村人の結婚式(よく考えればだいぶ急転直下な展開っすね)。幸せな2人に元カノと親友の影を見出すFar兄ちゃんは、またしても酒に逃避行。
ゲロって自分の小屋をダメにして、Prince様の小屋に運ばれる。
そういや兄ちゃん、この4話にて一時帰省したバンコクでも泥酔して、弟ふーふに家まで担がれてるシーンがありました。
まるで一昔前の体育会系だらしな先輩のような生活を送ってますが、この「酒の勢いでカワイイ後輩の家に転がりこむ」作戦が思いのほかうまくいき、翌日以降PrinceさんとFah兄ちゃんの仲は急接近。……というか急激に甘い空気が漂い始まる。
Star in my mind 第4話の感想を
予告からは一時帰省のエピソードに大きく時間を割かれると推測されたこの第四話。蓋を開けるとバンコク編は物語の後半部分のみ。
残りはPrinceとFar兄ちゃんが
「なんだよコイツラ、キスしただけでこないだまでの好敵手がいきなり恋人候補かよ。真ん中飛ばし過ぎだろう?」
という展開。
ジト目が得意なMarkさんは、今回も得意のプチネガティブな表情を駆使して、地味ツンデレのPrinceを好演してます。
「恋人ですか?」
とFar兄ちゃんの電話相手を問いただそうとする時の「いや別にたいした興味はないですけどね」といいたげな素振りとか、兄ちゃんの電話相手が弟だと判った時のニンマリとした表情とか。
微妙なニュアンスの表情がいちいち絵になる役者さん。
びっくりするほどパーツの整ったハンサムですが、この作品がドラマ初出演のようです。演技の硬さやあざとさが気になる部分もありますが、彼の周囲が場数を積んだ役者で固められていて、しかも彼らは割と好き勝手暴れているので(特に村長の息子^^;)薄めかつストレートな演技のMarkパートが、ある意味落ち着いて見れるシーンになっている印象を受けています。
GMM作品のお約束「2人の特別な記念品」=物販紹介パートに多分なっていると思われるのが中盤にかけてPrinceに導かれFar兄ちゃんがつくるネックレス。
選んだ石によって商売繁盛だったり、恋愛成就だったりに効くこのネックレス。
2人でこれを作る事で一気に心の距離を詰めていくというシーン自体も味わいのある物に仕上がっていて、物販よりもこのドラマの二人のように作成体験ツアーとかで売り出してたら、やりたい人も多いんじゃないかな?
と思いました。
さて前半戦で急接近したPrinceさんとFar兄ちゃんですが……。
Princeさんは兄ちゃんがバンコクに帰省した直後に体調を崩すし(医者がいるうちにそれをちゃんと言いなさい)この機とばかりに村長の息子はちょっかいをだすし、バンコクに戻ったFar兄ちゃんは、心をいれかえた筈なのに未来の義理の弟のごますり気遣いを無にできず「誘惑が多すぎる」クラブに行ったり、そこで想いを寄せるクラブ通いの女に捕まったり。
ドラマは「まだ半分残ってるぞ」という事でそう簡単にゴールインには至らない。
なにひとつ明かされないまま引っ張られているPrinceさんの過去も、いよいよなにかがあることを強く匂わせるようなやりとりがあり、なかなか先が気になるところで。
待て次号!