毎話、爆笑か苦笑いの海にボクを誘ってくれた、ザ・Technoショー。
今回は一回もありませんでした!
それどころかTechnoさんの出番が少ない少ない。
最後にほんのちょこっと次回のトラブルの種を撒いて終わり。
Technoファンにはちょっと残念な回でしたが、彼がいない分(いないから?)泣かせる展開になっていました。
最終話に向けてラスボスがメインのストーリーに絡んで、俄然シリアス度が増してきた!
TharnType第10話の感想をば
この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。
8話と9話はこちらから。
キュートさに磨きをかける新妻(Type)との生活に幸せいっぱいのTharnさん。
ある日、町中でかっての恋人Tarと出会った。
その出会いがきっかけとなり、TarのTharnへの想いが再燃。
TarはTharnに電話をかけるようになる。
ヤキモチ焼きの新妻は、Tharnがコソコソ連絡をしてる相手が少し、いや大いに気になる。
そんな折、Typeは校内でTharnのバンドメンバーで自称「イケメンのリードヴォーカル」Lhongと出会う。
いまや夫大好きのTypeさんが、ここで「でもバンドのドラムより人気ないって聞いたけどな」と笑顔で口撃。
苦笑いで「キツイね。それマジで傷つくんだけどね」というLhongさんのやりとりが微笑ましい。
今回は、このLhongさんがTechnoさんの代わりに少しシーンにコメディ色を追加しています。
演じているのはKaownah君。
バンドのリーダーという役柄で実際9話では歌うシーンもあった彼。
役者にしてはちゃんと歌える人なんだなぁと思っていたら実際にユニットを結成してMVにも出演してました。
こちらだダン!
常夏のタイランドの外ロケでこの服装は暑くないのだろうか?
という点が気にかかります^^;
さてそんなKaownah君演じるLhongは、昼食おごりと引き換えに、Tharnの恋愛遍歴をTypeに話す。
Tharnは2ヶ月しか交際が続かない呪いにかけられていたんだ。
と語るLhongさんですが、正直それはセクマイあるあるな感じで、呪われてるという印象にはなりません(ボクは)。
切ない事ではありますが^^;
少し荒れて誰とでも寝るようになったTharnさん。
それが収まったのは元彼のTarと出会ってから。
AINUで自分たちの交際を公言したり(Tharnらしい^^;)
Tarへ捧げる歌を書いたりと、深く愛し合っていた2人。
過去の男へのジェラシーで眉間のシワが濃くなる一方のTypeさん。
「それでどうなったんだよ?」
「それからね」
と、ここでSっ気のあるLhongさんはTypeと視聴者をじらすため、かなり長々とスプライトをすすった末に
「別れた。終わり」
それはみんな知ってるよ!という答えで肩透かしを食らわせました。
9話で2人の交際を聞いて、わかりやすくショックを受けてみせたLhongさんなので、これは2人の仲を裂くための作戦なのか?
とも思いつつ、ここまで能天気な気のいい青年キャラとして描かれていたので、ただ無神経なだけなのかも?
と思わないでもありません。
とはいえLhongから聞かされた元カレの話にTypeはすくなからず動揺する。
Tharnさんも再び自分の周囲をちらつき始めた年下の元カレに凹み気味。
再び喫茶店で接触してきて、Tharnの事を愛してる、やり直したいと訴えるTar君。
必死の目が若干怖い^^;
電話でTharnに「彼氏がいること」を伝えられても
「別れてよ」
「その人とはどうせ別れることになるよ!先輩の恋は一度も続いたことがないもん。一度もね」
と間髪入れずに切り込むあたり、Tar君はフルスロットルでストーカーモード。
だいぶ怖いです^^;
Love by Chanceを見てる人なら、Tarの言動の裏側にある事情を知ってるのでまだ気持ちを寄せる素地があります。
が。
なにも知らないTharnからすると^^;
いきなり振られたと思ったら、やり直そうと迫られて、彼氏がいると話したら、別れてよ!どうせ続かないんだから(ボク以外とはね。ふふふ)と言い放たれる。
ヤバいの捕まえちまったなぁ、というのが正直な感想ではないでしょうか?^^;
Love by chanceでは、虐待の影響を引きずる薄幸な美少年みたいな扱いでしたけど、こういう激しい一面もあったのだ。
ということが判ってくるのはユニバースに連なる作品の面白いところだと思います。
これ以上ストーカーに付きまとわれるのは辛抱たまらん。
というわけでTharnさんは絶縁状態にあるTumに接触。
弟に会わせて欲しいと切り出して殴られる。
電話知ってるんだから、直接Tarに「4時に校庭の裏来いや」と言えばいいような気もしましたが、おそらくTharnさん自身が1対1でストーカーと化した元カレに会いたくなかったのでしょう。
ひと悶着はありつつも、AINUで3者会談が実現。
高校生を夜のバーにつれてくるなんて、一体どんな保護者なんだよ。君は!Tum。
という思いもよぎりましたが、タイランドではあまり気にしないのかも……しれませんね。
「これで会うのは最後になるから。言いたいことがあるなら今言ってくれ」
というTharn。
Tarは虐待の事は口に出来ず「ボクが先輩を愛してるって信じて欲しい」と口走りそして……。
泣く。
これをやられたら、常識のある男子ならそのまま立ち去るなんてことはできなくなり。
張り詰めていた態度も軟化せざるを得なくなり。
優しくしてるところを、いまや疑惑で脳内をパンパンにしたType(と嫉妬に燃えるTum)に目撃される。
そして帰宅後にそれを責められる^^;
毎回のように痴話喧嘩してるこの2人ですが、今回のは中々涙腺に来る口論でした。
「まだアイツのことが気になるのかよ?」(意訳)という質問に
「気にならない」とは言えないTharn。
あまりいいお付き合いをしてこなかったらしいTharnさんからしたら、別れ方は最悪とはいえ「ずっと先輩のことを愛していた」と言われたら、ピクリとも心が動かないわけもない。
ハッキリ答えてくれないTharnに「違うって言えよ。そしたらお前の言うこと全部信じるよ」と問い詰めるType。
仮に「違う」とか「気にならなかった」と言われても、それを額面どおりに受け取れる筈もないのに。
その言葉で、見なかった事にしようとする姿はそれでそれでいじましい。
それでも「もうなんともなかったよ」とは答えられない誠実な人、Tharnさんに嫌気がさして、Typeは部屋を出ていったのでした。
Type、Tharn、Tum,Tarの4人がそれぞれに今日負った心の傷に涙するシーン。
エンディングソングのアコースティックバージョンがバックに流れる染みる演出。
涙で画面が見えないぜ
という状況で終わりかと思いきや……。
この回初のTechnoさんが登場。
弟のtechniqueが、どうもTharnの元カレと同じ学校のようだとよく考えもせず口にして、それを聞いたTypeは高校に元カレを探しにいく事を誓う。
「I am going to deal with him」
直訳するなら「俺は彼に対処するつもりだ」ですが、その表情は巨人を前に決死の戦いを続ける調査兵団のよう^^;
ボクの脳内では「駆逐してやる」と変換されておりました。
と。ここまで。
次回か?最終話か?
TypeとTarの直接対峙という、号泣の予感しかしない展開。
今から期待に胸が高鳴りますぞ!ということで。
待て次号!
日本国内での配信
Amazon Prime Videoにて配信
日本国内での販売
DVDよりも画質のキレイなBluRayディスクでの販売というコレクターにとっては嬉しい仕様です。