サバイなブログ

タイ、韓国のドラマを中心にアジアのドラマや映画を紹介しています。ややBL多め

INNとSUN。その結末?My Dear LoserをBLパートのみで語ってみる

順調に友情(と恋心)を育んできたInnとSun。

Ainamも絡んでウジウジモジモジ、一向に進展する気配のない3人の恋がついに、そして一気に動きだす

My Dear Loser 第7話から第9話までの感想を!

 4話から6話までの感想はこちら

rukacchii.hatenablog.com

 

も・く・じ

SUN、それとなくカミングアウトするの巻

スポーツ大会をきっかけにInnのAinamへの想いに気づいたSun。

それ以降、2人が仲良さそうにしていると胸がざわつく。

 

 

 

さて体育祭が終わって落ち着く間もなく、彼らには次なるイベントが!

それは一泊二日(おそらく)の林間学校

一体いつ彼らは普通の授業をしているんでしょうか?^^

 

電車に揺られボックスシートに座るInn、Sun、Ainamの3人組。

席の関係で気分が悪くなったSUNは、Ainamと席を変わってもらう。

 

にもかかわらずSun少年。

Innの隣に座った途端「曲を聞く?」とイヤフォンを差し出し笑顔を見せる^^

彼はああみえてしれっと腹黒いので、もしや作戦だったりしたのかも^^;

 

惚れた弱みで^^;

まんまとInnの隣の席を譲り渡したAinam。

恋人同士のように一つのイヤフォンを2人でシェアするInnとSunを、複雑な表情で見めます。

これが彼女の心に火をつけたのか!

 

水族館を見学中。

2人きりになれたタイミングを逃すことなく、Ainamはついに自分の想いをSunにぶつける。

 

とはいえ日頃は男勝りなのに恋には内気という男受けする設定を背負ったAinam

かなり時間をかけて言葉を探し、出てきた言葉が ^^

 

「この中の何匹かは誰ともつきあう事なく死んでしまうかもしれないね」

 

この言葉を皮切りに。

彼女は、Sunにパートナーがいるかを尋ね、欲しいと思わないかと問いかける。

言いよどみながらも「パートナーはいないし、欲しいと思っている」と告げるSun。

 

「私、Sunの事が気になってる。知ってるよね?」

「知ってる。でも君は俺にとって友達なんだ、Ainam」

「それって」

「わかってるだろ。俺は他の人とは違ってるんだって。……。

 たぶん。俺は誰ともつきあわずに死んでしまう魚なんだ」 

 

他の人とは違う。

という婉曲的な表現を使って自分のセクシャリティーを表明している所に、リアリティを感じます

このシーン。
Ainamが告白のきっかけに切り出した魚の話に乗っかる形で、Sunが自分の寂しさを吐露します。

Ainamに向けての言葉でありつつ、自分にも言い聞かせるようなつぶやきに、Chimon君の薄口な顔の効果もあってか?

画面から寂しさが染み出してきそうで……。

このドラマの中でも甲乙つけがたい名シーン、そして個人的に大好きなシーンになりました。

ここだけじゃなくMy dear loserは(そして続くOurSkyyのInnSun編も)染みる会話が多かった気がします。

 

 

 

このSunの告白に対して「パートナーは見つからないかもしれないけど、友達は作れるんだよ」と応えるAinam。

決死の告白が失敗に終わった直後に、相手を思いやる言葉をかけられるあたり、彼女は3人の中で一番大人な印象です。

はなからInnには勝機がない感じだ……^^;

 

Inn、残酷な寸止めでSunのキスを阻止するの巻

淡い恋の駆け引きがあっちらこっちらで巻き起こるのが、枕投げとならぶ林間学校のお約束!

この日はこれだけでは終わりません。

 

夜になり何事もなかったかのように星空の元歌って楽しむ3人(とHQBクラブの担任)

空気の読めない子Innが、Ainamをちら見しながら(あまり上手いとはいえない)愛をささやく歌を歌い、少し気まずい雰囲気に。

Ainamは3人を残して部屋に戻っていく。

ちょっぴりガッカリなInn。

 

BL、というかゲイテーマの映画にありがちな半裸でキャッキャと水浴びをする男たち。

という定番シーンを盛り込んだあと、場面は2人並んで床につくシーンへ。

 

この2人、なんで同じベッドに寝てんだろ?

ベッド2人分あったじゃん?

 

って書いてて思って、再度確認してみたところ^^;

ベッドは2つあるんだけど、めっちゃ密着してるという設定ですね。

隙間もないくらいピッタリくっついてます。

まぁ。

だから2人はキングサイズのベッドに一緒に寝ているような感じになり!

