タイBL、タイドラマに浸かる日々|サバイなブログ

タイBL、タイドラマを中心にアジアのドラマ・映画について語ってます

謎のタイBL。My Teeの一話と二話を見てみたぞ

Love by Chanceのエントリーでも結構ふれた謎のBL作品。

youtu.be

 

公式が英字幕付きでアップロードしてくれたので見てみました。

 

英文タイトルには諸説色々あるみたいですが「My tee international」ができてるので、以下「My tee」に統一します。

「俺のTee」なる、頭をひねった形跡のない、よくいやシンプル、わるくいや適当なタイトルが全てを示しているように^^;

脚本、撮影、録音、編集という技術面の全てにおいて適当な作りのこの作品。

 

冒頭のよく判らない展開に「???」となり、これは初回脱落コースかと思いきや、なんとなく2話まで見進めています。

 

 

 

というわけで「My Tee」1話と2話のあらすじ&感想を

ぶっとい眉毛と坊主頭、まるいお耳がトレードマークの主人公Mork。

BLドラマの主人公として第一印象「ないわ〜(苦笑)」というビジュアルの彼の実家は床屋です。

自称地区一番の腕を持つ理容師でありお父さんのMuad Moo。

交通事故で足の骨とスマホを壊し、友人の宿題を肩代わりするバイトでお金をためている弟Morn。

そしてハスキーボイスの謎の美女、Samの4人で暮らしています。

弟が宿題の肩代わりで小遣いを稼いでいるように、Morkもまた、ありとあらゆるエロDVDの違法コピーを販売して小遣いを稼いでいます。

しかも父が髪を切っているその脇で、店の客(高校生)に営業をかけるというずうずうしさ。

父よ。さすがに怒るべきだ。店の評判に関わるぞ^^;

 

そんな父の床屋に、同じ学校に通う同学年のイケメン(という設定)で、ドラムリーダーをやっているTeeが髪を切りにやってきます。

ドラムリーダーってタイドラマ見るまで僕も馴染みなかったんですが、結構あちこちの学園ドラマで出てきます。

マーチングバンドの先頭に立って、長いバトンを振りまわす人です。

 

さて。

Teeにとっては運の悪いことに、まさに髪を一房刈り始めた瞬間に、習慣的に賭けているロトが当たって、お父さんは大盛り上がり。

髪を切るのをほっぽりだして、換金しにでかけます。

Tee君はよせばいいのに、店に残っていたMorkに「続きをやって」と頼み込み、Morkはものの見事に失敗します。

怒るTeeを「明日、おやじに直してもらってくれ」と邪険に扱い、追い返しますが、Teeはバトンを店に忘れていました。

 

翌日の学校でTeeにバトンを返すMork。

イケメンにプチ嫉妬してるMorkの友人が、Teeに絡んだのがきっかけで殴り合いのケンカが発生。

Morkは3週間のトイレ掃除を命じられます。

 

おとがめなしで開放されたTee。

Morkは、そんなTeeが彼女のBambieとデートしてるのを見つけ、仕返しにエグい内容のゲイビデオを彼女の目の前でTeeに渡します。

ショック!

Bambieさんは何も言わずにその場から去り、Morkも「検討を祈るよ」と逃げ去ります。

 

その日の夜。

髪を直しにTeeがやってきます。

父は手早く髪を切り、フラフラしているMorkにTeeの洗髪を命じます。

渋々、Teeの髪を洗うMork。

Teeは自分の髪をタオルで乾かすMorkに言います。


Tee「どうして、僕のこと知らないってフリするの?」

Mork「その方がいいだろ」

Tee「3年ぶりだよね?どうしてた?」

 

一話はここまで。

Morkとその周囲の高校生男子の子供っぽい行動に終始ないわ〜。

リアルDKならこんなもんだけど、ドラマの高校生としては、幼すぎるわ〜と思いながら見てきて、最後のこの展開。

「え?」っとなり、そのまま第2話をポチっとしてしまいました。


Teeの問いかけをうやむやにしたMork。

父の言いつけでTeeを自宅までお届けする事に。雨も降ってないのに小さなビニ傘に二人で入るMorkとTee。

ベンチに座り、他愛もない話で、粘る二人。

演技が達者ではないことが(特にTee役)リアルに初々しくて「こっちが恥ずかしくなるわ」って気分になりました

 

そしてそれを影で喜ぶ腐男子が一名

Morkとは似ても似つかない、人懐っこい笑顔が爽やかな、弟のMorn君でした。

Teeの手を引いて歩くMorkを見てこっそり黄色い歓声をあげたり。

ベンチでぎこちなく話しあう二人をそれは楽しそうに隠し撮りしたり「この子はそっちの人なのか?」と思いましたが、どうも父が営む床屋のフォロワー数を上げるために、彼らの写真を撮りたかった様です。

お店の人気にはまったく貢献をしないと思うのですが^^;

TeeとMorkの写真は、学校では大ウケ。

新しいカップル誕生か?と笑いの種になりました。


Tee君はこれに便乗して、彼女のBambieさんを取り戻す作戦を思いつきます。

昼飯中のMorkに近づき、こう言います。

 

「僕の彼氏になってくれない?」

 

どっかで聞いた事ありますね^^。このセリフ。

rukacchii.hatenablog.com

考えてみれば、主役が坊主頭だっていうのもLoveSickを彷彿とさせますね。

 

罰則であるトイレ3週間をTeeが肩代わりするのを条件に、偽造彼氏になることを承諾したMork。

Banbieの気を惹くために(ヤキモチを焼かせるために)TeeとMorkは常に行動をともにするようになりました。

的な展開です。

 

 

 

一見、おっとり優しそうでウケっぽい印象のTeeが地味にグイグイ攻めていく展開。

そもそも偽造彼氏の話は「彼女を取り戻すため」という名目ですが、どうみてもTeeは既にMorkにガッツリ恋しちゃってる印象です。

エロDVDの違法販売なんてしてる割に根は純情なMork君が、いまんとこキレイに振り回されてる。(もしくは振り回されてる事を楽しんでいる)

Tee役の子に比べるとMork役の子は元々の個性的なビジュアルに加えて、表情のバリエーションが多彩なので、見ていてとてもおもしろい。

技術面では褒めるところがほとんどない^^;ドラマなのにす〜っと見れるのは、今のところこの二人が出ずっぱりだからかなと思いました。

 

Morkの弟で腐男子のMornとイケメンの親友Gordの展開もたぶんこれから。

ビジュアル的にはむしろこっちがメインを張れそうな感じ。

一話同様、2話のラストも引きが強い。

 

「出ない……。硬くなっちゃった」

「!」

「助けてくんない?」

 

どう助けろと!?