タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL。Tonhon Chonlatee。第六話「そりゃないぜ。Tonhonのアニキ」

アニキの元カノと、そのお付きの小悪党のせいでバーで泥酔するChonlatee。

弟分のChonlateeに危険が迫っていることを知ったアニキ。

今すぐにでも飛んでいきたい。

だがしかし!

Tonhonのアニキは、いわゆるSOTUSの儀の最終段階の真っ最中。

儀式と学部の後輩たちをうっちゃらかしてTonhonを助けに向かうわけには立場上いかない。

のかと思ったら!

アニキはわずかなためらいの後、AiNaiというお供を連れて弟分の救出に向かったのだった。

 

Tonhon Chonlatee第六話の感想を

第五話はこちら↓↓↓

rukacchii.hatenablog.com

自称イケメンとしてコミカルに登場したわりに現在のところ存在感の薄いNAさんや、友人のPangをあっけなく蹴散らした元カノAmpとゲイのNuan。

NuanはベロンベロンのChonlateeをトイレに連れ込み……。

 

というかこのトイレ。

便器がすべて金ピカというおっそろしい成金仕様(バブル仕様)ですよ^^;

諸々映り込んでしまいそうで使用時には緊張しそうです。 

 

ま、その金ピカトイレの個室で介抱するかのように見せかけて、Nuenさんは狼へと変身だ!

個室の鍵をロックオンして嫌がるChonlateeに襲いかかる。

元から素が丸見えではありましたが、久しく見ないゲスキャラっぷりにイライラします。

悪党の片割れのAmpさんは、NuenがChonlateeにお仕置きが邪魔されないよう、人が来ないかトイレの前で監視する。

これまた久しく見ない性悪っぷりにイラッとしますね。

 

もちろんTonhonとその仲間達が現れて、ゲートキーパーを務めるAmpをほとんど弾き飛ばすようにして突破。

鍵をかけた個室からChonlateeを救出する。

 

Nuenは金ピカ便器に挟まれた、せっまいスペースでアニキからキツイお仕置きを受けるのでした。

ブーメラン、とはこういう事を言うのでしょう^^;

 

集まってきた学生たちが撮影を開始するわけですが。

これ、AiNaiやNAが証拠として撮影しにきたのかと思ったら(服が違うので)どうも通りがかりの方々、みたいですね。

Nuenのお仕置きを完了したTonhonのアニキは、いまだぜーぜー言ってるChonlateeをおんぶして、この場を立ち去るのでした。

 

 

 

翌朝、目覚めたTonhonはなぜベッドに頭くっつけてアニキが寝てるのか、一瞬理由が判らない。

昨夜の悪夢を思い出し、助け出してくれたTonhonへの想いがワッと吹きこぼれてしまったChonlateeは寝ているTonhonにキスをする。

唇をちょんっとつけただけ(のように見える)このキスで、眠れるベッド脇のTonhonは目をさます。

そしてChonlateeを突き飛ばす!

 

言い逃れできない状況に「ずっとアニキの事が好きでした」と告白するが、アニキは聞かれてもいないのに「そういう奴らは好きじゃない」と公言するほどの筋金入り。

弟分だと思っていたのに、実は恋愛対象だったと言われても受け止められない。

鉄拳をふるっても解決できない展開にTonhonのアニキは部屋を飛び出して、自分のバイクで走りだすのでありました。

 

Chonlateeを見つめる意味深な表情や、妙に近接距離での接触に持ち込みたがるくせに「ゲイとか嫌いじゃ!」と言っているのは、自分の気持ちを認められないからのだとばっかり思っていたので、ここでああいう拒絶の仕方をするとはちょっと驚き。

まじで一欠片もChonlateeに恋愛感情持ってなかったのでしょうか?

お父ちゃんがあんな人だから自分の気持ちを認められない、というのではなかったの?

 

この出来事がきっかけでAiとNaiは自分たちが同性同士のパートナーであることをアニキに告げ、さらには「お前はゲイは嫌いだと思うから僕らは出ていくことにした」と彼の常識をゆさぶっていく。

 

ずっと「男が男に惚れるなんてありえん」的なことを無遠慮に言いまくっていたTonhonなのに、いざ自分の親友がそうだと分かると「お前らは俺の親友なんだから、なんら悪い印象を持ってない」とトーンダウンするのが「自分の周りにはセクマイなんて一人もいない」と思っていた人のよくある反応という気がします。

意外といるので、少し配慮したほうがいいかもしれませんよ^^

とはいえ、まだ心も体もフレッシュなTonhonのアニキは、友人同士の関係については抵抗感もなく受けいれられた。

 

しかし「自分に恋してる」男子の気持ちを、男子たる自分が受け入れられるかどうかの答えはすぐには出せない。

とはいえ、タイBLの名作を見て「こういう関係もありかもな」と、思わず微笑んでしまうくらいなわけなので意外とゴールインは近いのかもしれないぞ。

というところで。

待て次号だ!