『ザ・今年のフレッシュマン』コンテストをサクッと消化し、そのままリゾート休暇になだれこむ王道展開を経ても、あまり距離の詰まった感のない2人。
このイケメン、ほんと何考えてるんだろう?なんで動かないんだろう?と思っていたら、まさかの超がつく程の奥手設定。だったとは……。
Star in my mind 第4話、第5話の感想を
いつもポケットに手を入れて、笑顔を作らず、クールな感じでたたずむKluen君。
あれは余裕を見せていたわけじゃなく「こ、恋のあ、アプローチってどうすればいいか、よく分からないんだよね」という内心を隠す仮の姿であったのですが、それがハッキリ示されるのは5話の最後。
そこに至るまでの見どころは地道に存在感を出してきたTyphoonさん。奥手のKluengさんとは対照的に「Daonuea、大好き」と公言して、いい人オーラとあふれる自信で、グイグイ攻めていくさまは、主役2人がもじもじ君で、めんどくさいこのドラマでは、むしろ爽快感を感じられるほど。
Daonueaのリーチにいないのは本人もしっかりと自覚してるのに、ぶれない自信でほがらかな笑みを称える彼。そのあまりのいい人っぷりに「こっちにしときなよ」と思うことしきり。
恋敵があんま強くない(ことが多い)タイBLの中にあって、鈍感力とへこたれない力という点ではトップレベルの恋敵ではないでしょうか。
Typhoonさんと並んで存在感を放っているのがDaonueaのお兄さん。
後半戦となるSky in your heartの主役というわけで、こちらのパートではラブな展開とは無縁でもっぱら、もじもじイライラのDaonuea君の相談係という役周り。
演じているのはMekさん。Dark Blue Kissの前身となるKissシリーズや、The Giftedにも出演されているGMM作品の常連役者さん。
なにを特別な事はしていないのですが、弟も作品も溢れんばかりの包容力で、あったかく包み込む好感度の高い人物。主役2人がもじもじしてて、その友人はガチャガチャしてるのが多くて、どっしり構えてるのが兄とTyphoonだけだから、余計存在感が際立っているのかもしれません。
そしていよいよ、睨み合っていたもじもじ2名は不器用に自分の気持ちをぶっつけあうのが第6話。
待て次号!