タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

OurSkyy2『Star in Mind』編 エブリシング・エブリウェア・オールウェイズ・バカップル

GMMTVが有する人気BLカップルたち。気になるその後をオムニバス形式で描いていくOurSkyy。

第一弾の公開(なんと驚きの2018年年末公開)から時を経て、メンバーを一新して第二段として帰ってきました。

その名もまんま『OurSkyy2』

5組だったカップルは8組に。一話完結だったお話は各カップル共に前後編とボリュームアップ。

ピックアップされたカップルは

PondPhuwin(Never let me go)DunkJoong(Star in Mind)KaotungFirst(Eclipse)JimmySea(Vice Versa)GeminiFourth(My shcool President)ForceBook(Boss and Babe)OhmNanon(Bad Buddy)EarthMix(A tale of thousand stars)

各作品の脇役もだいたい出演してくれるようなのでGMMTVが抱える若手売出し中の俳優総出演の見本市みたいなシリーズとも言えるでしょう。

地味にスケジュール管理が大変そうなのは複数の作品に脇役で出てるPawinさんとかじゃないのかな?と思ったり。

 

 

 

ちなみに初代OurSkyyに出演したのは(まぁ今更あげるまでもないですが)OffGun、ChimonPluen、TayNew、FrankDrake、KristSintoの5カップル。5年が経過した今もコンスタントに活動を続けているのはOffGunとTayNewの2組のみと……。

カップルとして末永く生き残っていく(生き残っていきたいのか?という意向もありますけれど)のはなかなか難しい世界です。

さてこのブログでは本編を見たドラマのみ取り上げていこうと思いますということで……。初回はこちら

OurSkyy2『Star in Mind』編の感想を

 

rukacchii.hatenablog.com

 

ちなみにStar in Mindとはどんな話だったかといいますと……。

主人公のNueaは高校の時からイケメンKluenに片思い。思いを断ち切るために留学をしたのに戻ってきてまた再会して「全然忘れられてない!」という事に気がついた。

もろもろあって実はスカしたKluenはただの恋愛ベタだという事実が発覚。と共に実は両思いだった事も発覚。二人は晴れてバカップルになったのでした。

そして物語は、Nueaの兄と王子のターンを経てバカップルっぷりを見せつけて、からの本作となります。

時は経って、バカップル街道をひた走ること一年後。

「彼とちゃんと向き合おう。彼と一緒に生きていこうって決めて……。それから一日だってあの日の気持ちを忘れた事なんてない。目を覚ましたら隣に君がいるって事に、僕は今でもドキドキしてる。毎晩同じベッドで寝てることにも……。「君のことが大好きなんだ」ってずっと言い続けていたい。一年がすぎて、いろんなことが変わって、でも僕の気持ちは変わらないまま。大好きだよ。Nuea。君のことが、本当に(大幅な意訳)」

さっさとお話進めてくださーい!胸焼けしそうなんすけどー!

というのがこの甘々モノローグが流れた時の感想です。

 

だがしかし!

この前後編はこのあともひたっすら甘い言葉をささやいて、ところかまわずハグをして、キスをして、飽きたら場所を変えてまたハグをして……。チャンマイに行ってもハグってキスって薔薇をベッドにばら撒いて……。

と90分ほどの尺を使って「今も変わらずバカップルです!」という事をご報告され、それを我々は「ういなぁ」と愛でるだけという非常にシンプルな内容でした。

尺の短い作品ですし、そもそもStar in Mindは兄と王子のお話が2人の後日談として機能してるし、2人の物語としては語り残してる物が見当たらないのでファンサービスに終始しました、という事なのかとも思います。

が。

カップルのバカっぷりパートを2、3割削って、Typhoonさんと彼に想いを寄せる下級生女子のお話をもう少し深堀りしても良かったんではないのかなぁ、とも感じましたね。

今もNueaへの想いが断ち切れない、または彼の想いには全く触れない、という事なら気にならなかったと思うのですが、なんか「お?彼女、Typhoonの事が好き」みたいな描写があって、その後「NuaがTyphoonの連絡先、彼女に教えた?」という展開もあったので「彼がNuaへの想いをふっきって、新しい恋に向かう」という本編でもきっちり語りきれていなかった部分をこの短編を使ってもう少し丁寧に描いても良かったんではないかな、と個人的には思いました。

まて次号

rukacchii.hatenablog.com