPat。

彼は、同僚の女性Tishaに惹かれていたが、切り出せずにいた。

クライアントと上手く関係を気づけずに仕事に悩んでいたTishaはある日突然「会社を辞める」といいだした。

「辞めてロンドンに行く事にした」というTisha。

自分の元を離れていくTishaにPatは「愛してる」と口にするが、それがきっかけでTishaは交通事故に巻き込まれる。

 

どこにでもいる平凡な男を、これまた平凡なビジュアルの役者さんが演じておりまして、結果このPatという役への共感度、好感度、ボク的にはとても高いです。

1人だけ唯一まっとうな社会人という事もあって、現時点ではこの人のストーリーに一番気持ちが入っていきますね。

演じているのはBeamさん。

 
 
 
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パパさんらしくて、インスタがお子さんの写真ばっかです^^ 

ちなみにTishaを演じているのはPangさんという女優さんですが個人的にはティルダ・スウィントンによく似ているなという印象です。

ま、それだけです^^;

 

Tishaは一命をとりとめたものの記憶障害を起こしてしまい、Patの事を自分の彼氏だと思いこむようになってしまった。

Tishaは、つきあっていた彼氏がいて、その彼と一緒にロンドンで結婚する予定だったこと。

にもかかわらず事故でTishaは彼氏の事を思い出せなくなってしまったから、事態はさらにこんがらがる事に。

怪我をしたTishaと自室で暮らすPat。

それは彼の望んでいた幸せだけど、彼女が記憶を取り戻すまでの虚構の幸せ。

彼氏はPatに疑惑の目を向け始める中、Patは悩む。

 彼氏との写真を見せ、Tishaに真実を明かすべきか?それともこのまま偽りの生活を続け、なし崩し的に現実へと変えてしまうか?

Patは良心に従い、Tishaに真実を告げた。

 

 

 

くだした決断が正しかったのか、苦悩する3人。

そして3人にモジャひげマスターは「やり直すチャンスが欲しくないか?」と問いかけられる。

手渡された怪しげなドリンクを一斉に飲み干した3人は過去に戻って人生をやり直す!

はずなのですが、どうもこれも一筋縄ではいかないような感じで次回に持ち越しになりました。

というわけで待て次号!