タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

タイドラマ「Theory of Love」第四話。イキイキとしたWhiteさんの演技に落涙。

今回は(おそらく)映画から引用されたシーンはありません。

代わりに「タイ映画の流れを変えた」と言われる名作映画の1シーンが流れます

なんて映画かはおいおい語ってみるとして。

とりあえずはいつもどおりに^^

「Theory Of Love」第四回の感想を!

第三話の感想はこちら

rukacchii.hatenablog.com

 

学部の主催するイベントが近い。

勝者に与えられるのはスタジオの優先的利用権。

ブースを確保したThird組の4人はがぜん盛り上がり、なんの出し物にするかをブレストする。

Thirdが提案した映画レビューはサクリと却下。

続いてKhaiが提案する。

「卵はどうだ?ギャングスターの玉。来て!そしてギュッ!ってして」

R指定だ。先生が許さない」

「バナナはどうよ!ギャングスターのバナナ。完熟のやつをご賞味いただけますよ〜」

「違いがない。この変態ども」

「これはどうかな」と影薄い系のBoneさんが切り出したのは。

「ソーセージ。ごく一般的なやつ。サイズは4つだ。ちっさいの。みじかいの。ながいの。そしてでかいやつ」

 

これまでの案とどこが違うのかな?^^;

とでも言いたげな視線を送るThirdでしたが、Khaiは「そりゃぁいいアイディアだ!」と話を進めて、彼らはソーセージを売ることになる。

 

ちなみにどうやら

Third スモール

Two ショート

Bone ロング

Khai 特大

らしいですよ。Khaiさんのイメージでは^^

 

こうしてソーセージを売ることになったギャング4人。

「ソーセージを買ってくれた人は俺たちに何をしてもいいよ」

という触れ込みで女子の心をガッツリつかみ、ブースは大盛況

 

ここ。

女子に囲まれた4人がシャツのボタンを外されたり、写真を撮ったり、まぁ好き放題な状態になっています。

中でもソーセージをKhaiに食べさせてもらった名前すらない女子生徒が、マジで顔を真っ赤にしてるのが妙に生々しい。

ファン公募のエキストラさんなのかもしれませんね^^

 

 

 

ソーセージが飛ぶように売れているにも関わらず、Thirdは内心もやっとしてる。

いつも以上にチャラい度アップのKhaiをずっとそばで見てるのが辛いのだ。

売上1位で一日目を終え撤収を始めた彼らのところに、Khaiと向かいのブースにいる巨乳ちゃんがやってくる。

 

この巨乳さんのシーン。

嬉々としてお近づきになろうとするTwoさんの笑顔が、なんともだらしくていい感じ。

その後のKhaiとのどうでもやり取り含めて、Two演じるWhiteさんが役を完全に自分の物にしてるのが、過去を知る者としては落涙モノに嬉しいです。

 

愛車のバイク、シャーウィーを置いてきたKhai。

Thirdは彼を助手席に乗せるが、ここでKhaiが思わぬ提案をする。

「一日中、ブースに来た女子の言う事を聞いてきたんだ。お前のお願いも一つくらい聞いてやるよ」

突然のことにとまどうThird。

「早くしろよ。俺の気が変わる前に」とせかされたThirdは「歌ってほしい」とリクエストする。

「歌いたくない」とごねたKhaiは、代わりにラジオを一緒に聞く事を提案。

ラジオから流れる古い曲にあわせて、2人は大声で歌うのだった。

Khaiは帰宅してもまだ様子がおかしくて^^;

Thirdが冗談(いや半分以上本気だろう?)で言った「俺は可愛い」発言に乗ってきて、「お前は可愛いと思うよ」とThirdを動揺させる。

 

シャワーを浴びに行ったKhai。

脱ぎ捨てたシャツは、ギャング達のソーセージを味わった女子達が書いたメッセージでいっぱいだ。

そこにThirdは「君を愛してる」とマジックで書き加えた。

 

このドラマではあまり見れない笑顔でノリノリのGunさんを堪能してからの、マジックのシーンが切なくて最高でした。

若干ウルッとなりましたね。ボクは。

 

多くの視聴者が期待しているだろうOFFGUNがイチャイチャする(そして最終的には結ばれる)シーンが、第4話では「ようやく来たか!」という感じ。

以降もThirdとKhaiの甘ったるいシーンが続きます^^;

 

とはいえ。

主人公が悩みを抱えていて、それを乗り越えるためもがく過程こそがドラマを作る。

だから最初から最後までイチャイチャしてるだけでは物語として成立しない。

哀しい展開と、ファンサービスが交互に出てくるこのドラマ。

そのさじ加減がとても上手いなぁと思って見ています。

ディレクターの前作に個人的にあまり乗れなかったので^^;

放映当初、若干不安視していた演出ですが、この作品では打って変わって的確な仕事をしているなぁと思います。

 

 

 

イベントの2日目は若干のハプニングはあったものの最終的には無事終了。

ThirdとKhaiは一緒に野外劇場で映画を見ることに。

ここで2人が見てる映画は(おそらく)こちら。

フェーンチャン ぼくの恋人

フェーンチャン ぼくの恋人 [DVD]

2003年公開ということなのでいまから15年ちょっと前のタイ映画です。

幼馴染で仲のよかった男の子と女の子の恋とも呼べない、甘ずっぱい思い出を描いた映画です。

お話としては(今見てみると)珍しい話ではありませんが、当時のタイではこういう何者でもない人の普通の日常を描いた作品がなかったらしく、大ヒット。

以降のタイ映画を大きく変えたと言われています。

この作品は共同監督作品です。

6人の監督がいるわけですが、その中の一人が後に作ったのが、ボクが最も好きなタイの恋愛映画「すれ違いのダイアリーズ」

すれ違いのダイアリーズ(字幕版)

制作会社のGTHもこの6人が母体となって結成。

現在はGDH559という会社に変わり「Project S」「バッドジーニアス」そして日本公開が決まったらしい「HOMESTAY」などを制作しています。

 

話を戻すと。

古典的名作を堪能したThirdとKhai。

あまりにも長くKhaiがジェントルな事に夢じゃないかと疑いつつも、彼と自分が同じ気持ちで互いに向きあえるようになれるんじゃないか?と期待するThird。

視聴者も、もしかしてこれ以降はOFFGUNのイチャコラばかりが続くのか?と思った矢先に奈落の底に突き落とすというドS展開^^;

 

待て次号!

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