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お知らせ
Tharnさんよりも優しくてファンを大切にする公式さん。
これまで発行した全話のリンクを一つのページにまとめてくださいました。
コップン・マー・ナ・カップ!
これで「あの感動のシーンをもう一度!……さ。探せねぇ!」ということにはなりません。
このリンクと合わせて公式さんから注意喚起もありました。
公式が発行するリンクで公式の動画を見てください。違法リンクはクリックしないで、もしお手間じゃないんだったらボクらに教えてください。
との事でございます。
るかっちの見解も少しだけ。
再生数とかイイねの数とかは、放送局側が経営的な判断をする際にも重要な指標になりますが、それよりもまず作ってる人の励みになります。
次を作るモチベーションに確実になります。
作品を見たい、応援したい、シーズン2、または次の作品も見たいと思われる方は、ぜひ公式の動画のみをご覧ください。
さて。本題だ。
ラスボス、元カレじゃなく親友でしたね。
しかも中々の悪っぷり。
他の追随を許さないヴィラン(悪役)ぷりを(わずか3話で)印象づけたKeng先輩に勝るとも劣らぬ最低っぷりに驚いた
TharnType第11話の感想をば
10話はこちらから。
Typeさんは、Tharnの元彼がTechnoの弟と同じ学校だという事を聞きつけるや「高校に乗り込んでぶちのめしてやる」と鼻息を荒くする。
子鹿のような高校生に、大学生2人とガタイいい系のtechniqueが徒党を組んで校庭の裏ならぬ喫茶店に呼び込む様はカツアゲそのもの。
Technoさんにもそんな自覚があるようで「これ、いじめじゃないのかな?」と異議申し立てをしています。
Love by chanceにも登場するTechnique。
兄のだらしなくもあられもない写真やら動画を友人に横流しする以外に活躍の場を与えられていませんでしたが、今回ようやくメインの話に絡む事ができました。
中の人のビジュアルの印象もありまして、高校生なのに人を食ったような豪胆さを感じさせてくれまして、今回のTechniqueは割とキャラ立ちしてます。
「Tarが来ました!」と刑事ドラマの新米刑事っぽく颯爽とカフェから飛び出したTechniqueは、Tarに声をかけご同行を促した。
「Type先輩とは話したくないってか?話をしたいのはTharn先輩だけってことか?」
と、対面するなりTypeさんは交戦モード。
どっからみても不良を卒業しそこねたチンピラが下級生をいじめるの図。
以外には見えません。
がしかし。この下級生、ここで思わぬ反撃をします。
「ボクはTharn先輩とあなたを別れさせるよ!」
「あんだとこのぉ」
「Type.落ち着いて!」
「どのみちあなたは別れることになるさ!」
この台詞、君先週も言わなかったか?
んでもってアナタTharnにきっぱり拒否られて、渋々了承した。
ように思えたんだけどな。
と、このシーンを見た直後は思いました^^;
11話を全て見終わって思い返してみると。
これはTarなりの警告だったのかもしれませんねぇ。
Typeがここまで頭に血が登りやすい人じゃなかったら、Tarのこの態度が真意ではない事に気がつけたかもしれません。
元カレとの会合は物別れに終わり、不完全燃焼のType。
バンドの練習から帰ってきたTharnに当たりまくる。
正直、この時のTypeの態度はひどい。
だいぶひどい。
嫉妬してる、とか、怒ってる、とかそういう言い訳で許されるレベルを超えていて、DV亭主の気配を感じとってしまうくらいひどい。
こういう態度を許していると、本気で手が出るようになる。
この段階で調教しておくか、さっさと実家に帰らせていただいた方がいいと思うのですが、Tharnさんは最近すっかりTypeの言いなり。
というかあまりの剣幕に声もでなかった様子でした。
後半のTypeの告白シーンが活きるようにと、あえてキツめの演出が入っているのかもしれませんが、このTypeの態度は久しぶりに引きました。
Tharnはホントに男を見る目が皆無だと思う。
彼氏のEXと今彼2人を一日で脅したあげく、やけ酒に繰り出すサイテー男まっしぐらのTypeさん。
そりゃ自分で自分が嫌にもなるさ。
つきあってくれたLhongを相手にクダを巻く。
10話でのLhongとのやりとりはコミカルな演出が入っていますが今回はありません。
終始取り澄ました表情が、嫌な予感を振りまきます。
TharnはLhongに背負われて帰ってきたTypeを甲斐甲斐しく世話。
その間に目を覚ましたTypeはTharnの謝罪を受け入れる。
