バンコクのどっかで。
例によってイケてるメンズ特集っぽい写真を撮られているのはBohnさん。
プレイボーイで不良っぽい態度が持ち味の彼は、それでも校内NO1イケメン認定を受けている。
ニヒルな笑みを浮かべ「かっこいいだろ。俺様は」と優越感に浸る彼の前に現れたのは日傘男子 in バンコク。
もっかNO2イケメンに認定されているFongは、自慢の白肌を守るため日傘をもたせた女子を従え、微笑と共にやってきてピン撮影から、グループショットの撮影に。
俺こそが校内1のイケメンだぜよと対抗意識むき出しで「どや」って見せる2人の姿に女子はメロメロ(死語)。
バタンと倒れた彼女たちの鼻には塗りたくったよな鼻血が凝固していたのでした。
……と、いう所まで見て「別の作品を見よう」と一度脱落したのが2ヶ月前^^;
以降たくさんの人から「面白い」とオススメをいただいたので、今回、再チャレンジを試みました。
My Engineer 第一話の感想を
撮影は一旦休憩に。
ヤワな日傘男子なんかと極力一緒にいたくない。
別行動を取るBohn俺様。
ベンチで寝ている大学生の足にぶつかって、自分もスマホに夢中だったことは棚に上げて「トカゲに食われても気づかねんじゃね?」と悪態をつく。
そんな矢先にトカゲでた。
確かに日本では見かけないサイズのトカゲですが、さすがに大の大人がカプってされて大事になったりはしないだろ?
騒ぎすぎじゃね?
と思ったんですけど……ね。
そもそも、このサイズのトカゲが公園に普通にいるのかな?
と思って調べたら「いる」んですね。
特に有名なのがルンピニー公園でほぼ100%の割合で遭遇できるとか。
放し飼い状態らしいので、奈良の鹿と似たような感じで公園内をウロウロしてるのかもしれません。
基本おとなしいらしいのですが、たまに尻尾で攻撃される、とのことです。
(次タイに行く時は絶対見ようと心に誓う、るかっちであった)
さて。Bohnさんはトカゲにビビって逃げようとするが、ほっておいたらこの学生がトカゲにカプッてされてしまう。
「ちょい小僧。おきなさい。おきなさいってば。おいおい」
と段々と顔を近づけて、見知らぬ男の唇まであと数センチ。
という「タイBLあるある」な距離まで迫った瞬間。
学生さんは目を覚まし「俺、男にキスされそうになっている!」と勘違い。
パンチ一発。
日頃、女子の鼻周りを血で染めているBohn様の鼻を血で染めた。
この絵面とこの展開、何回も見たことありますが。
きっかけが「トカゲにカプられそうになっていたから」という前振りは初めてですね。
どんな使い古されたシーンでもフレッシュ感を出すことはできるんだなと再認識。
ちなみにこのシーン。
引きの絵にもちゃんとトカゲがいるんですけど、ちっさいんですよね。
わりと大きい男子2人が膝下丈のトカゲを怖がって大騒ぎするのが面白かったですね。
トカゲの魔の口から逃れた2人。
Bohn様は鼻を負傷してしまったので、撮影に戻れなくなってしまった。
そもそもさして乗り気だったわけでもないBohn様だが、ここで底意地の悪さが顔を出し
「お前のおかげで、彼らが時間をかけてきたものが台無しだ」
と、さも大事であるかのように言い散らかして、償いとして「医者につれていけ」と学生に言う。
以降、医者、その次は夕食(俺様の馴染みの店。マスターは男子好きらしい)とつきあわされて、あげく自宅まで送れと言われる学生ことDuen。
天然のピュア青年という設定なのか。
ウソをウソと見抜けない彼は「いてて、また鼻から血が」とかやられると断れなくなってしまう。
花を売りにきた子供が不憫で彼女から花を全部買ってあげる事にしたDuen。
お釣りはいらねぇと言っておきながら「そういうわけにはいかないです」と言われたわけでもないのに「代わりに僕のほっぺたにキスしてよ」と別の物を要求して、評価をさげる。
そしてこれを聞いてたBohn様。
「これは俺の彼氏だから、キスしちゃ駄目」と子供相手に張り合ったあげく、彼の頬にキスをする。
あんた、やっぱりトカゲにかこつけてキスしようとしてたんじゃないの?
この花売りをきっかけにBohn様、新しいイヤガラセ(なのか、好きな子には意地悪しちゃうメンタルなのか)を思いつく。
それは今日から一ヶ月間、貧しい子供から買った花を俺に届けに来ること。
ありえない要求。
ありえない設定。
普通だったらバカバカしすぎて説得力を持たない展開だと思うんですが^^;
Deun君のピュア設定が効いているのか。
「ありえねー」と苦笑して流せてしまう感じになってましたね^^;
というより「ありえない」依頼に、健気に真面目に取り組むDeun君の姿がカワイクもあり、後半の笑いの原動力になっていました。
かぐや姫も真っ青のBohn俺様の無茶な要求を「約束は約束だから(妹談)」という理由で納得して、朝早く起きて、バイクで花売りの子を探し、見つけたと思ったら事故にあい(倒れた時の腰つきが色っぽい^^)誰も指定された場所が判らず右往左往。
1.2倍くらい早送りしてるような常にちょこまかしたDuenさんの動きや、起伏の多いしゃべり方もあって、生真面目な性格が巻き起こすドタバタに思わずニヤニヤしてしまいました。
と、ここまで。
Duenがボケで、Bohnがツッコミ。
2人の会話に勢いがあって漫才っぽいな。という印象です。
そんなBohn俺様とDeunの中の人はこちら。
左がBohn様演じるCooperさん。
右がDeun役のPoyくん。
Cooperさんは一昔前のタイドラマHormonesに出演していたPeachさんを彷彿とさせるビジュアルですね。
世界観を飲み込めちゃえば、中々楽しく見続けられるかもしれないな。
と感じたところで。
待て次号!