予想より早くウェブ公開がはじまった「Love by Chance」のせいで^^;
色々と予定にシワ寄せが……。
というわけでTogether with me。
気づけばこのドラマも第9話まで到達。全13話ということなのでいよいよクライマックスに向けて展開もシリアスに。
そんな、Together with meの第九話。あらすじと感想を!
この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。
Together with me、第八話についてはこちらで語ってます。
Knockは医師Brightに足の具合を見せに来た。
大学のブログでKnockとKornの写真を見たというBrightに「君らはお互いのことが好きなのか?」とストレートに問いかけられます。
Kornへの気持ちと、自分のセクシャリティへの揺らぎ、世間からの目。
うずまく自分の感情をうまく言葉に表す事ができないKnock。
Bright医師は男同士の恋愛についてはよくもわるくも大先輩。
いつものナンパな顔を封印し「君は俺を頼りにしていいんだ」と微笑みます。
個人的にはこのBright医師、気のいい人物が多いこのドラマの中で唯一好きになれない人物でした。
登場人物の平均年齢を無駄に引きあげ(笑)
医師のくせに不衛生にも漁った男とトイレでいちゃつき、
「ピュア」を擬人化したらこうなりました!って感じのFarmを手だまに取りつつ、Kornにまで手を出すという、
モラル的にあまり尊敬できない人物だと感じていました。
中盤以降、医師としての一面、Knockの親族としての一面が描かれるようになりました。
オンできっちり職業人をやってる彼が、オフでは酔ったいきおいでKornに迫ったり、Farmには「自分はこんな男(浮気性)だから慣れてくれ」と言った男が、Knockに「自分はいつでも力になる」と微笑んだり。
結局、人ってこんなもんだよね。
社会に出て数年も経てばキレイなだけでは生きられないのさ。
と、その人間臭さに妙に親近感を感じるようになりました^^;
ま、でも浮気はいかんよ。
回を重ねるごとに身勝手なふるまいが目立ち、気の毒なのがKnockの彼女Plengさん。
キャンパスにいたKnock達に声をかけ「ディナーを一緒に食べましょう」と誘います。
自ら流出させたKnockとKornのキス写真について、素知らぬ顔で話題を切りだしたPlengさん。
「korn。あの写真は気にしてないわ。フォトショップで作った偽物だもの。Knockの本当の彼女はここにいる。偽物は長くは続かない。そのうち消えてしまうでしょう」
と笑う。
いや〜、エグいあてこすり。
ディナーの席でなにを告げられたのか。
長らくお世話になったKornの部屋を出ていこうとするKnockさん。
自分が彼女に対して不誠実だと言うKnockに、自分のような人間(ゲイ?)を愛する勇気を持てないのか?と熱っぽくかたるKorn。
「俺はお前を愛してるんだ」とKornの告白。
隠しきれない喜びに、にやけてしまうKnockさん。
どんな決断をくだしても、俺はそれを受け入れると告げるKorn。
Knockの腕がKornの頬に伸び、そしてキス。
からのジャンピングベッドイン!
ちょっとここエモーショナルな、いいシーンのハズなんですけど、Korn役、MAXさんの素晴らしい身体能力のせいでほんとに一気にベッドインしてて、むしろ笑えるシーンでした。
そこからはレスリング?って感じの激しいイチャコラがあって翌日。
自分の部屋に戻っているはずのKnockに連絡がつかないPlengさんが、Kornの部屋に乗り込んできます。
ベッドインしたまんまの2人。
大慌てで定番のベランダに隠れます。
もちろん乗り込んできたPlengさんはそれを見抜いて、ベランダのカーテンをバッと開けますが、Knockさんは隣室のベランダへと間一髪逃げこんでいて、なんとか窮地を脱したのでした。
これだから浮気はいかんよ。大変だよ。
自室に戻るKnockをベッドに座り見つめるKorn。
さみしげなKornの表情が柔らかい照明効果もあって、このシーンはとても美しい。
決める所と弾ける所。抜けてもいい所の見極めがこの作品の演出はとてもうまくて、だからキレのある作品になるんだろうなと思っています。
自室に戻ったKnock。
すぐにかけつけたPlengに大事な話があると切り出しますが、即効でPlengが遮ります。
「私があなたのためにやってきた事だけじゃ充分じゃないっていうの?納得いかない。なにも悪い事はしてないもの。(え?)あなたがこれから何を言おうとしてるかは判ってる。でも口に出す前によく考えてほしいの」
とまぁまくしたてるPlengさん。
何も悪いことはしていない……とは思いませんが、余裕がなくなると人は意地悪になる物ですし、その原因はKnockとKornにあるわけで、一概に責め立てられないなぁ、と思っている所で9話は終了となりました。
が。
このエピソードはサブストーリーも大きな動きが。
Phuに「学校を中退するから、これからはただの23歳の男と27歳の女性ですね」と言われ動揺するティーチャーKwitra(9話にしてやっと名前を覚えた)も見どころと言えなくもないですが、やはりこの回の中盤の見どころはFarm君危機一髪。
いつのまにかPleng側に寝返っていた元カノと自室に戻ったFarm君。
またもクスリを盛られた彼は悶々とした気分にさせられてしまいます。
この作品の女性はFarm君にクスリを盛り過ぎだと思う。
もっと彼に優しく^^
ベッドに押し倒されたFarm君。このまま元カノの毒牙にかかってしまうのか!
と思いきや、なんと女子を足蹴にするという日本のドラマではありえない方法で(しかも数回)危地を脱出。
よほど怖かったのか。
しばらく連絡を避けていたBright医師に連絡を取り「会いたい」とつぶやきます。
という感じでメインもサブもそろそろ大きく盛り上がってきた所で。
待て次号!