運動会の会でした。
Sky in your heart 第５話の感想を
弟の誕生日を祝うためにバンコクに一時帰国したくせに、義理の弟にご接待を受け酔いつぶれ、自業自得の緊急事態で誕生日を祝いもせずに帰国するという
「おまほんいったいなにしにきたん？飛行機会社潤すためか？」
と突っ込みたくなる無駄な往復をしたFah兄ちゃん。
そのまま王子の小屋へ赴くものの、そもそもからしてツンツンモードがデフォルトの王子は３話の状態に逆戻り。
雪解けモードに戻す間もなく子どもたちの間でケンカが勃発、それどころではなくなってしまう。
この事態を打開するため王子先生は運動会を開催する事を思い立ち、以降は運動会の準備と実行に費やされる、というお話でした。
今回もギクシャクしだした（スムーズだった事もいまだほとんどないけれど）Fah兄ちゃんと王子の関係の合わせ鏡のように、子どもたちの可愛らしい恋のエピソードが描かれていきました。
３話で登場して以降、立ちまくったキャラクターで強い印象を残すものの、今ひとつ恋のライバル感はなかったToptapさん演じるOuさんが、ぎくしゃくしてる隙をついて、いつもよりも少しだけ果敢に攻めていく。
傍目で見せつけられるしかない兄ちゃんは、そんな彼に「おまほんちゅーがくせいかよ」と言いたくなる、実に程度の低い嫌がらせをする。
このドラマは兄ちゃん目線でお話が進んでるので、Ouさんヴィラン的に扱われてますけど、Ouさんは行動だけみると、子どもたちにたくさんのお菓子を持ってくる面倒見のいい人だし（兄ちゃんはバンコク土産持ってきてない）、いつもほがらか人当たりもいいし、甲斐甲斐しいし、村長の息子だしと割と優良物件なんですけどね、
隙あらば飲んだくれてて、嫉妬心からちっさなイタズラを仕掛けるどっかの医者より彼のほうが幸せになれるんじゃないだろうか？と思うのですが……。
おそらく彼もタイBLの過去の先達と同様に好んで茨の道を進んでいく、というか世話の焼ける相手は選んでいくのでしょうね＾＾
さて。
５話でずっと謎だった王子の過去が「ひどい彼氏に振り回されて枕を涙で濡らす日々を送っていた」ことが明かされましたが、これはちょっと個人的には予想外の展開。
すぐに体調を崩すので体の具合が悪いのか、お坊ちゃまだという事をどうも隠してるらしいので実は実家に内緒で来てるとか、そういう類のネタが隠されているのだと思っていました。
彼氏とうまく行かなくって失恋の傷を紛らわせるために村に来たという感じでもなさそうだし、中盤まで引っ張ったネタがこれだと個人的には少し物足りない。
もう一サイズ大きな爆弾で驚かせてほしい。
さらにいうなら、王子は遊んでばかりいるFah兄ちゃんの弟とも顔見知りなわけですが、この設定は今後どのように活かされるのかも実は注目する点です。
まぁそんなこんながありまして、Fah兄ちゃんは今までなんとなく距離を詰めずにグルグル遠巻きにしていた王子に突撃を開始する事を宣言する。
王子は運動会で使ったピストルで、その幕開けを合図する。
というラストは可愛らしくきれいにまとまってんなと思いました。
待て次号！