Sunが湧き上がる男子の欲求に抗しきれずに、じりっじりっと腕を伸ばしてInnのボディにタッチしてしまうことになるわけです。

眠りが浅いのか、び、敏感なのか。

Innはすぐさま目を覚まし、事態を把握。

かすかに笑みを浮かべます。

 

この微笑みの真意は謎ですが

Sunは「イケる!」と確信。

体ごとInnに近づいていく。

いよいよピントも合わなくなった至近距離。

互いの息すら感じられる距離までにじりよったSunに向かって

 

「俺はAinamが好きなんだ」

 

相手をここまでその気にさせてから言うことではありませんよ^^;

 

ただこの返答で、InnがSunの想いに気づいていた事は伺えます。

なにも考えてないような顔してるのに^^;

 

これだけでも大打撃なのに「友達なんだから手伝ってくれよ」とInnは言う。

惚れた弱みで(今日二度目のフレーズですね)うなづいてしまうSun。 

彼の唇まであと数センチ、という所で阻止されたあげくのこの仕打ち。

Sunは天井を見上げ、涙を流すのでありました。

 

わずか一日で、片思いしている3人のうち、2人までもが玉砕するという展開に。

さすが林間学校。

魔物が住んでいます^^;

 

 

 

IN、すべての問題を先送りするの巻

唯一、想いをつないでいるInnはAinamを落とそうとあの手この手を試みる。

その度に巻き込まれるSun。

Innの言動が理解できない。

Ainamにプレゼントを買うのに渋々つきあわされたSunはついにキレた。

 

「俺がお前をどう思ってるのか知ってるのに、お前には俺への気づかいが全くないよ」

 

林間学校後のInnの心情はちょっとわかりにくいのですが、こんな感じじゃないのかな?

と推測しました。

  1. Sunはどうやら俺の事を友達以上に思ってる
  2. Sunと一緒にいるのは楽しい。
  3. 一緒に買い物いったり、遊んだり、いろんな事を話したい
  4. 俺もSunといるのが好き。
  5. でも俺はゲイじゃない。友達として好き。友達として
  6. だいたい俺はAinamが好きなんだし

この5番目、6番目あたりが自分に対してのごまかしなんじゃないのかな?

ここまでも散々描写されてきたように、Innには自分の事が判らないし、見つめ直すこともしない。

Sunへの気持ちが「恋」だか「友情」だかわからない。

わからないけど、世間的には「男が好き」というのは印象がよくないから、できれば「恋」だとは認めたくない。

だから「女性が好き」だという事を口に出し、行動にも出してみる。

とまぁ、そんな感じじゃないのかな?

と、思いましたけど^^;

よくわからん!

というのが正直なところです^^

 

「ホントのところあんた、あたしよりSunの方が好きでしょ?」

とAinamにも思われていたようで、InnのAinamへのアプローチは見事に失敗に終わります。

「どうして私が好きなの?」と聞かれて「わかんない」というお決まりの答えを返すようでは成就は難しい。

この時にAinamはInnに尋ねます。

 

「たとえば、どんな食べ物が好きか?どんな食べ物が嫌いかを知っている人。たとえば面白い事があった時に話さずにはいられない人。たとえば、一緒にいる時、飾らずに自分でいられる人。あなたにとってそれは私?」

「つまり」

「自分でしっかり考えて欲しいの。自分の本当の気持ちを。そうすれば、あとで後悔しないですむから」

 

言うだけ言って颯爽と帰っていくAinamの漢前っぷりに惚れ惚れします。

この後、InnがSunとの復縁?をせまる流れになるわけですが^^;

この展開に「Ainamが駄目だったから、Sunにした」という印象を(ボクは)持たなかったのは、前述のAinamの問いかけがあるからでしょう。

あの問いかけに、ついに自分の事が判らないおぼっちゃま、Innも、自分を見つめ直す気になったんだと^^

 

こうしてInnとSunはキューピッドAinamの手助けを借りて、2人きりでばったり会うことに。

爽やかかつ前向きな曲がかかる中、2人が和解する展開なので、2人はキレイに丸く収まったように一見見えますが、実のところなにも変わっておりません

 

「わかんない」が口癖の決められない男Inn。

ここに至っても自分たちの関係が「友達」なのか「恋人」なのか、ハッキリさせる必要はないと言い……。

ただ一緒にいて、お前も、俺も幸せなんだからそれでいいんじゃんか?

いよいよ自分たちの関係をハッキリさせなくちゃいけないときが来たら、その時また考えればいい。と言う。

 

すべての問題を先送り^^

 

2人が関係をさらに一歩深い所に持っていくのは3年後。大学生になった彼らを描くOurSkyyに持ち越しとなったのでした。

 

個人的には、この一連の軽妙なやりとりこそ、InnとSunの魅力。

アドリブじゃないか?

と思うほど二人の演技が自然なので、とてもイキイキとしたシーンになっています。

 

本人達は気づいていない様ですが。

お互いが「そばにいる時、飾らない自分でいられる人」なんだ。

というのはこのシーンを見ている僕らには分かります。

 

キスすらしないタイBL界屈指のプラトニックなカップルですけど。

^_^;

 

それは次号のお楽しみ。

に、なるのかな?なったらいいな。

 

というわけで全三回、My dear loserをほぼほぼInnSunのみで語ってみました。

読んでくれた皆さん、ありがとうございます。

 

次回は「Kiss Me AgainをBLパートオンリーで語ってみる」を敢行予定!

rukacchii.hatenablog.com

 

それと。

InSun、おまけエピソードがありました。

rukacchii.hatenablog.com