この後ちょっと展開が説明不足な感じ(もしくはボクの英語力の不足)でわかりにくかったんですけど。
おそらくはこういう事なのだろうと思います。
- バンドのライブを見てくれたスカウトから連絡が来たよ。
- そうLhongから聞かされたTharnはスカウトとセッティングすることにした。
- 数日後、おそらくその場所はホテルのラウンジかなんかにしたのでしょう。
- Lhongもその打ち合わせに同席する予定だったがタイヤがパンク。遅刻する事に。
- さて、そこにTarが男に引きずられてやってきて、Tharnは思わず助けずにはいられない。
- 一方、Typeには当のTarのアカウントからなにやら不穏なLINEが届き、このホテルに呼び出された。
- 遅刻した(おそらく嘘)LhongがTypeとラウンジで合流したよ。
という感じなんじゃないかと思います。
つまりバンド練習のシーンとホテルでの会合のシーンには時間的にも距離的にも差があるはずなんですが、それを表現するカットを挟まず、Lhongのウェストアップから、Tharnのバストアップにつないでいるので時間経過、場所の経過がわかりづららい。
ここは普通ならホテルの外観や、ロビー全体を見せるショットを挟んで場所の遷移を見せるのですが。
その手の打ち合わせをする高級ホテルをロケ地として押さえられなかったんじゃないかと、そう推察します^^;
まぁ、こうしてTypeはTarがTharnにのしかかってくる様子を見せつけられる事になる。
Typeはそれが仕組まれた事だとは気づいている。
それでもこうも次々と過去の男が現れて、その度狂いそうなくらい嫉妬したり、怒ったりする自分が耐えられない。
「俺をよく見てくれよ。男なのに、いつも嫉妬ばかりしてて、お前は俺のものだとわめきちらして。俺がこんな自分になりたいって思ってるのか?反吐が出るよ。どんどん自分の事が嫌いになってく」
とまぁ、もう少しTypeさんの別れる理由が続きますが、ここは2人の演技が素晴らしい。
が特にType役のGulf君の表情が素晴らしい。
前述した激怒シーンは確かに怖いのですが、少し「怒り」のみの一本調子な印象もありました。
一方のこの泣きパートは感情の表現がとても繊細かつ自然。
じっくり撮ってるというのもあるのでしょうけど、気持ちの推移が表情に逐一乗っていくので芝居の説得力が強い。
2人の表情を切り返すだけでも充分に間が持つ素晴らしいシーンになっています。
がしかし。
この11話はここでは終わらない。
2人の部屋を飛び出したTypeは心配して現れたLhongと鉢合わせ。
「俺の代わりに彼の事を頼む」
と言い残しTypeは去っていく。
だーがしかし。
そもそもTarをTharnとの待ち合わせ場所に呼び寄せたのはLhong。
彼はTarが虐待された時の動画を持っていて、それをネタにTarを揺すっていたのでした。
という親友=鬼畜設定が明かされたのありました。
正直コイツなんかやらかすな。
と思ってはいたのですよね。
違うといーなーと思っていたという感じで。
さほど出番が多いわけではありませんけど、いつもニコニコ気のいいヤツ。
おそらくTharnが好きなんだろうけど、自分からはそれを口にできないシャイな人で彼が誰かと付き合っていても、いつも友人としてそばにいる。
せいぜい、ちょっとTypeに意地悪する位でタイドラマっぽい性善説で最後は許されて終われればいいなぁと。
そんないいヤツのまんまでいてほしいなぁと。
ところがどっこい。Tarの虐待の件まで含めて全部の黒幕が彼でしたという……。
二ヶ月の呪いの中心には(おそらく)常に彼の暗躍があったという。
神の手なんか全然目じゃない、強烈な悪役になりましたね。
Lhong役のkaownah君は笑顔がとてもいい人なんでなおのこと残念感というか、違う展開であってほしかった感が強いです。
このエピソードが放映後、Lhong嫌いコメントがツイッター上であふれたようで、中の人が「皆がLhongを嫌いっていうのは、自分がうまく役を立ち上げられた証明なんで嬉しい」とコメントしております。
と、ここまで。
次回12話で最終回となりますが、放送はなんと来年の予定。
代わりに、このタイBLでも屈指の悪役Lhong君をフィーチャーしたエピソードが公開されたりする模様です。
どーかなー。
どんな事情があっても許されない極悪非道っぷりですけどね。
ということで。
待て次号!
日本国内での配信
Amazon Prime Videoにて配信
日本国内での販売
DVDよりも画質のキレイなBluRayディスクでの販売というコレクターにとっては嬉しい仕様です。