攻めのスタイルを貫き通して、諦めることなくType攻略を続けたTharn。
晴れて「お試し彼氏」になれたのもつかの間。
Typeに忍びよる女の影が。
TharnTypeの第六話の感想を
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5話はこちらから。
付き合いはじめのバカップルのように終始SNSでやりとりをするTypeと女性(名前は忘れました)。
部屋のPCで(おそらく)チャットでもしていたTypeに「飯は食ったか」と声をかけるTharnさん。
ビクッとなるTypeの肩越しに見えるパソコンのデスクトップ。
画面の半分がショートカットやファイル類でとっちらかってる感じが、ガサツな男子大学生感が出てる気がします。
お前の好きなヌードルを買って冷蔵庫に入れといたよ。
と笑顔で伝えるTharnさんに「なんで俺の好みを知ってんだよ!」とつっかかる素直じゃない子、Type。
ご飯にはチリソースドバドバかけるし〜
ヌードルにスープが赤くなるほどチリパウダーをぶっこむし〜
といかに自分がTypeの好みを熟知してるかひけらかすTharn。
辛党Typeへの日本土産は、麺屋中本の蒙古タンメン一択って感じでしょうか?
食の好みだけじゃなく、Typeが好きなのんを熟知してるTharnさん。
自分のことを知らないTypeに「俺はこれが好きなんだよ〜、あれが好きなんだよ〜」ってTypeに教えてるのが可愛らしいですね^^
そして、いやぁ……。
我ながら、この人の振る舞いに「カワイイ奴め」と思える日が来るとは、初回を見た時点では思いませんでした^^;
そんな初回のTharnさんの印象はこちらを読むべし。
口説き落としから寝技まで、好きな男を落とすテクニックは数多く知ってるTharnさんは隣のベッドの「お試し彼氏」の様子が変わった事に気づいてはいる。
それが「女絡み」だと理解したのは、毎回登場と同時にしゃべくりまくるMildTechno。
Tharnのドラムが素晴らしい事に感激のあまり「Typeには最近気になる女性ができた」事をものの見事にばらしてしまう。
秘密の話をばらしてしまった事を正直にTypeに白状するところまでを含めてTechnoさんらしいアクションでした。
暗い部屋でぽっつんと一人、Typeの帰りを待っていたTharn。
俺がいるのに女とコソコソするなんて!
お前と俺は付き合ってるわけじゃねー!
的なケンカの末に、Typeは寝具一式を持って先輩の部屋に転がり込む。
「互いに気になる人ができたとしても、それに対して騒がない」というルールをチキンなTypeは面と向かっては口にせず、LINEで送りつけてくる。
惚れた弱みか。
Tharnはとりあえずその条件をのみこむが、二人の関係はギクシャクしたまま。
しかもTypeは女性との距離を着実に詰め、ついに彼女のコンドミニアムにお邪魔することになる!
ちょっと危険な展開の時にかかるBGMがかかって、我々の危機感を煽っておいての次のシーン。
とぼとぼと戻ってきたTypeは、Tharnに背後から近づいてバックハグ。
え?
さっきまでのムーディーな感じはどうしたの?
と思っていたら
「Phufaiと寝たんだよ」と、しょーーーーげきの告白!
にもかかわらず「悪かったよ」と少しくぐもった声で謝罪していたType。
やらかした事と言ってる事にだいぶギャップがあるぞ!?と思っていたら、そこからの長台詞でその実態が明かされました。
「彼女の家に呼ばれて、そしたら突然、お前が誰と寝たって、俺には全然関係ねえって言ったことを思い出して。苦しくなって……」
「なんで?」
「わかんねぇよ。お前が他の男と寝てる事を想像すると頭がおかしくなりそうで。なんでなんだよ。彼女の柔らかい肌を抱きしめててもお前の事を考えてた。彼女にキスしていても、お前とのキスばかり思ってた。彼女と一緒にいる間中、ずっとお前のことを思ってた」
「彼女と、本当に寝たのか?」
「できなかったよ。Tharn」
そっかー。できなかったかー。
まぁメンタル具合でいろいろアレだしなーアレは。
とか思ったり。
つか心臓に悪いから紛らわしいこと言わないで^^;
ここ。
Type役の人の演技もなかなか良くて(特にこの後に続く謝罪時の表情は切なくて、そして色っぽい)バックで流れるギターもよくて、感動的な場面ではありますが。
ようはお前以外の人とはできなくなっちゃったから責任取ってよ。
という事なんですよね。
好きなご飯も、好きなイチャコラも熟知しているTharnさん。
人間の3大欲求のうち2つを手中に収めてしまった彼の作戦勝ち、ということになるのでしょうか^^
朝が来てベッドに寝転がるTypeは、脇に座ったTharnの髪に手を伸ばし、振り返った彼にキスをする。
ゲイは嫌いだ〜、お前はヤなやつだ〜言ってたTypeが自らキスをしにいくという、ささやかだけど、感動的なシーンでこの回の2人の話はおしまい。
ここで終わってもいんじゃないの?
というキレイな締り方で折り返し地点にやってきました。
日本国内での配信
Amazon Prime Videoにて配信
日本国内での販売
DVDよりも画質のキレイなBluRayディスクでの販売というコレクターにとっては嬉しい仕様です。
待て次号!