タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

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タイBL「OurSkyy」の2番手。INSUN編について語ってみよう

昨年末に全5話にわたって公開された「僕たちの空」ことOurSkyy。

GMMの人気BLカポー5組のその後だったり、おまけエピソードを描いたこのオムニバス作品。

今回はその中でも、るかっちのイチオシカポーIN&SUNのエピソードを紹介します。

youtu.be


ググっていきなりこのページに召喚された、奇特なあなたにINとSUNについて3行で説明しましょう!

 

ゲイの少年SUNは、高校で知り合ったIN(バイ?)のことが大好き。
INもその事を知っていて、しかも満更でもないくせに同性への恋愛感情を肯定しきれず、友達から先に進めないまま3年が経過。大学に進学したINとSUNの関係は……

 

もっと詳しく知りたい方は過去記事を読むよろし。

rukacchii.hatenablog.com

 

というわけでMy dear loserの続編にして(現在のところの)最新作。

Our Skyy第二話の感想を

この作品は日本で配信されています。
配信状況はこちらのページからご確認ください。

バンコクから遠く離れた田舎の駅に、INは一人やってきた。

高校時代からの親友……というか恋人というか……ちょっと複雑な関係が続く友人SUNが滞在してるのを知り、彼に会うためやってきたのだ。

 

 

 

ここ。

駅名から判断しますにINが来たのはPrachinBuriという場所です。

カオヤイ国立公園という自然公園があるらしく、物語の中盤以降に彼らが滞在するのはこの国立公園かもしれません。

 

「カオヤイ?」

 

という名前にピンと来た方もいるかと思いますが、このカオヤイ国立公園にはOurSkyyの別カポーであるPick&Romeも訪れています。

 

車でバンコクから3時間程度という事なのでロケ地として手頃なのかも……という裏方の事情が垣間見える^^;ロケーション設定ですね。

 

さして大きくない町なのか^^;

フェイスブックにアップした写真をてがかりに、サクッとSUNを見つけたIN。

想定の範囲外だったのは、SUNが年上の男と一緒にいた事だった。

 

「誰?」と礼節の欠片もないINの口ぶりに呆れたSUNは、INを引っ張りお店の外へ。

 

どうやらSUNはINからのメッセージを既読スルーしていたこと。

INは大学に入ってからPoppyという彼女ができたこと

その時、今回もSUNに恋の成就を手伝わせたらしいこと

そのうえPoppyとは別れてしまったこと

など、この3年間の出来事が2人の会話を通じて明かされます。

 

 

 

「オレはお前の事よく判ってるんだ。お前はオレに怒ってる。でもなにに対して怒ってるのかが判んないんだよ」

「それはさ。お前がオレの事判ってないって事なんだよ?IN」

 

高2で知り合って3年間。

散々振り回されてきただけあって、INのあしらいかたには慣れてるSUN。

いまだつきあってもいないのにやりとりが夫婦漫才のようになってきました^^;

 

そんなSUNなのに「彼女と別れた」と聞いた途端に表情がくもるのが彼への未練を感じさせます。

 

せっかくここまで来たんだから「オレをどっかに連れて行ってよ」と無邪気に告げるIN。

しかしSUNには先約が。

一緒にここに来たTOEY先輩と写真を撮るため明日から山の方へと登るのだ。

ここで空気を読まないあたりがINのINたる所以というか……。

「じゃ、オレも行く」

と言い出した。

大人の余裕でTOEY先輩はINが同行するのを了承し、こうして3人は車で2泊3日の旅にでる。

 

そもそも旅の目的は写真コンテストに応募する写真を撮る事。

やる気まんまん、がっつりデジタル一眼を構えるTOEY先輩とSUNを横目に、バツが悪そうにスマホでパシャパシャするINがカワイイ感じ。 

旅と自然が話の中心にあるからか、ギターテイストのアコースティックで耳障りのいい曲も心地よいです。

曲つながりで解説しますが、予告編で使われていた女性ヴォーカルの曲もいい曲です。

こちら!どん!

youtu.be

 

一泊目は川べりのリゾートホテル。

二泊目はキャンプを楽しむ三人。


先輩とSUNの会話を中断したり、先輩に「自分とSUNは友達以上の関係なんだ」と自慢したりと彼らしい無邪気さでSUNの気を引こうとするIN。

しかし大人の落ち着きで軽くいなすTOEY先輩と並んでしまうと、その幼稚さがむしろ際立つ

 

軽い口調で「ヨリを戻そう」と告げるIN。

しかしSUNは冷たい表情で「この3年間お前はいつもこうだ。せっかく次の恋を見つけようと思った時に戻ってきて、全てを台無しにしてくんだ。ひどいよ」と告げる。

 

「オレにどうしろっていうんだよ」

「つきあってよ」

「……」

「無理にとは言わないよ。でも今のオレには待ってくれてる人がいるんだって事はおぼえといて」

 

敗北感に打ちひしがれるIN。

TOEY先輩は勝者の余裕かINに近づいてきて彼を励ます。

 

「誰かを愛するって事はとても素晴らしい事なのに、中には愛とは関係のない理由でその事を否定し続ける人もいる」


バックで流れる曲とあいまって、このシーンはなかなか染みるシーンでした。

ちなみにここでかかってる曲はMy dear loserでもかかる曲。

INを演じるPluemくんが歌っております。

どん!

youtu.be

その後傷心のINは星を見に行き、ぷち遭難

半泣きのSUNが(カワイイです)彼を見つけて「災い転じて福となす」

INは星空の元、ついに自分の気持ちに正直になったINがSUNを愛してると告げるのでした。

 

とはいえINのこれまでを考えますに^^;

ただ雰囲気にのまれて口走っただけかも……。

 

星空の下、2人でひとつのスカーフでぬくぬくしてきたその翌日。

キャンプからTOEY先輩は消えていた。

 

実はTOEY先輩とSUNが妙に仲良そうにしていたのはお芝居

長年の片思いに苦しむ後輩のために、TOEY先輩は噛ませ犬をかって出たのでありました。

せいぜい2年位しか年が違わないはずなのに、どんだけ大人の余裕をかますんだよTOEY先輩。

男前すぎるぜ!TOEY先輩。

 

こうして3年もの長きに渡って「友達以上恋人未満」を続けてきたINSUNは、晴れて恋人同士になれたのか……な?

INのことだからキスをするのに大騒ぎ、初体験で大騒ぎとこの先も一進一退を繰り返しそうな気がします。

というわけで。待て次号。

rukacchii.hatenablog.com

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